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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】川崎サポーター 大久保の代表入り後押し2014年5月4日 紙面から ◇J1第11節 川崎2−0甲府
日本代表のザッケローニ監督が視察に訪れた一戦。逆転でワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表メンバー入りを狙うFW大久保を、川崎サポーターが粋な計らいで後押しした。 「Caro ZAC Veda la nostra KAWASAKI veda I nostri eroi(親愛なるザック。われわれ川崎のヒーローたちを見てほしい)」。イタリア語で記した横断幕を2階席に掲げ、代表指揮官に猛プッシュした。 昨季から御前試合で7戦7発だった大久保。だが、この日もアピール弾とはならなかった。「暑さというより、連戦の疲れで、足が動かなかった」。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程で、3週連続で週2回ペースで試合をこなし、この19日間で6試合目。勝利が決まると、疲れ果てた大久保はピッチに座り込んだ。 疲労に加え、同じくW杯メンバー入りを狙う司令塔のMF中村が右足首の負傷で欠場。「憲剛さんがいないから、下がって攻撃をつくることも考えた」と、大久保は司令塔の役目もこなした。 0−0で迎えた前半24分には、大島の浮き球でペナルティーエリア右へ抜け出し、GKと1対1になった。だが、右足の股抜きシュートは、GKのかかとに当たって決まらず。不発に終わったが、それでも「今日だけ決めればいいものでもない。積み重ねだから。今日は勝ったことが一番」と勝利を素直に喜んだ。 「(思いが)届けばいいね。発表までの2試合とは言わず、リーグ中断まで悲観せずにやりたい」。サポーターの願いに応えるためにも、大久保は持てる力のすべてを出して、12日の代表発表を待つ。 (相原俊之) PR情報
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