あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県石巻市 三浦誠さん」 2014.05.01

宮城県石巻市の沿岸部です。
復興に向けて防波堤の工事が進められています。
現場監督の一人…震災発生後すぐに40人の作業員たちを高台へと避難させました。
実は三浦さんたちはその2日前にも地震を経験していました。
震度4の地震に襲われた石巻市。
津波注意報が出され三浦さんたちは3.5km離れた日和山へ向かいます。
この時は無線機がなく集合に手間取るなど日和山まで1時間40分もかかってしまいました。
そしてその2日後に東日本大震災が発生。
港の工事現場にいた三浦さんは2日前とは比べ物にならない激しい揺れに襲われます。
三浦さんはすぐに周辺の作業員に避難を呼びかけます。
2日前の教訓から現場の連絡用に会社から無線機が配備されていました。
作業していた40人は全員地震発生の7分後には集合し日和山を目指します。
三浦さんたちの車は渋滞が起きる前に市街地を通過。
地震発生からおよそ40分で到着する事ができました。
三浦さんが日和山から撮影した写真です。
沿岸部で港の復旧工事に携わっている建設会社は10数社。
作業員の数は300人以上になります。
その多くが県外から派遣されています。
震災のあとこれらの会社の連絡会の会長となった三浦さん。
この日三浦さんたちの呼びかけで合同の避難訓練が行われました。
事前の体験がスムーズな避難に結び付いた事を仲間たちに伝えたいと考えています。
2014/05/01(木) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県石巻市 三浦誠さん」[字]

建設会社の現場監督、三浦さん。石巻市沿岸部の工事現場で地震に襲われ、すぐに作業員に避難を呼びかけた。2日前の地震の経験から作業員全員すぐに集合し高台に向かった。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した方々の「あの日」の証言。建設会社の現場監督、三浦さん。石巻市沿岸部の工事現場で地震に襲われ、すぐに周辺の作業員に避難を呼びかけた。2日前の地震で避難したときの経験から、現場の連絡用に無線機が配備されていた。作業していた40人は全員、すぐに集合し、高台に避難した。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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