北川景子、自身を「腹黒い」と語る真意とは?
オリコン 5月4日(日)9時10分配信
ツンデレお嬢様、腹黒女教師――フォトジェニックな容姿とオトコっぽい(!?)サバサバした性格が、ドラマで人気を博しているその役柄のイメージにピッタリの北川景子。そんな役のひとつである『悪夢ちゃん』の“腹黒い”武戸井彩未先生は、プライベートの自分に似ていると語っている。そこで北川に、自身の腹黒さを聞いてみた。
インタビュー撮り下ろし&『悪夢ちゃん The 夢ovie』劇中写真
言いたいことをズバズバと言い放ち、怒鳴ったり教卓を倒したりと、まっすぐな愛情を子どもたちにストレートにぶつける彩未先生。そんな役柄のオファーを受けたときのことを聞いてみると、北川は「うれしかった」と語る。
「それまではカワイイとかキレイとかそういうヒロインが多かったですし、ちょうど違う役も演じたいなと思っていた時期でもあったので。はっきりと自分の意見を主張する役は楽しみでもありました」
“演じる役を変えたい”という気持ちのなかには、それまでの自分自身を変えたい気持ちも含まれるのだろうか。
「プライベートはもともと彩未先生みたいな感じで、昔も今もぜんぜん変わっていないです。『変えたい』というのは、いただく役のことですね。もう少し振りきる役とか人間の本質を突いた役とか、ヘアメイクや衣裳で可愛く着飾るのではない役をやりたかったんです。ニコニコしていない役というだけで楽しかったです(笑)」
「プライベートは彩未先生みたい」をもう少し掘り下げると――。
「今回の『悪夢ちゃん The 夢ovie』の脚本はとても素晴らしかったというだけでなく、読んでいて共感できない部分がひとつもなかったんです。自分も彩未先生の立場だったらそう言うだろうなと思うセリフやシチュエーションばかりでした。それは自分と近いということでもあると思うんです」
彩未先生は、とくにドラマの前半のほうで腹黒い部分もある。そこも自身に近い?
「私、腹黒いですよ(笑)。でも、人ってみんなそうなんじゃないかなって思うんですよね。たとえば、家を一歩出たらみんな表の顔になる。私はわりと本音で話をしたりするほうですけど、それでも目上の方と話すときの自分、後輩と話すときの自分は違うし、相手によって切り替えようと思っているわけではなくてもキャラを変えている。ああ、人間って多面体なんだなって。そういうのを彩未先生は隠さずそのまま出していて、それが似ているんです。媚びないところは、うん……似ていますね(笑)」
思っていることを正直に伝えるところには、そのひとの優しさがある。彩未先生は口は悪いが、子どもたちのことを常にいちばんに考えている。
「正義感に駆られちゃうんです。腹黒いというのは1〜2話あたりの話で。ドラマの頃から言っていることですが、彩未先生は実は腹黒くはないんですよね……。どちらかというと人間らしくてまっすぐな人なんじゃないかなって思って演じていました。私自身も良くも悪くも真っ直ぐなので似ているのかなって思うし。演じてきた役はどの役も好きだけれど、彩未先生はより自分に近いものを感じた役です」
ドラマだけでなく映画化もされた同作で、その個性的なキャラクターは実は誰からも愛されている。
最終更新:5月4日(日)9時10分
Yahoo!ニュース関連記事
- 北川景子、腹黒は「本当です」(スポーツ報知)7時3分
- “腹黒”北川景子、手紙に涙なし「『泣いた』って書かれるから」(サンケイスポーツ)7時0分
- 北川景子、教え子からの手紙に感激するも「やっぱり、私は泣かない!」とキッパリ宣言写真(Movie Walker)3日(土)13時36分
- 北川景子、「やっぱり私は泣かない」写真(モデルプレス)3日(土)13時0分
- 幼少時代は病弱だったGACKTの心を震わせた言葉とは?写真(シネマトゥデイ)2日(金)10時22分
WEBで話題の関連記事
※Buzzは自動抽出された記事です。
読み込み中…