鶴竜、イマイチ 連合稽古で稀勢の里に負け越し
2014年5月5日6時0分 スポーツ報知
大相撲夏場所(11日初日・両国国技館)に新横綱として臨む鶴竜(28)=井筒=が4日、東京・江東区の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加した。だが、大関・稀勢の里(27)=田子ノ浦=に7勝8敗と負け越すなど、今ひとつの内容だった。
鶴竜は右大胸筋断裂の影響が残る大関・琴奨菊(30)=佐渡ケ嶽=には2勝1敗だったが、稀勢の里には一気に持って行かれる場面もあった。新横綱は「ちょっと疲れはあると思う。だいぶ良くはなってきたと思いますけど」と振り返った。
ここ数日は疲労で出稽古を中止するなど、慣れない横綱生活に戸惑っている様子。「ずっと気が張っていて、巡業が終わってホッとして疲れが出たのかな…。でも、けがではないので。これから上げていければ」。残り1週間は急ピッチ調整で進めていく。