3日午後4時ごろ、東京都三鷹市のJR中央線三鷹駅で、甲府発新宿行きの特急「かいじ114号」が停止位置を約250メートル行き過ぎて緊急停止するトラブルがあった。後続が迫っていたため三鷹駅には戻らず、本来は止まらない中野駅に臨時停車し、三鷹駅で降りる予定だった23人を降ろしたという。乗客にけがはなかった。

 JR東日本八王子支社によると、三鷹駅に止まる特急は本数が少なく、運転士が通過駅と勘違いしたという。このトラブルで、特急を含む計5本が遅れ、約4500人に影響が出た。