ANNニュース 2014.04.30

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫船員らが脱出したあとも生徒らは恐怖の中で助けを待っていました。
韓国の客船沈没事故で船内の様子を捉えた新たな映像です。
死亡した女子高校生の携帯電話には船員らが脱出したあとも救助を待ちながら不安に駆られる高校生たちの姿が記録されていました。
≫撮影は船員たちが脱出したあとの午前9時37分から始まりました。
≫沈没直前の船内放送ではライフベスト着用の指示があったものの海に飛び込めという指示は出されていませんでした。
そして、事故発生直後の海洋警察の救助活動で問題点が次々に明らかになってきています。
捜索の拠点となっている珍島から中継です。
≫これまでに公開された映像などから沈没前に現場に到着した海洋警察が救助のマニュアルを無視していたとの指摘が出ています。
韓国の聯合ニュースは海洋警察がマニュアルで決まっていた船内の状況確認を行っていなかったと報じました。
さらに、当時の水温は16度で海の中でも最大12時間は生存できるとされていたことから海に落ちた乗客の救出は漁船に任せて海洋警察は船内に残っている乗客の避難誘導をすべきだったと聯合ニュースは指摘しています。
また、船長らを先に救出したことで船内の構造を説明する人がいなくなってしまったことも救助活動が遅れた原因として指摘しています。
一方、捜索はきのうから最上階の5階部分でも進められ新たに5人の遺体が収容されました。
今なお92人が行方不明です。
今日こちらでは久しぶりに青空が戻りました。
現場の海域では100人あまりのダイバーが投入されていますが潮の流れが最も速い期間に入っているため慎重な作業が続いています。
≫検挙件数が減らないよう帳尻合わせをしたとみられています。
滋賀県警が逮捕した容疑者の余罪として三重県内で起きた窃盗事件を立件しようとした際この事件を三重県警が別の容疑者の事件として検挙済みとしていたことがわかりました。
このため滋賀県警は三重県警から未解決となっている別の窃盗事件の記録を提供してもらい容疑者の余罪として処理していました。
当時、滋賀県警は窃盗取締強化月間だったということです。
≫滋賀県警は去年覚せい剤取締法違反の疑いで46歳の男を逮捕しDNA鑑定の結果余罪として三重県内で発生した窃盗事件に関与した疑いが強まりました。
ところが、この窃盗事件は三重県警がすでに別の男の余罪として処理していたことが発覚。
両県警は相談のうえまったく無関係の窃盗事件を46歳の男の余罪とし滋賀県警の検挙数に加えていました。
この嘘の記録が検察庁に報告された去年10月は滋賀県警が設定した窃盗取締強化月間に当たり検挙数を多く見せる狙いがあったとみられます。
三重県警は誤認検挙の可能性があると問題について認め事実関係を調べているとコメントしています。
≫警察は仕事の成果として検挙数を挙げていますがでたらめに作られた数字であれば到底、市民の安全にはつながるものとはいえません。
≫岐阜県の高校の遠足でバスの手配を忘れたJTB中部の社員が生徒を装って遠足の中止を求める手紙を学校に届けていた問題でこの社員は、内部調査に泣きながら謝罪したということです。
≫JTB中部によりますと岐阜県の多治見支店の30歳の男性社員は、御嵩町の高校の遠足のバス11台の手配を忘れたことが発覚するのを恐れて生徒を装って遠足が実施されれば自殺することをほのめかす手紙を書いて学校に届けました。
男性社員は27日JTB中部の内部調査に泣きながら謝罪したということです。
≫JTB中部は、この男性社員を処分する方針です。
≫紀伊半島では300ミリを超える雨となりました。
大雨を降らせた雨雲は現在もゆっくりと東へ進んでいます。
≫午前10時半を過ぎました。
レインコートの上からでも雨が感じられるほど強くなってきました。
また、車道にも大量の水たまりができています。
≫低気圧や前線の影響で太平洋側を中心に大雨となっています。
この時間は東海を中心に活発な雨雲がかかっていて静岡県内では1時間に20ミリを超える強い雨を観測しました。
また、これまでに降った雨の量は三重県の尾鷲で319ミリに達し平年の4月1か月分に相当する雨がわずか2日間で降ったことになります。
そのほか、高知県や和歌山県でも200ミリを超える雨を記録しています。
このあと雨雲は東へ移り午後は、関東・甲信を中心に大気の状態が不安定になる見込みです。
急に強まる雨や落雷竜巻などの突風に注意が必要です。
≫ピーチ・アビエーションの機体が海上に異常接近した問題で機長が報告をせずにその後も乗客を乗せて運航していたことがわかりました。
≫おとといLCC・格安航空会社ピーチ・アビエーションの機体は高度75mの低空を飛行し地上への接近を知らせる警報装置が作動しました。
ピーチによりますと機体を操縦していたアルゼンチン人の男性パイロットは那覇空港に着陸したあとで警報が鳴ったことを社内に報告せずに乗客を乗せて関西空港に向かっていたということです。
また、この機体は着陸態勢に入る直前に滑走路への進入方式を通常とは異なるやり方に変更していたこともわかりました。
国の運輸安全委員会が当時の状況を詳しく調べています。
≫緊迫するウクライナ情勢を受けてアメリカのケリー国務長官はロシアに対しNATO・北大西洋条約機構の同盟国を守る姿勢を強調し強くけん制しました。
≫ケリー長官は北大西洋条約の第5条に定められた集団的安全保障によってウクライナ周辺の加盟国を防衛する考えを改めて強調しました。
また、ウクライナ東部でロシアが危機をさらにエスカレートさせようとしていると批判しました。
アメリカは庁舎占拠などを続ける親ロシア派、武装グループの活動にはロシア政府が関与しているとみて非難しています。
≫一方このウクライナ情勢をめぐりドイツに到着した安倍総理大臣が日本時間の今夜メルケル首相との会談に臨みます。
≫こちらはドイツで最も有名な全国紙の1つなんですが今朝の朝刊中をめくってみますと安倍総理大臣の大きな写真付きのインタビュー記事が掲載されています。
安倍総理はメルケル首相との会談で最大の懸案ウクライナ問題について力による現状の変更は認められないという日本の立場を強調する方針です。
ただ、北方領土問題の解決をにらんでこれまで構築してきたプーチン大統領との親密な関係を壊したくないというのが本音です。
加えてG8から追い出された形のロシアが急速に中国と接近していることも大きな懸念材料です。
一方、ドイツは石油と天然ガスの3分の1をロシアに頼っていて厳しい制裁には及び腰です。
安倍政権の幹部はドイツは国民の生活を犠牲にしてまでロシアとけんかはしたくないと分析しています。
安倍総理としては6月のG7に向けて立ち位置の近いドイツとの連携を強めたいところです。
≫また、自民党の石破幹事長はワシントンに向けて先ほど、出発しました。
バイデン副大統領らと会談し安全保障などについて協議する予定です。
≫ポスト安倍への布石としてこの外遊でなんとか存在感を発揮したい石破幹事長ですがアメリカでの日程をぎりぎりまで調整するという異例の出発になりました。
石破幹事長はおよそ10名の有力議員らと精力的に会談し集団的自衛権など日米の安全保障について議論を深めたい考えです。
しかしこの外遊の日程をめぐっては紆余曲折がありました。
というのも当初はバイデン副大統領や政権幹部との会談を切望していましたが日程の都合を理由に断られ続けました。
このため、石破幹事長がおととい安倍総理に党の外交をバックアップしてほしいと直接お願いした結果出発直前にバイデン副大統領らとの会談がなんとか決まりました。
自民党からはオバマ大統領の来日後に会っても何の意味もないと冷ややかな声も出ています。
こうした声を跳ね返せるかどうかがこの外遊で試されることになりそうです。
≫今朝、長崎県大村市の警察署に軽乗用車が突っ込み運転していた暴力団組員の男が逮捕されました。
午前8時10分ごろ軽乗用車が大村警察署の正面玄関に突っ込みガラスなどを壊しました。
警察は、建造物損壊の疑いで車を運転していた指定暴力団浪川睦会系組員畑野幸一容疑者を現行犯逮捕しました。
畑野容疑者は去年11月大阪府岬町で6年前、生後5ヵ月だった長男を殺害したとして、一審で懲役15年の判決を受けた父親に対し、大阪高裁は「被告の犯行と推認することはできない」として、逆転無罪の判決を下しました。
大道正也被告は2008年、岬町の自宅で、妻の外出中に、生後5ヵ月だった景介ちゃんの頭に複数回、強い力を加えて殺害したとして、逮捕・起訴されました。
裁判で大道被告は一貫して無罪を主張したものの、一審の大阪地裁は殺意を認定し、検察の求刑通り懲役15年の判決を言い渡しました。
一方、弁護側は「およそ3週間前に頭をぶつけて骨折したことが死亡の原因だ」と主張して、控訴していました。
きょうの判決で大阪高裁は、「複数の鑑定人の証言などによると、長男の頭に力が加えられた時期は被告と長男が二人きりになる前の可能性があり、被告による犯行と推認することはできない」として、逆転無罪を言い渡しました。
昨夜、大阪市住吉区の路上で高齢女性が後ろからきたバイクにはねられ、現金およそ4万円の入ったカバンを奪われました。
昨夜8時過ぎ、住吉区長居東の路上で、近くに住む80歳の女性が歩いて買い物に向かっていたところ、後ろからきたバイクにはねられ転倒しました。
「女性をはねたバイクの運転手は転倒した女性の手から、手提げカバンをひったくり、そのまま逃走しました」転倒した女性は、頭や手の甲を打つなどの軽傷です。
奪われたカバンには、キャッシュカードや現金およそ4万円などが入っていたということです。
逃走したバイクは、スクータータイプの原付で運転手は、黒っぽいフルフェイスのヘルメットをかぶっていたということで、警察は強盗傷害事件として、犯人の行方を追っています。
昨夜、徳島自動車道で車2台が正面衝突し、車に乗っていた5人が重軽傷を負いました。
きのう午後8時半ごろ、徳島県阿波市を走る徳島自動車道で、事故を目撃した男性から、「乗用車と軽自動車が正面衝突した」と通報がありました。
この事故で、軽自動車を運転していた20歳の女性と助手席に乗っていた15歳の男性の姉弟が意識のない状態で病院に運ばれましたが、現在は意識が戻り、命に別条はないということです。
また、乗用車に乗っていた家族3人のうち、60歳の母親と33歳の娘がろっ骨を折るなどの重傷、30歳の息子は軽傷です。
現場付近は暗く、片側1車線で対向車線を隔てるものは、コーンしかありませんでした。
(黒柳)もう赤ちゃんの時から堂々としてらした方が2014/04/30(水) 11:45〜12:00
ABCテレビ1
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