楽天Edyでは、おサイフケータイ対応のスマホがあればそれを、楽天Edy用の決済端末として利用可能になるサービスを2014年4月18日付で開始したようです。
事業者は楽天Edyと加盟店契約したうえで、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードすれば、そのままEdyの決済端末として利用できる。決済処理はTFペイメントサービスのクラウドサービス「Thincacloud」(シンカクラウド、関連記事)を通して行う。
これなら小売店などの経営者が、楽天Edy決済を気軽に導入可能。PayPal Hereやスクエア、Coineyなどのクレジットカード用モバイル決済サービスの、電子マネー版だと言えるでしょう。
楽天Edyのみ決済可能だと弱い:
とはいえ、下記引用部分のように、このサービスでは楽天Edy以外の電子マネー決済は出来ないため、普及自体は限られたものになると思います。
一方、EdyやSuica(スイカ)など非接触IC電子マネーの決済には、専用端末が使われてきた。もともと国内で販売されているAndroidスマートフォンは非接触IC(FeliCa/NFC)のリーダー/ライター機能を内蔵しているものが多い。楽天EdyとTFペイメントサービスが始めた新方式は、別途のカードリーダーを取り付ける必要がない点や、カードをタッチするだけで決済が完了する簡便さなどでメリットがあり、今後広まる可能性がある。
楽天Edyが旗振りをして、QUICPayやiDといった決済まで、1つのスマホで出来るようになれば理想なんですけどね。
将来はスマホ1台ですべて決済可能に?
以上、おサイフケータイ対応のスマホがあれば、楽天Edy用の決済端末として利用可能に…というニュースでした。
将来的には専用の決済端末などなくても、クレジットカードや電子マネーが全て、スマホ1台で決済できる時代になっていくと思います。更なる進化に期待しましょう!