ガスボンベ爆発:駐在所窓にひび 模倣犯か 北海道・石狩
毎日新聞 2014年05月04日 11時15分(最終更新 05月04日 12時46分)
4日午前8時半ごろ、北海道石狩市親船町、道警札幌北署石狩駐在所で、窓ガラスにひび(約20センチ)が入っているのを駐在所の男性警部補が発見した。近くに破裂したカセットこんろ用ガスボンベ1本と溶けた着火剤十数個が散乱していた。同署管内では今年1月から、警察関連施設などでガスボンベの爆発事件が相次ぎ、道警は官舎の事件で札幌市内の無職の女(51)を激発物破裂容疑で逮捕している。同署は事件を模倣した器物損壊事件とみて捜査している。
同署によると、半透明のポリ袋の切れ端も複数あり、着火剤を同封してガスボンベを破裂させ、窓ガラスを損壊させたとみられる。
近くに住む女性(80)は、「4日未明に破裂音を1回聞き、目が覚めた。自分の家の近くでこんなことが起きるなんて」と不安そうに話した。【遠藤修平、三股智子】