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04 May 2014 09:40

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<ピーチ>那覇空港で着陸を緊急回避 乗客乗員にけがなし

毎日新聞 4月29日(火)12時31分配信

 28日午前11時45分ごろ、新石垣発那覇行きのピーチ・アビエーション252便(エアバスA320−214型)が着陸する際、対地接近警報装置が作動したため、機首を上げる緊急の回避操作をし約20分後に着陸し直した。乗客53人、乗員6人にけがはなく、機体に損傷もなかった。

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 国土交通省によると、同機は通常より約4キロ遠い空港の北約10キロ手前から降下を開始。装置の作動時は、空港から約7キロの海上で高度約100メートルと、通常より約200メートル低かった。国交省は同社から「男性機長(45)が(降下開始時に)航空管制官から指示を受けたと勘違いした」と報告を受けたという。

 同省は事故につながる恐れのある重大インシデントに認定。運輸安全委員会が航空事故調査官を派遣した。【狩野智彦】

最終更新:4月29日(火)13時36分

毎日新聞