(拍手)心に残る名曲をオーケストラの演奏に乗せてお送りする「歌謡チャリティーコンサート」司会の内藤剛志でございます。
(拍手)NHKアナウンサーの久保田祐佳です。
(2人)よろしくお願いいたします。
今回の「歌謡チャリティーコンサート」は埼玉県川口市からお送りします。
内藤さんは俳優として大活躍でいらっしゃいますけれども音楽も実はプロ級と伺いました。
これ全国放送です。
大丈夫ですか?そんな。
趣味程度なんですけどただ子供の頃大人になったらミュージシャンになりたいと思ってたのは本当です。
その音楽に連れられて俳優という場所まで来たというのは音楽のおかげだと思っていますのでこういうイベントに呼んで頂くのは本当に光栄に思っております。
(拍手)さて「歌謡チャリティーコンサート」では会場の皆様から頂いた入場料の収益によりNHK厚生文化事業団を通じて埼玉県内の福祉施設に車いす付き介護浴槽を贈呈いたします。
皆様ご協力ありがとうございました。
(拍手)それでは五木ひろしさん皆さんを代表してひと言お願いします。
私たちの歌が皆様の少しでもお役に立てる。
それを考えますと本当に歌っていてよかったなと改めて幸せを感じます。
今日は力いっぱい頑張って歌います。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみ下さい。
(拍手)それでは早速オーケストラの演奏に乗せた名曲の数々をお送りいたしましょう。
まずは坂本冬美さん「夜桜お七」水森かおりさん「熊野古道」そして秋川雅史さん「千の風になって」。
3曲続けてどうぞ。
(拍手)
(拍手)
(拍手)
(拍手)すばらしい。
いや〜内藤さんオーケストラで聴く名曲いかがでしょうか?すばらしいですね。
70名の方がここで今音を作ってですねこの音楽というのは一瞬で消えていくわけですよね。
この分厚さというか温かさというか…。
今夜かぎりのステージをお楽しみ頂きたいと思います。
それではここで演奏の皆さんをご紹介いたしましょう。
東京ニューシティ管弦楽団の皆さん。
指揮は藤野浩一さんです。
(拍手)さあ続いては今大きな注目を集めている若手女優のこの方にご登場頂きましょう。
高畑充希さんですどうぞ。
充希ちゃん。
こんばんはお願いします。
連続テレビ小説「ごちそうさん」。
高畑充希さんは主人公め以子の義理の妹役を演じました。
ごちそうさんでした。
はい!女優だけでなく歌手としても活躍する高畑さん。
ドラマでは伸びやかな歌声が話題を呼びました。
・「うま介印の焼氷!!うま介印の焼氷!!」
(拍手)ドラマ大勢の方に見て頂きましたけれども撮影現場の雰囲気はどんな感じだったんでしょうか?ほんとに皆さん仲よくて和気あいあいという感じでおいしいものもたくさんあったので。
おいしいものたくさん食べましたか?たくさん食べました。
気になりますよね本当に食べてるのかどうか。
全部食べてます。
高畑さんのデビュー作が山口百恵さんの名曲を集めたミュージカルだったんですよね。
充希ちゃんの世代から見るとどういうイメージなんですか?百恵さんは私が物心ついた時には引退されてたので映像とか音でしか聴いた事がなくて何て言ったらいいんでしょう。
絶対揺るがない感じとつついたらパリンって言いそうな壊れそうな…。
強さと繊細な感じという矛盾してるものが一緒にあるような感じですか?何か引きつけられてしまいます。
今夜はその山口百恵さんの「いい日旅立ち」を歌って頂きます。
それでは歌のご準備をお願いいたします。
はいお願いします。
(拍手)楽しみです。
是非見てみたいです。
それでは聴いて頂きましょう。
高畑充希さんで「いい日旅立ち」。
(拍手)・「あなたの燃える手で」・「あたしを抱きしめて」越路吹雪さんが歌った「愛の讃歌」。
この甘く官能的な詞を書いたのは昭和を代表する作詞家…去年10月97歳でその生涯を閉じました。
岩谷さんは洗練された言葉で愛の世界を描き数々のヒット曲を生み出しました。
今夜は岩谷さんが残した名曲の数々をお楽しみ頂きましょう。
(拍手)
(拍手)
(拍手)さて岩谷時子さんの作品といえばこの方の歌を忘れるわけにはいきません。
加山雄三さんです。
どうぞ。
(拍手)
(3人)よろしくお願いします。
加山さん今月喜寿を迎えられたんですね。
おめでとうございます。
もう喜寿になっちゃいましたよ。
77歳ですよ。
(拍手)加山さん「変わらないじゃないですか」と言うと怒るんですよ。
変わらないじゃないですか。
いや変わってますよ。
ものすごい変わってるんだけどずっと続けて見てるから少しずつ変わってるのが分かんない。
これまでの加山さんの音楽活動に欠かせない存在が岩谷時子さんでいらっしゃって。
まさにそのとおりでございます。
お二人で作られた曲には「君といつまでも」「お嫁においで」「海その愛」をはじめとして本当に数多くのヒット曲がおありなんですよね。
加山さんにとって岩谷さんってどんな存在だったんですか?非常にね清楚な感じでございましたね。
優しい方でね。
そばにいるだけでこっちがちょっと照れるぐらいね気持ちがものすごい若いし子供のようなところがあるんです。
純粋というのかな。
それに触れるとねこっちまで申し訳ないけど一緒になって純粋になりたくなっちゃうというかね。
そういう両方で音と詞でもって影響し合ってできてきたというのが僕の気持ちです。
そんな岩谷さんの…。
はい。
岩谷さんが亡くなる7年前のインタビューで加山さんの第一印象についてこんなふうにお話しになっていらっしゃるんです。
(拍手)岩谷さんがこうおっしゃってますが…。
もし岩谷さんにお会いしてなかったら今の僕はありません。
すばらしい歌がたくさんありますからね。
今夜は岩谷時子さんと加山雄三さんが生み出した名曲「海その愛」を歌って頂きます。
僕から言うのあれですけど加山さんそのもののような感じがするんですこの詞はね。
やっぱり海は好きですからね。
すばらしいです。
それでは歌のご準備をお願いいたします。
(拍手)加山雄三さんと岩谷時子さんの名コンビが生み出した永遠の名曲です。
「海その愛」。
(拍手)何かガソリンを注入された感じがします。
パワーを。
すごい馬力。
僕どんな時お会いしても…もう30年以上のおつきあいになりますけどいつも全然分け隔てなく先ほどみたいに話して頂いてうれしくてしょうがないんですよいつも。
続いては19年前に発表されてここ数年も常にカラオケランキングで上位に入っている人気の曲をお届けいたします。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ曲高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」です。
(拍手)
(拍手)続いては美しい日本の旅情を描いた歌をお送りいたします。
伍代夏子さん藤あや子さんです。
(一同)よろしくお願いします。
(拍手)大型連休でご旅行に出かける方も多いかと思うんですけれどもこの春から初夏にかけての旅って気持ちがいいですよね〜。
そうですね。
海でも山でもなんですけどお花とか緑がとってもカラフルできれいで景色がいいですよね。
そして藤さんのふるさとの秋田県は桜が見頃になりますよね。
ちょうどふるさと角館は桜の名所でして桜が満開になるとようやくこの長い冬が終わったんだ春になったんだって実感します。
また食べ物がね〜うめぇべ。
山のもの海のもの…皆さん遊びに来てたんへ。
(拍手)いいですね〜。
それでは歌で巡る日本の旅情美しい風景に思いをはせながらお聴き下さい。
伍代夏子さんで「鳴門海峡」デューク・エイセスの皆さんには「女ひとり」藤あや子さんには「あや子のお国自慢だよ〜がんばろな東北!!〜」3曲続けてどうぞ。
(拍手)
(拍手)
(拍手)がんばろな日本!
(拍手)「歌謡チャリティーコンサート」続いては一青窈さんに「ハナミズキ」を歌って頂きます。
この歌は2001年アメリカで起きた同時多発テロをきっかけに一青さんが作詞しました。
一青さんは当初戦いが続く世の中よりも花を贈り合う世の中にしたいという願いを込めたそうです。
あの日から13年の年月が流れ世界も日本もいくつもの困難に直面してきました。
そしてどんな時もこの曲は私たちの心に光をともし続けてきました。
一青窈さん「ハナミズキ」。
(拍手)ありがとうございました。
(拍手)ありがとうございます。
そしてすばらしい演奏を聴かせて頂いてほんとに心が熱くなってますけれども歌というのは「3分間のドラマ」とも言いますね。
この短い3分間の間に豊かなストーリー豊かな色合いを表す事ができる歌手の皆様の力そして音楽の力というのは本当にすごいと思います。
僕は俳優部ですからちょっとその辺り嫉妬したりもします。
僕はね俳優を目指して二十歳からやってきまして40年になるんです。
大きな挫折もなくほんとにラッキーな事にここまでやってまいりました。
ただ僕仕事の現場で一つだけ守ってる事がありましてねたくさんの人とやるんですねドラマを作ったり映画を作るって事はいろんな方がいらっしゃいます。
相手役だったりあるいはスタッフの皆さんがいますよね。
「彼女は今どう思ってるかな」ってその人の立場になってちょっとでも考える事ができたら。
そういうふうに思ってやってきました。
そうするとスムーズに場所が動き始めてきっとその結果はいいものにつながると信じています。
これは日常生活というかプライベートでもそうで家族といる時そして友達といる時も僕はそうしてます。
「今彼はどう思ったかな」一瞬だけその立場に立ってそっち側から見てみる。
自分の家族もそうですね。
そうする事によって空気が緩んできてその先には絆というものが生まれるような気がするんですね。
少しだけでも相手の立場に立ってみる。
そうすると争い事って僕は少し減ると思うんですね。
もしかしたら僕演じるという事もそうなのかもしれませんね。
その役がありますよねその役の人生を想像してみる。
そうする事によって僕は演じる事ができるのかもしれませんね。
さあ次の歌は一人一人それぞれの人生をたたえ優しく包み込んでくれる一曲です。
「愛燦燦」夏川りみさんです。
(拍手)
(拍手)夏川りみさん「愛燦燦」でした。
「人生って嬉しいものですね」ってあるじゃないですか。
僕ね「嬉しいものですね」って何か相手に語りかけてる感じがしませんか?それはそこには何か「ありがとう」という言葉も入ってるような気がするんですね。
必ず人は誰かと生きなきゃいけないっていうか。
さあお送りしてまいりました「歌謡チャリティーコンサート」もいよいよ大詰めです。
続いては五木ひろしさんの登場です。
歌って頂きましょう。
「追憶」です。
(拍手)
(拍手)埼玉県川口市からお送りしてまいりました「歌謡チャリティーコンサート」お別れの時間です。
このチャリティーコンサートへの趣旨に賛同して下さった歌手の皆様オーケストラの皆さんすばらしい演奏ありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは…。
(内藤久保田)さようなら。
(拍手)2014/04/29(火) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
歌謡チャリティーコンサート「埼玉県・川口市」[字]
歌謡チャリティコンサート 出演:五木ひろし、加山雄三、クミコ、伍代夏子、今陽子、坂本冬美、高橋洋子、高畑充希、夏川りみ、一青窈、藤あや子、水森かおり ほか
詳細情報
番組内容
名曲をオーケストラで。坂本冬美「夜桜お七」、水森かおり「熊野古道」、秋川雅史「千の風になって」、高畑充希「いい日旅立ち」、今陽子「恋の季節」、松原健之「夜明けの唄」、クミコ「サン・トワ・マミー」、加山雄三「海その愛」、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」、伍代夏子「鳴門海峡」、デューク・エイセス「女ひとり」、藤あや子「あや子のお国自慢だよ」、一青窈「ハナミズキ」、夏川りみ「愛燦燦」、五木ひろし「追憶」
出演者
【出演】秋川雅史,五木ひろし,加山雄三,クミコ,伍代夏子,今陽子,坂本冬美,高橋洋子,高畑充希,デュークエイセス,夏川りみ,一青窈,藤あや子,松原健之,水森かおり,【司会】内藤剛志,久保田祐佳ほか
ジャンル :
音楽 – 歌謡曲・演歌
音楽 – ライブ・コンサート
音楽 – 国内ロック・ポップス
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