国家主席の視察直後に起きたテロ事件です。
中国の新疆ウイグル自治区で昨日起きた80人以上が死傷した爆発について警察当局は、テロリストによる攻撃と断定した。
国営新華社通信によると、日本時間の昨日午後8時過ぎ、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の鉄道の駅で爆発があり、これまでに3人が死亡、79人がケガをした。
鉄道の運行は一時中断され、現場一帯では厳戒態勢が敷かれたが、一夜明け、運行などは通常に戻ったとのこと。
北京の日本大使館によると、今のところ、日本人が爆発に巻き込まれたという情報は入っていない。
この爆発について警察当局はテロリストによる攻撃と断定。
国営の中国中央テレビは、複数の人間が駅にいた人々を刃物で襲い、爆発物を爆発させたと報じている。
新疆ウイグル自治区には習近平国家主席が先月27日から30日まで視察をしていて、テロの取り締まりを徹底するよう指示したばかりだった。
北京支局から中継。
視察を終えて、そのすぐ後に起きた今回の爆発ということで何が背景にはあるんでしょうか?爆発が起きたのは、こちらの昨日の夜7時からの全国ニュースで習近平主席の視察について大々的に報じていた、まさにその最中でした。
習近平主席は、視察で民族の団結やテロの取り締まり強化を強く訴えていただけにその面子はまるつぶれになったともいえ、爆発は視察のタイミングを狙ったものだった可能性もある。
爆発があったウルムチでは5年前に200人近くが死亡したとされる騒乱が起きていて、以降、政府のウイグル族に対する締めつけは厳しくなる一方だった。
こうした中、去年10月には北京の天安門に自動車が突入し炎上、今年3月には、雲南省で170人以上が死傷する無差別殺傷事件が起きていて、中国当局は、いずれもウイグル族によるテロと断定している。
習近平国家主席は、今回の爆発を受けテロリストの増長を断固として打ちのめせと指示したとのことだが、政権発足2年目を迎えて社会不安を抑えようと動き出していた矢先にこの事件が起きたことで、政府は今後、なりふり構わず弾圧を強めていくことになると見られる。
札幌市北区で起きたカセットボンベの連続爆発事件で逮捕された51歳の女は数年前に別の事件で取り調べを受けたことがあり、1月に警察に送られた犯行声明文にはそのとき取り調べた警察官の名前が書かれていたことがわかった。
捜査本部は、この取り調べの際に警察に恨みを募らせた可能性があると見て動機の解明を進めている。
捜査本部のある札幌北警察署前です。
こちらから50mほど離れた場所に5件目の爆発現場となった警察官舎がある。
事件があった時間帯に名須川容疑者の車があちら、警察署の屋上に設置された防犯カメラや複数のタクシーのドライブレコーダーに映っていたことがわかった。
札幌市北区の無職、名須川早苗容疑者は先月3日午後11時半過ぎ、札幌市北区の警察官舎でカセットボンベを破裂させて窓ガラスなどを壊した激発物破裂の疑いで昨日夜、逮捕された。
捜査関係者によると、名須川容疑者が数年前に別の事件で取り調べを受けていたことが捜査線上に浮上したきっかけだったが今年1月下旬に北警察署に届いた犯行声明文に取り調べを担当した警察官の名字が書かれていたことがわかった。
捜査本部はこのときの取り調べで何らかの恨みを募らせ今日から5月だが、ノーネクタイなどの軽装で過ごすよう呼びかけるクールビズの期間が始まった。
クールビズは、温暖化や節電対策として職場での冷房の温度を28度に設定することや、軽装で過ごすよう環境省などが呼びかけているもので、今年で10年目となる。
東京・霞が関では環境省の職員がノーネクタイなどの軽装で勤務していた。
こちら、東京・新橋です。
クールビズ初日、街を歩く人たちはネクタイをしている人、していない人、半分ずつに見えます。
都心では明け方にかけて雨が降ったが気温は上昇していて、午前9時半には21.7度を記録した。
都心の今日の予想最高気温は25度で6月上旬並みになる見込み。
環境省は、来月1日からはポロシャツやアロハシャツなどさらなる軽装を認めるスーパークールビズを呼びかけることにしている。
業者との近過ぎる関係が浮上した。
韓国の旅客船沈没事故の発生当時、港で指揮に当たっていた海洋警察の局長が捜査対象となっている運航会社の実質オーナー側の企業で勤務していたことなどが発覚し、批判を受けている。
韓国海洋警察をめぐっては事故発生当初、迅速で効率的な救助が行われなかったことを長官が認め、謝罪している。
さらに当初、チンド港で指揮していた海洋警察庁の情報捜査局長が警察入庁までの7年間、捜査対象となっている運航会社の実質オーナーのグループ企業で勤務していたことが発覚。
大学院時代の博士論文ではこのオーナーへの感謝の言葉を記していた。
韓国メディアは、問題の局長がかつてオーナーの関係する宗教団体の信者で、大学院時代の研究費の支援を企業側から受けていたとして、救助や捜査に関わることは不適切と批判。
局長は先ほど、別の部署に異動となり事実上、更迭された形となった。
一方、事故現場近くのチンド港には今日、新たに1人の遺体が運ばれ犠牲者は213人、依然、89人の安否がわかっていない。
港付近では、体育館で寝泊まりしている家族を支えようと炊き出しや日用品、薬などを提供するテントも並び、これまでに全国から延べ1万8400人のボランティアが支援に訪れている。
次は、緊張が続くウクライナ情勢。
親ロシア派による政府庁舎の占拠など混乱が長期化する中、東部ドネツクでは、日用品の高騰など、市民生活に大きな影響が出始めている。
ウクライナ東部の都市、ドネツクでは親ロシア派の武装勢力による地方政府庁舎の選挙などが3週間以上にわたって続いている。
こうした事態を受け、物の流入に混乱が生じ、物価の上昇など、市民生活に影響が出ている。
例えばガソリンは以前と比べて1.5倍値上がりしたとのこと。
さらに市民を苦しめているのが、こうした食料品の値上がりです。
ここにある肉類はおよそ30%以上、値上がりしたということです。
ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は30日、ドネツクなど東部の情勢について治安当局が状況をコントロールできていないと述べるとともに、ウクライナ全軍に対し、最高レベルの警戒態勢を発令したことを明らかにした。
緊迫した状況に有効な対策が打ち出せない暫定政権の混迷が続いている。
アメリカの中央銀行に当たるFRBが、景気を刺激するために行ってきた量的緩和政策の規模縮小を続けている。
FRBは30日、国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する量的緩和について一月当たりの買い入れ額をさらに100億ドル、1兆円あまり減らすことを決めた。
量的緩和の縮小は去年12月以来4回連続で、国債などの月間買い入れ額は当初の850億ドルから450億ドルに減少する。
FRBがこのまま100億ドルずつ買い入れ規模の縮小を続けた場合早ければ今年10月にも量的緩和が終了することになり、その後の焦点は緩和策のもう1つの柱であるゼロ金利がいつ終了するかに移ることになる。
こうした中、30日のニューヨーク市場では、ダウ平均株価が過去最高値を更新し、東京市場の株価も一時140円を超す上げ幅となった。
30日のニューヨーク市場では、アメリカのFOMC=連邦公開市場委員会の声明で景気判断を上方修正し、事実上のゼロ金利政策を継続する方針を示したことを受けて株価が値上がりした。
ダウ平均株価は前日より45ドル高い1万6580ドルで取引を終え、終値としては去年12月31日以来、およそ4カ月ぶりに過去最高値を更新した。
この流れを引き継いで東京株式市場では日経平均が上昇。
朝方から幅広い銘柄で買い注文が優勢となり、一時は140円を超す上げ幅となった。
結局午前中は昨日よりも101円高い1万4405円で取引を終えている。
今日未明、三重県四日市市の住宅で81歳の男性の遺体が見つかり警察は同居していた57歳の次男から殺人の疑いで事情を聞いている。
遺体が見つかったのは、四日市市曙町の田中喜代司さん81歳の住宅で、警察によると、今日午前1時50分頃、同居していた無職で57歳の次男が自分が父親を殺したと、四日市南警察署に自主した。
警察が田中さんの住宅に駆けつけたところ布団の上で、あおむけの状態で倒れていた田中さんを発見、その場で死亡が確認された。
田中さんの頭には、何かで殴られたような跡と出血があった。
田中さんは次男との2人暮らしで、警察は、次男が田中さんを殺害した可能性が高いと見て、自首した次男から詳しい事情を聞いている。
昨日夜、福岡県北九州市で隣の部屋に住む男性を包丁で刺して殺害しようとしたとして35歳の無職の男が逮捕された。
刺された男性はその後、死亡した。
逮捕されたのは、北九州市八幡西区の無職、大庭喬幸容疑者。
大庭容疑者は昨日午後10時40分頃、自宅アパートで隣の部屋に住む男性を包丁で刺して殺害しようとした疑いが持たれている。
男性は病院に運ばれたが、死亡した警察が男性の身元の確認を急いでいる。
取り調べに対し、大庭容疑者は金銭トラブルで口論になったと供述しているとのこと。
警察は、殺人容疑に切り替えて捜査する方針。
ワシントンを訪問中の自民党の石破幹事長は、バーンズ国務副長官と会談し、集団的自衛権の行使容認に向けた政府・与党の取り組みを説明し、理解を求めた。
会談で石破氏は、日米同盟強化の課題として、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に向けた政府・与党の取り組みを説明し、バーンズ国務副長官も、これを歓迎すると述べたとのこと。
また、現在の日韓関係について石破氏は河野談話を変更するつもりもないし、これまでも謝罪の気持ちを表してきたと述べ、日米韓3カ国の連携が重要との認識で一致したとのこと。
初めて外に出ました。
飼育員に抱きかかえられて現れた3匹の小さなパンダ。
去年夏に生まれてから9カ月間、ずっと屋内で人工飼育されていたが、この日、初めて外の世界に出てきた太陽の明るさに最初はまぶしそうにしていたが、慣れるにつれて、木登りをたり走り回ったりと、活発に遊び回り、最後は飼育室に戻りたくないそぶりを見せていたとのこと。
邦の名勝に指定されている石川県輪島市の白米千枚田でGWの観光客らが昔ながらの手作業で田植えを体験した。
地元の農家から手ほどきを受けながら訪れた人たちは、1本1本丁寧に苗を植えていった。
海岸に面した風光明媚な千枚田にはおよそ1000枚の棚田があり、世界農業遺産にも選ばれた能登半島の豊かな自然を楽しむことができる。
サッカーのヨーロッパ・チャンピオンズリーグ準決勝。
1点を追うアトレチコ・マドリードは前半終了間際…ダイレクトの折り返しをファンフランが決めて同点に追いついた。
これで勢いに乗ると、後半、ペナルティーキックで勝ち越し、さらに27分。
アトレチコ・マドリードが3−1でチェルシーを下し、40シーズンぶりの決勝進出。
レアル・マドリードと激突する。
けさ、大阪市淀川区の路上で80歳くらいの女性が倒れているのがみつかり、その後、死亡しました。
警察は、ひき逃げ事件として捜査しています。
午前8時20分すぎ、大阪市淀川区十三元今里の路上で「自転車と一緒に人が倒れていて体が動かない」と通行人の女性から消防に通報がありました。
倒れていたのは80歳くらいの女性で病院へ運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと現場には車輪などが曲がった状態の自転車が倒れていたことなどから女性は自転車に乗っていたところを車にひき逃げされたとみられています。
今のところ目撃情報はないということで警察は付近の防犯カメラの映像を調べるなどひき逃げ事件として捜査しています。
きょう5月1日は労働者の祭典『メーデー』です。
大阪でも労働組合が大規模な集会を行い、格差社会の是正などを訴えました。
連合大阪が主催するメーデーではおよそ3,000人がデモ行進した後、4万人が参加し、大阪城公園で集会が開かれました。
今年の春闘では景気回復の流れを受け、大手企業の多くが賃金体系を底上げする「ベースアップ」を回答していますが、現在も、およそ6割の組合が交渉を続けています。
集会では全ての労働者の処遇の改善や格差是正を求めていくとの宣言が採択されました。
JR西日本は大阪駅の大阪環状線のホームで電車の発車を知らせるメロディーとしてことし1月に亡くなったやしきたかじんさんのヒット曲「やっぱ好きやねん」を導入しました。
JR大阪駅のホームで行われたセレモニーには落語家の桂ざこばさんらが参加し、新しい発車メロデイがお披露目されました。
発車メロディーはやしきたかじんさんのヒット曲、「やっぱ好きやねん」をおよそ6秒にアレンジしたもので大阪らしい曲という理由で選ばれたということです。
JR環状線ではすでに森ノ宮駅や京橋など3つの駅で発車メロディーが導入されていてJR西日本は今後、環状線の全ての駅で発車メロディーを作りたいとしています。
2014/05/01(木) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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