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ロシア依存の低減を G7エネルギー相議論へ5月4日 4時47分
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ウクライナ情勢を巡って欧米とロシアの対立が深まるなか、G7=先進7か国のエネルギー担当相の会合が5日からローマで開かれ、ロシアへのエネルギー依存を減らすための方策について議論することにしています。
G7のエネルギー担当相会合はウクライナ情勢の緊迫化を受けてロシアにエネルギー供給を依存するヨーロッパ各国などが危機感を強めた結果、5日から2日間、ローマで開かれることになり、日本からは茂木経済産業大臣が出席します。
EUは天然ガスの輸入の30%近くをロシアに依存し、このうち、およそ60%がウクライナを経由しているため、ロシアとウクライナが対立した2006年と2009年にはヨーロッパへのガス供給が停止しました。
このため会合では、アメリカや中東などロシア以外からの天然ガスの輸入を増やして調達先を分散させることや、東ヨーロッパを中心に豊富な埋蔵量があるとされるシェールガスを採掘するため、すでに開発を進めているアメリカが技術協力を行うことなど、ロシアへのエネルギー依存を減らす方策について議論することにしています。各国は会合での議論の成果を取りまとめG7の共同宣言として発表することにしています。
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