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【スポーツ】<首都スポ>東大ワースト71連敗2014年5月4日 紙面から
◇東京六大学野球第4週<第1日>(3日・神宮) 東大が早大に0−11で敗れ、2つの引き分けを挟む連敗が71に伸び、リーグワースト記録を更新した。東大は2010年10月の秋季リーグで斎藤佑樹投手(現日本ハム)が先発した早大から挙げたのを最後に白星がなく、現役選手は勝利を経験していない。1925年のリーグ創設以来の通算成績は244勝1545敗55分け。4月20日の慶大戦に敗れ、87年秋から90年秋にかけて自らつくった70連敗に並んでいた。 リーグの連敗記録を更新した試合は内容も今季ワーストだった。東大は、早大・有原の150キロを越す速球と変化球に翻弄(ほんろう)され、逆にエース辰亥(たつい)は5失点。チーム3安打のうち2本を放った初馬も「これまでにないぐらい力の差を見せつけられました」と完敗の悔しさをかみしめた。 投手陣が踏ん張って先制するというシナリオはあっけなく崩れた。有原対策に155キロの打撃マシンで目慣らしした成果はあったが、ヒットゾーンには飛ばせない。カンフル剤に1年生2人を代打に送ったのも不発。投手陣は、2本塁打を含む7長打を浴び今季最多タイの11点差。5戦目で4度目の完封負け。この71連敗中の完封も38度目となり“完封率”は5割2分1厘になった。 今季は完敗続きだが、71連敗中には勝てそうな試合もあった。昨秋の立大1回戦は9回に2点差を追いついたが延長で競り負け。2012年秋の慶大1回戦では7回に5点を奪い大逆転、あと2イニングだったが追いつかれ引き分けた。スタンドで応援した前主将の黒沢俊哉さん(東大大学院在学)は「節目となってしまったが、彼らだけのせいではない。勝っておけばという試合もあった、ぼくらの責任もある」とエールを送った。 表情に険しさが増した浜田一志監督(49)は「ひとこと悔しいです。ここまで野球の神様に認めていただけないとはと思うが、自分たちのしてきたことを信じて努力を重ねていきます」と前を向いた。連敗脱出には先制攻撃しかない。2回戦では、昨年9月の早大2回戦の初回2得点以来となる先制を目指す。 (小原栄二) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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