小保方氏、改ざん定義改めて要求

2014年5月4日6時0分  スポーツ報知

 STAP細胞の論文問題で、再調査するか審査中の理化学研究所(理研)調査委員会に対し、理研の小保方晴子氏(30)の代理人を務める三木秀夫弁護士は3日、「決して二重基準での処理がないよう、研究不正とされる『改ざん』の定義の明確化をあらためて求める」と表明した。

 三木弁護士はこの日、委員の田賀哲也東京医科歯科大教授の過去の論文に指摘された画像の切り貼りなどの疑いに関し、大学が2日、不正はなかったと調査結果を出したことについて、取材対応はなかったものの「若干の所感」とのタイトルの書面でコメントした。

 三木弁護士は、詳細は把握していないとした上で「STAP論文は許されず、田賀論文は許されるとすれば、画像切り貼りや引き伸ばしについて許される場合と許されない場合があることになる」と主張を展開した。

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