9時になりました。
ニュースをお伝えします。
低気圧と前線の影響で、西日本の太平洋側と東海地方では、大気の状態が不安定になり、雨が強まっています。
あすにかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は川の増水や落雷、突風に十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、四国沖には前線を伴った低気圧があり、西日本から東海にかけての太平洋側を中心に、大気の状態が不安定になって、局地的に雨が強まっています。
午前8時までの1時間に、高知県の室戸岬で21.5ミリの強い雨を観測したほか、高知県室戸市の佐喜浜で18ミリのやや強い雨を観測しました。
前線はゆっくりと東北東に移動し、西日本の太平洋側ではこれからあすにかけて、東海ではあすから、雷を伴って激しい雨が降り、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、四国、近畿、東海で250ミリと予想され、東海では低気圧や前線の動きが遅いことから、あすの朝以降、雨量はさらに増える見込みです。
関東ではあすからあさってにかけて、大気の状態が不安定になり、落雷や突風のおそれがあります。
気象庁は川の増水や低い土地の浸水、落雷、突風に十分注意し、レジャーなどの際には、最新の情報を確認するよう呼びかけています。
日本、中国、韓国の3か国は、来月、カザフスタンで行われる国際会議に合わせて、2年ぶりに財務相・中央銀行総裁会議を開催する方向で最終的な調整を進めていることが分かりました。
日中韓の財務相会議は、ほぼ毎年、アジア開発銀行の総会に合わせて開かれており、おととしには中央銀行総裁も参加しました。
ただ去年は、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題や、閣僚の靖国神社参拝を巡って、関係悪化が懸念される中、直前に取りやめになりました。
関係者によりますと、今回はカザフスタンのアスタナで開かれるアジア開発銀行の総会の前日の来月3日に、日中韓の財務相・中央銀行総裁会議を開催する方向で、最終的な調整が進められているということです。
会議では、3か国の最近の経済情勢や、ASEAN・東南アジア諸国連合と進めている、経済危機に備えた金融協力の強化策などについて議論するものと見られます。
会議が実現すれば2年ぶりとなり、冷え込んでいる日中や日韓の関係改善につながることも期待されるだけに、開催に向けた調整の行方が注目されます。
お伝えしていますように、低気圧と前線の影響で、西日本の太平洋側と東海地方では、大気の状態が不安定になり、雨が強まっています。
あすにかけて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は川の増水や落雷、突風に十分注意するよう呼びかけています。
では全国の天気、雲の動きです。
西日本から東日本は、前線や低気圧の雲に広く覆われています。
四国から東海付近では、局地的に雨雲が発達しています。
きょうの天気です。
西日本から東日本は広く雨が降るでしょう。
四国から近畿では、局地的に非常に激しい雨が降り、落雷や突風にも注意が必要です。
関東は一時的に雨の降る所が多いでしょう。
北日本では広く晴れる見込みです。
予想最高気温です。
15度から20度くらいの所が多いでしょう。
仙台はきのうより8度低い14度で、4月上旬並みの予想です。
東京はきのうより2度低い21度で、平年並みに戻りそうです。
2014/04/29(火) 09:00〜09:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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