昔、銀行の最終面接を辞退したら30分ぐらい採用担当者(人事)に文句を言われた話

 冒頭にあるツイートの記事ですが、思いの外RTさてたのでちょっと書いてみようかと。ツイートのリンク記事は採用担当者がネットで炎上することを想定せずに学生に罵倒するとそのうちえらいことになるぞというご指摘なのですが、以下の記事の通り自分も選考中に辞退をしたらそれなりに文句を言われた経験があります。

内定辞退で「人事が罵倒」は実在する 「お前なめてんのか」「謝りに来たら骨折させる」
http://blogos.com/article/85648/

人事の方から文句を言われた内容

 自分は銀行の最終面接を辞退したわけなのですが、その銀行はすべり止めといいますかどこも就職できなかった時のために面接を受けていました。しかしながら最終面接の連絡が他に同じ銀行を受けていた友人よりも遅くご縁がなかったのかということと他の会社に内定を頂いたためにすっかり関心がなくなっていたところに銀行の人事担当者から最終面接の連絡がありました。

 お互い時間の無駄になると思ったので最終面接を辞退したところ、約30分ほど人事の方からご説教を頂きました。内容は何点かあるので以下にピックアップさせてもらいました。

その1:就活とは恋愛である

「就活とは恋愛のようなものです。途中で浮気をしていたと聞かされたら怒るのも当たり前ではないでしょうか?」とどこかで言ってそうな就活=恋愛論の押し付けをされました。

その2:君は第一志望といっていたはず

「君は当行が第一志望と入っていたからその前提で準備を進めていたのに〜」とのこと。まあ嘘をついて申し訳ないんですが、そんなの面接で第一志望と言っておかないと内定くれるとこ少ないでしょ。

その3:コストがかかってるんだぞ

「君を採用するためにたくさんのコストがかかってるんです」これは上記のBLOGOSの記事の通りですが、採用活動にコストがかかるのは分かってますけど、内定辞退や面接辞退がある前提で予算組んでないのか。

別れ際ほど潔く

 大学の友人や先輩もあそこの人事はどうたらこうたらと文句を言っているのはよく聞いていました。自分の就活の時代はTwitter等はなくmixiぐらいでしたが自分の時代もTwitterがあれば冒頭の記事のご指摘のようにたくさんの炎上が起きてたような気がします。

 そのような時代に生きたことがない人が自分の生きてた時代の就活という視点で採用活動をやっているのでしたら大変危険なんじゃないのかなと。

 辞退者が出ると上司からの圧力もありストレスが溜まって大変なのかなとは思いますが、先ほどの人事の方の就活=恋愛論じゃないですが(笑)、別れ際ほど潔くして、学生に文句たれてる暇があったら新しい人材を探す時間に使ったほうが懸命だと思いました。