「美味しんぼ」原作者・雁屋哲氏、ブログで「鼻血ごときで騒いでいる人、発狂するかも」
2014年5月5日6時0分 スポーツ報知
人気漫画「美味しんぼ」に描かれた場面が東京電力福島第1原発事故による風評被害を助長しているとの批判が相次いでいる問題で、原作者の雁屋哲氏が4日、騒動後初めてブログを更新、「鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない」などと記述した。
漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の掲載作品では、原発取材を終えた主人公の山岡士郎らが鼻血を出したり、疲労感を訴える場面を描写。雁屋氏は12日発売予定の続編について「私に好意的だった人も背を向けるかも知れない」、「真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘(うそ)を書けというのか」などと記載した。
同誌編集部は19日発売号で原発問題に詳しい専門家らから聞いた話を3ページ以上掲載するとしている。