2時になりました、ニュースをお伝えします。
企業の生産活動を示す先月の鉱工業生産指数は、2月に大雪の影響で生産が減っていた乗用車の生産が回復したことなどから、2か月ぶりに前の月を上回りました。
経済産業省が発表した先月の鉱工業生産指数は、平成22年を100とした指数で101.8となり、前の月に比べて0.3%上昇し、2か月ぶりに前の月を上回りました。
これは、2月に大雪の影響で生産が減っていた乗用車の生産が回復したことや火力発電に使われる発電機の生産が輸出向けに増えたこと、それに太陽光発電のパネルの生産が伸びたことなどによるものです。
こうしたことを受けて経済産業省は、企業の生産活動について、持ち直しの動きで推移しているという基調判断を維持しました。
一方、今月の生産については、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動などにより、低下することを予測していて、経済産業省は、消費増税による影響が今後どう出るか、今月分以降の調査に反映される企業の生産計画を注視したいとしています。
東日本大震災の影響で工事が大幅に遅れ今月完成した岩手県大船渡市の新しい魚市場で、きょうから水揚げが始まりました。
大船渡市魚市場は老朽化した元の市場に代わる施設として、5年前から建設が進められていましたが、震災による地盤沈下で追加の工事が必要になったため、計画より2年半ほど遅れて、今月完成しました。
新しい魚市場はきょうから使用が始まり、午前6時すぎには、三陸沖で漁を行った地元の漁船が岸壁に到着して、およそ5トンのスケソウダラを、次々に水揚げしました。
新しい魚市場の延べ床面積は1万6500平方メートルで、元の市場のおよそ2倍の大きさです。
衛生管理を徹底するため、水揚げを行う岸壁と競りを行う場所の間をシャッターで仕切っているほか、水揚げした魚の種類と量が一目で分かるように、電光掲示板が設置されるなど最新鋭の設備が整えられています。
市場には、震災当時の漁港の様子などを展示した資料館も設けられていて、地元漁業の復興に向けた拠点としての役割が期待されています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
前線の影響で、東海から関東の広い範囲で雨が降り、静岡県を中心に、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
午後6時から9時までです。
引き続き静岡県では局地的に激しい雨が降るでしょう。
落雷や突風にも注意が必要です。
関東から東北の太平洋側は広く雨が続き、西日本でも、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。
午後9時から午前0時までです。
静岡県ではあす未明まで、関東ではあす明け方まで、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
2014/04/30(水) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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