ヒィッ
「1日でなんとかしてよ、すでにあるものを真似るだけだから簡単でしょ」
「10万人のサービスなんて広告打てばすぐだよ」
「サーバ担当?実際何もやってないんじゃない?」
「ピクセルの色明るくするだけじゃん。今はツールが発達してるからちょちょいのちょいでしょ」
「ボタンのクリックを0.3秒ぐらい早くしてくれないかな、今すぐ。」
「2日でできないのそれ?X社はすでにその製品作ってるよ?何やってるの君。」
時間の経過
- 3ヶ月でだいたい、やりたいことが見えてきて手の付け方がわかってくる
- 1年経ってチームの動かし方を知り始める
- 2年経っておっきい年単位のイテレーションが2回回ってるので比較できるようになる
- 3年経って世の中の流れの波が切り替わる時期を迎え、転機を迎える
- 5年経ってメンバーが抜けたり入ったりして入れ替わりがはいり、文化が変わる
- 7年経って、世間も会社も市場もふた回りしたので、以前の姿を比較することができるようになる
...というのは妄想ではあるのだけど、
「育てる」っていう気概がなければ何も成し遂げられない。
1000万出資してもらってあれこれやるとかいいんだけど、
金さえあればなんでもいけちゃうなんてことはないし、
1年で世間に浸透して人口の5%が知ってるサービスを作るなんてキビシイ。
継続してやり続けていく、走り続けることを考えられないと難しい。
宝くじや万馬券当てるわけじゃないので、いきなり人生かわった!俺変わった!みたいな体験なんて無理だ。