「前歯でかじりつく料理」が食事中の子どもを暴れん坊にする可能性あり：研究結果
子どもが食事中にお行儀よくしてくれなくて困ったことはありませんか？ その原因はもしかしたら、前歯でかじりつかないと食べられないような料理にあるかもしれないということが、最近の研究で明らかになっています。
これは、Cornell Food and Brand LabのBrian Wansink教授による6才から10才の子どもたちを被験者とした実験の研究結果で、Eating Behaviorsという論文誌で発表されました。
前歯でかじりついて鶏の脚や軸つきのトウモロコシやリンゴを食べていた子どもたちは、一口サイズに切られて口の中で噛んで食べていた子どもたちに比べて、2倍も親の言うことをきかず、口の中で噛んで食べていた子どもたちに対して2倍も攻撃的でした。
Wansink教授は次のように言います。
前歯でかじりつかないと食べれないとき、子どもたちはより乱暴になりがちです。親御さんに申し上げたいのは、「子どもと静かにリラックスして食事をしたいなら、料理を一口大に刻んであげましょう」ということです。
かじりつくことと口の中で噛むことには方程式があるようです。研究者にとって、一口サイズに切ってあって子どもたちが口の中で噛んで食べる料理は子どもたちを攻撃的にさせにくく、子どもたちが前歯でかじりついて食べる料理は子どもたちをお行儀悪くさせるということです。
Biting into Whole Foods can Make Children Rowdy｜Cornell Food and Brand Lab via ScienceDaily
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