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小型店の出店相次ぐ 高齢化に対応
5月3日 13時23分

小型店の出店相次ぐ 高齢化に対応
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自宅から近い店で買い物をしたいという高齢者の需要が高まっていることなどから、流通業界では、全国に小型店を出店する動きが広がっています。

このうち大手デパートの「三越伊勢丹」は、売り場面積がコンビニエンスストアの3倍ほどの小型店の出店を増やし、今後3年から5年かけて、現在の2倍の150店に拡大する計画です。
小型店では、衣料品や雑貨、それに菓子など、デパートで人気の高い品ぞろえに限定し、中心部の大型店になかなか足を運ぶことができない高齢者などをターゲットにしています。
三越伊勢丹の小型店担当の三宅錦一郎部長は「都市部の大型店でただ待っているのではなく、客との接点を増やすことで売り上げの拡大につなげたい」と話しています。
また、流通大手の「イオン」は、首都圏を中心に、現在およそ460店ある小型のスーパーを、今後3年かけて2倍の1000店規模に拡大する計画です。
消費者の高齢化に伴って、住宅地に近いコンビニが売り上げを伸ばしていることから、大型店を重視してきたデパートやスーパーの間でも小型店を強化する動きが一段と広がりそうです。

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