生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!寄らないと気が済まないんですね。
きょう一緒にしてくれるのは戸田恵子さんです。
戸田⇒よろしくお願いします。
きょう実はどきどきいたしました。
すみませんね。
東北新幹線の人身事故で遅れまして、東北でお仕事されていたんですね。
けさ郡山から乗ってきたんですがちょっと遅れてしまいまして。
よかったです。
私1人でやらないといけないかと思いました。
ぎりぎり、本当にすみません。
きょうもよろしくお願いします。
本日のゲストでございますが10歳のころから活躍していらっしゃる女優さんです。
歌舞伎俳優の中村勘九郎さんの奥様でもいらっしゃいます、女優の前田愛さんです。
愛ちゃん!かわいらしい。
どうぞどうぞ、お座りください。
ご無沙汰しています。
前田⇒ご無沙汰しています。
以前から、いろいろ?とってもお世話になって。
そんなことないんですよ。
熱心にご結婚される前から2人で小さい劇場に見に来てくださったり。
ファンなので。
そんな、もう。
いつも来ていただいて、おなかが大きいときに偶然、前もホテルでばったり会ったりね。
ご縁があるという言い方はあれなんですけど。
結び付きはあるんですかね。
がっつりあります。
前田愛さんこのたびなんと2年ぶりにNHKのドラマに出演していただけてプロデューサーがだめもとでまさかお忙しいかと思ってオファーしたら受けてくださって。
言ってみるものですね。
スタパも初めてなんですよね。
初めてです、緊張しています。
そんなため息をいきなりつかれても。
緊張しています。
そして中村勘九郎さんとご結婚されて、もう。
きれいな写真。
篠山紀信さんがお撮りになった写真ですね。
2009年に結婚したのでことしで5年目です。
早いですね。
早いです、あっという間です。
お子さんは3歳と1歳の男の子。
お子さん2人を育てながらよくドラマもできたなってすごいよ。
なんだか、ぽっかり。
お仕事をさせてもらいたいなと思っていた時期と、主人がそろそろどうなの?と言ってくれた時期と、いろんなことがうまく。
たまたま合致して。
やらせていただきました。
ドラマの話は後ほどじっくり伺うとしまして、前田愛さんといいますと姉妹で女優をやっていて妹さんもやっていらっしゃる、ご存じの方もいらっしゃると思うんですが妹さんつい最近もドラマNHKに出演していただいて皆さん覚えてらっしゃるかちょっと聞いてみましょうかね。
妹さん「ごちそうさん」に、ご出演していただいたんですがまさかと思いますが、妹さんがどの役をやっていらっしゃった方か。
め以子の妹役の希子さんじゃないのという方は青ボタン。
娘のふ久じゃないのという方は赤ボタン、お友達の桜子さんじゃないのという方は緑のボタンを押してください。
お顔だちで大体お分かりになるかと思いますけど。
妹さんには、かつてスタジオパークにもご出演していただきました。
テレビをご覧の皆さんは分かってらっしゃるかと思いますが一応質問です。
メッセージが来ています小学生のとき愛ちゃんを初めてテレビで見て明るくて元気なこんな女の子になりたいと思いました。
元気がもらえました。
ファンレターを出して、写真付きのはがきが届いたときは、とてもうれしくていつも持ち歩いていました。
ますますすてきになられた愛ちゃん、これからも応援しております。
ありがとうございます、うれしい。
小学生のときからファンだったという方がいらっしゃって妹さんは、女優さんをやってらっしゃいます。
ちなみにまだ誰かは、おいておくとしてドラマは妹さんご出演のときは見ていましたか?毎日拝見しておりました。
大ファンでした。
ドラマの?はい。
亜季ちゃんのファンでもあり番組の。
かわいい、かわいいお話で毎日楽しみにして、子どもたちと一緒に見ていました。
お子さんと一緒にご覧になってくださったありがとうございます。
結果が出たみたいですよ。
意外とほかの役にも入っていますね。
あれれ。
いちばん多かった緑の桜子さん4522。
娘のふ久は1442、妹は1298。
意外と1cm角。
すごい。
答えは、桜子でございます。
前田亜季さん。
年は2つ違いですよね。
はい。
小さいときから、子役のときから2人ともやっていらっしゃって。
彼女のほうが早かったんですけどずっと一緒に歩んできた感じもあります。
ドラマ見ていて「ごちそうさん」を見ていて役柄のこと、芝居の話をしたりは?そういうことは小さいころからなくて、私たちはメンタルがとても弱いので。
そうなのかしら。
現場っていろんなことが起こるじゃないですか。
予期しないことが起こるとそれに惑わされずにいかに芝居だけに集中するかというところにかかっている気がして、それをどうにか2人で調整し合って話を聞いたりとか台本のこととかということではなくて、現場であったことや日常であることもそうですし2つ差ですけどあまり年の差は関係なく大親友という感じに近いかもしれません。
2つ差ぐらいの女の子どうしなら本当にいろんなことを話せるしね。
昔は大げんかばかりしていたんですが女の子にありえない殴り合いのけんかもしていましたけどそんな前田愛さんのプロフィールを戸田さんにご紹介していただきたいと思います。
前田愛さんは、1983年生まれ。
東京のご出身です。
自分の意見をしっかりと主張できる芯の強いお子さんだったそうですね。
かわいい。
そんな前田さんが、初めてテレビ出演したのは10歳のとき。
一足先に芸能活動をしていた2歳下の妹、亜季さんの撮影に同行しスカウトされたのがデビューのきっかけでした。
そして、亜季さんとともに出演し話題となったのが、NHKEテレの「天才てれびくん」。
当時はチャイルドとアイドルを合わせて名付けられたチャイドルと呼ばれ注目を集めたのです。
かわいい、このツーショット。
早速当時姉妹共演のシーンがございます。
1995年に放送しました「天才てれびくん」からご覧いただきましょう。
得意な科目、苦手な科目を教えてください。
得意な科目は国語でしょ家庭科でしょ。
嫌いな科目が算数。
ただいま!きょうは家での様子を7個紹介します。
でもその中に3つ間違いがあるので当ててね!台本の練習を2人で読み合いをしてまーす。
この子、本当はしてないんだよ。
この子って、なによ!愛ちゃん。
してない。
してない?してないって言った!してるって言ってる!恥ずかしい。
いや、かわいらしい。
すみません、恥ずかしい。
お子さんが見たらなんておっしゃるんでしょうね。
なんて言うんでしょうかね。
びっくりされそうです。
お母さんか認識されなさそうです。
このシーンはお子さんはご覧になったことは?ないです。
ないです。
ご主人もないんじゃないですか。
ないと思います。
おうちに帰ってびっくりされますね。
なんて説明しよう。
愛ちゃんも久しぶりに見るんじゃないですか?懐かしいです、びっくりしました。
いいんだか悪いんだかですね。
髪形が雰囲気が違います。
かなり違いますね、ボーイッシュです。
ずっとショートカットだったんです。
大学まで。
人生今がいちばん長いんです、この髪の長さが。
すごくエレガントな感じで亜季ちゃんは、あまり変わっていない感じもします。
このまま。
本当に変わらなくて。
愛ちゃんが芯が強そうな感じが、すごく出ている、2人ともメンタルが弱いと言ってたけど、全然そんなことはないんじゃないかな。
当時チャイドルとしても注目されて覚えていらっしゃいますか。
そんなに記憶にないんです。
忙しかったのもあるし学校を両立させないといけなかったり頭がパンク状態だったのかほとんど動いていないんです。
それだけ忙しかったら、どう思う。
この撮影はよく覚えています。
わざわざおうちまで来てくださって、いつものスタッフが家にいて、すごく緊張したのも覚えていますし、恥ずかしかったのも覚えているし、そういうのは覚えているんだけど記憶がちょこっとずつなんです。
注目されていたとかそういうことは?あまり覚えていないんです。
それぐらいに忙しくて仕事は仕事で子どもとはいえちゃんとやらないといけないし覚えることが、覚えなくちゃいけないし。
結構時間がなかったと思いますよ。
勉強も学校も行きながら?そうですね。
母も父も学業をきちんとしなさいということでそういう教育だったのであまりおろそかにしているとこちょこちょと言われちゃうので。
どっちもうまくやらないといけないバランスをとらなきゃいけなかったので厳しかったです。
留学をされたりもしていたしね。
高校時代にカナダに留学したんですけどそれも自分で決めてお母さん、私来年留学したいのみたいな感じで。
お母さんびっくりという感じでした。
仕事もあるのに忙しいのに。
きちんと留学のために時間をとってね。
忙しい中でしっかりしたものを。
やりたいことは絶対やりたいみたいなところがあって、そのためには努力を惜しまないし絶対やるという性格だったかもしれません。
そうやって子役時代仕事をしていて、すごく印象的な仕事があるそうです。
それが映画の最初の初主演「トイレの花子さん」11歳のときですね。
まだ短い髪の。
そのままで。
よく男の子に、このころは間違えられていてこのときもよく間違えられていました。
松岡錠司監督で初めて映画に出演させていただいたんですけどすごく楽しくて楽しいだけの印象が残ってそのままきてしまった感じがします。
楽しくて、しょうがないからどんどんこの仕事をやっていこうと、このときは。
大人が1つになってけんかとかもしながら1個のものを作り上げていく工程を見るのが、すごく楽しくて。
和気あいあいなんだけれども真剣さが常に伝わっていて、緊張感がある中で毎日が発見で、こんなことが世の中にあるんだってすごく楽しかったです。
11歳で、ですよ。
はい。
向いていましたね、この世界に。
大人がいさかったりするの怖くなったりする時期だと思うけど。
それが新鮮で、刺激的でした。
けんかするほどのものって何だろうって。
それが興味の対象大きい好奇心を刺激された感じで。
そしてそのまま女優の道を進まれていったわけなんですけれどもそしてなんといっても運命的な作品が前田さん、ありました。
その作品はこちらです。
いろんな意味で運命的な作品です。
NHKで放送された「光の帝国」2001年です。
当時17歳ですね。
SFチックなドラマで、前田さんは特殊な能力を持つ少女役でした。
何が運命的だったか、偶然勘九郎さんとの出会いになった。
そういうことですね。
17歳で勘九郎さんが?19歳。
早速そのご夫婦共演のシーンを。
はい。
見たくない感じになっていますね。
見ていただきましょう。
お誕生日おめでとう!だから叫ぶなって…。
きょう誰かに言われた?もうお誕生日おめでとうって言われた?私が初めて?水ちょうだい…。
幼なじみに誕生日を祝ってもらった感想を、どうぞ。
忘れてたわ。
来年こそは彼女に祝ってもらわないとね。
はい、プレゼント。
何、これ?俺が育てんのか?得意じゃん誰かの面倒見るの、ね?お前なあ。
プレゼントのお返しは、あしたのランチをおごってくれればそれでいいから。
うおお!うわあ!やばい!ちょっと。
全然見ていなかったですよね。
下を向いてね。
こんなのだめです全国放送で。
きょうはいいもの見せていただきましたよ。
もうすでにいい雰囲気の感じ。
そんな感じもします。
幼なじみ役ですね。
そうでした。
非常に初々しいと言うかはつらつとしている感じの。
若いですね。
お二人で。
初めて、勘九郎さんと出会って。
本当に初めて本読みで初めてお会いして、歌舞伎をやっている方だと知ったという感じです。
実際にお芝居をして印象はどうですか。
すごく真面目な人で、本当に実直というか誠実な人だなという印象があってすごく優しくしてくださったのでちょっと上だったということもあるんですけれども、とても印象はあったんですけど初めて会ったときタンクトップを着ていて、白いそれにちょっと、引いてしまって。
ああタンクトップを着るんだみたいな。
そういうイメージもあります。
どうですか、声をかけてきたのはご主人のほうからですか?アプローチというんですか。
どうなんでしょうか。
なんか私も主人も読書が好きで、本を読むのが好きでたぶん本を持っていたんだと思うんです、何を読んでいるのというような会話から、好きな本をプレゼントしてくれてそれでやり取りが始まって。
絶対気がある証拠ですよね。
やたら人にね。
ハードボイルド系の小説を読んだことがなくて、大沢在昌さんの本だったんですけどハードボイルドを読んだことがないなんてということで。
自分色になんかこう染めたいみたいな意志がもはやあったんじゃないですか。
キスシーンがありましたけれどもあれはどうですかおつきあいする前ですか。
全然、全然前です。
そのあと仲よくなっていったので。
どっちだったのかなと。
一応そういうことにしましょう。
もうなんかすごい撮り直ししてすごい嫌だったのを覚えています。
何回やるんだよみたいな。
やっぱり好印象でお互いにひかれ合っていくわけだから運命ですね。
そして歌舞伎俳優の妻というふうになられたんですが、そうするといろいろ生活の変化があると思いますけれども、いちばん変わったのはお着物をたくさん着る機会が。
ばったり会ったときもお着物を着ていて何かねはっとするぐらい、きちんとしている愛ちゃんだったから。
いつもぼやっとしているから。
そんなことないけど、私が知っている愛ちゃんではなかったんだよね。
やっぱり、歌舞伎俳優の妻としての凛とした感じがあってエレベーターが開いたときにちょっと会ったときにちょっと、一瞬ひるむ感じというか、そうだったんだよね。
そんなそんな。
着こなしもすてきだからと思うんですけれどもやっぱり心配されることもあるということです。
どういうことに困ったのか、視聴者の皆さんに伺ってみましょう。
メールも届いています。
岡山県の方からです。
30代の女性の方からです。
「天てれ」のドラマの「ミステリーの館」を見て愛ちゃんの大ファンになりました。
「天才てれびくん」の中でやっているドラマですね。
愛ちゃんが出演している番組いつも録画をしています、これからも女優業と中村屋の若おかみと子育てに頑張ってください、応援していますといただいています。
ありがとうございます。
うれしい。
お着物を着るようになってこれはやっぱり自分で着付けなんかも当然?そうですね。
毎日ということはないんですけど結構着る機会が多いので自分で。
もう自分で着られる。
自分で着ますね、もう全然まだまだ、もうまだまだっていう。
毎日勉強しています。
なんか、それをやっているのがかっこいいというかね。
すてきだなと思って。
本当に、お子さんがいて妻としてもいろいろなことをやりながらということを、はたで見ていてタフだなと思っていつも見ているんですよ、愛ちゃんすごく意外にタフに、そこをずんずん進んでいく、かっこいいなと思います。
結果が出ました。
つまずくというのが、いちばん多くて5523です。
そのあと着崩れが1066。
食べこぼしが789です。
答えはなんですか?この結果で恥ずかしい。
青の食べこぼしです。
でも私どれもやるんです。
どれも?着崩れもあるし、つまずくもしょっちゅうつまずいているしもうちょっと恥ずかしいんですけど食べこぼしがいちばん多いかな。
着物を着ているときに?もちろん、一日着ているので食事も取りますし飲んだりするのでいつも周りの人にちょっとちょっと何かひきなさいよと言われながらポロポロと。
お袖があったりするから、気をつけているんですけれども。
いまだに。
回数は減りましたけれども。
だんだんなじんできたということなんでしょうね。
そんな歌舞伎俳優の妻としてなじんできているかどうかご主人の中村勘九郎さんにアンケート伺ってまいりました。
大胆にも。
まず勘九郎さんに第一印象を伺いました。
ふーん。
ご自分でも、しっかりしていると思っているんですか。
そうですね、わりときちっと言いたいことは言うタイプです。
若いとはいえ、すでに女優としてやっていますからね。
実は結婚して驚いたことがあるそうです。
しっかりしているのに、意外とぬけているということです。
愛ちゃんどうですか。
全然否定ができないので忘れ物をしていってきますといったん出ても忘れ物をして戻るという毎日毎日です。
毎日忘れ物はあるし、どんどんぬけていく感じがして。
そんなことはないと思う。
前はもっとしっかりしていたんだけどな、私と。
勘九郎さんのおっしゃっているのは、例えば、別の場所にいたときについでに持ってきてと言っていたものを忘れることが多い。
それを指摘するといや、いつもはしっかりしているあなたの前でだけよと言われる。
私そうやって言い放つ愛ちゃんが大好きです。
そこを自分を曲げないみたいな。
そう。
前田愛さんからよく注意されることは?と聞きましたらこんなことを言われました。
勘九郎さんがこのように言われているんですね、どうですか。
ああもう、はいそうですね。
脱ぎ散らかしているというか、脱いだものをそのまま歩いていくんです、脱いだまま、歩いていくんですこの道を通ったんだなと分かるんです。
帰ってきたときも、おもしろいんです、私がそれを拾って歩くみたいな。
意外ですね。
すごくおうちでは野生児のような。
でも出しっぱなしもそうです。
全部ほうっておくと出ていくからこれいらない、捨てようみたいな絶対確実に大事なものをここに置いておけば捨ててしまいますというような。
僕だから、しかたがないですということです。
直そうという、気はさらさらないと思います。
それはいいやっと思って。
直さなくていいんですね。
いやいや直してほしいんですけれども言い続けます。
直さない勘九郎さんもすごいです、大物です。
譲らないんだね。
イメージとしては、和服をきちんと畳む感じです。
そういうものに関しては、すごいんですけれども、おうちに帰って自分のものはだめなんです。
芝居のものは、きちっとしなければいけないんですが、家の脱いだものは全部無頓着。
逆にそれは自分が出せる部分なんですね。
おうちだから。
そして愛さんへの要望を伺いました。
どういうことですか。
勘九郎さんが何か聞き逃してしまったというときに?話しているとき、故意ではなく本当に彼女の言っていることを聞き逃してごめんもう1回言ってと言っても絶対に言ってくれない。
1回で聞けと。
チャンスをくださいとまで書いてあります。
そんな。
まあ、うんそうか。
もう1回言ったからもう言わないですと。
だいたい男性って聞き逃すんですよ。
どのタイミングで聞き逃しているんだろうと思って。
そんなに聞いてないんですか?目が合ってしゃべっているのに聞いていないんです、すごいですよね。
それはちょっとないかも。
左から耳に右にいってしまっているんでしょうか。
日常生活なんとかだよねというような話はさらさらといっちゃうのかな。
もう1回と言われても、言わないということですね、だんだんけんかになりませんか。
なんかなかなかならなくて私も、ぼけっとしているからかけんかにならないんです、そのあと笑いのほうに持っていかれてああ負けたな、丸め込まれる。
自分の意見は2人とも曲げないとおっしゃっていたのでけんかでは比較的。
比較的笑わされちゃうのでなんか上手なんです。
私をよく知っているのかな、こういったらたぶん大丈夫みたいなことを分かっているのでなんとなく私、怒っていただけだなみたいなことがあります。
愛ちゃんのことが分かっているんですよ、すべて。
すごく悔しいですよ。
怒っていたのに。
いいことじゃないですか。
円満なんですね。
いい感じにお互いの凸凹加減がちゃんと成立するようにね。
お互いに。
感心されること、ということを聞きました。
小さい子どもが2人いるので、自分の時間が全くないのにいらだちを見せない、そんなそぶりを僕に見せない。
僕は短気なので絶対に無理ですということです。
ああもうね。
うれしいですね、でも楽しむしかないので、時間がないのはしょうがない。
時間はないから。
その中で楽しもうっていう感じ。
私はすごく、こう見えてネガティブなのでいろいろな悪いことを考えちゃうんですけど、それをすごくポジティブに、引っ張っていってくれるので、たぶんそれがあるのかなと思います。
2人いてもあわあわせずにこれはもう、話も楽しく過ごそうという。
すごい本当に。
そういうふうな気持ちにさせてくれる、ご主人なんですね。
3歳と1歳のお子さんがいるお母さんなんですが長男の3歳の七緒八君、もう舞台にデビューされたんですね。
かわいらしい、いかがですか。
歌舞伎座のこけら落とし公演で1か月、出させていただいたんですがまさか、まだ2歳だったのでそのとき1か月で出られると思わなくて体調とか、お昼寝もまだあったし無理のないように皆さんに迷惑がかからないようにと思ったんですが本人はすごく好きなんですね、嬉々として1か月やって千秋楽の日は泣くかしらと思うんですけれども喜んで行って千秋楽は次の日はお芝居がないということを説明すると分かったみたいです。
すごく楽しそうでした。
あんなに楽しそうに、私だったら緊張とか不安とかいろいろな何か、心の中の精神状態があるのに本当に楽しいというだけ、言っていたので、とてもいい経験をさせていただいてありがたく思っています。
小さいとはいえ1か月間そこに通って大変なことですねお客さんの前に立ってね。
たぶん緊張もするし、人の目もあるしストレスとは言えないですけれどもいろいろなふだん感じないことがたくさん感じたと思います。
たぶん彼にいい経験という意識はないかもしれないけれども、心の中にどこかしみこんでいるのではないかなと思います。
必ずや、しみこんでいると思います。
七緒八君は義理のお父さんの勘三郎さんに似ていると最近よく言われるそうですね。
そうですね。
どんなところが似ているなと?なんかね、しぐさとか母がよく言っています。
ぱっと見て、歩き方とか例えば、癖じゃないですけど感覚として、食べこぼしをしてしまったら、お食事に行っていて食べこぼしてしまった、お父様ってすごく気にしながらしゃべりながら、気になっているんだなというのがある感じとかは見受けられたんですけど、まさしくそれが七緒八にそのままいっていて着替えなきゃと言って。
それは何だろう、そういうところを見ていてなんか、やっているのか。
そんなに見ていなかったと思うので立ち姿とか浴衣を着て立った姿がすごく似ていると周りの方に言っていただいたりとか。
ご主人の勘九郎さんが似ているの分かります。
勘九郎さんの特に声もそっくりです。
またちょっと違った感じで似ているみたいです。
何度か勘三郎さんとは何度か一緒のお席もあったんですけどまあ私も大ファンでしたしょっちゅう歌舞伎を見させていただいて「三人吉三」のときもあまりにもすばらしくて、この紙吹雪を拾い上げてお手紙を書かせていただいたんですよね。
入院されているときに実は今まで言わなかったけどこの紙吹雪を何枚か持って応援しています。
この1枚を貼り付けますといって白い便箋に白い紙吹雪を貼り付けたのでよく分からなくなっちゃったんですけど、ここですという矢印を書きました。
手術をされる何日か前に私の舞台も本当に見ていただいて。
主人と父と3人で見にいきました。
お話させていただいて思い出に残っていますけれども。
勘三郎さんの遺伝子をきっと引き継いで。
間違いなく。
どうなっていくのか楽しみにしていただきたいと思いますがますます舞台も、お父様の勘三郎さんに似てきた感じがするという勘九郎さんがまたこのお父様がされた「三人吉三」コクーン歌舞伎でおやりになるということです。
楽しみですよ。
どうですか?妻としてどういう気持ちで送り出すというか、支えるんですか。
どうでしょう、私が初めて主人の舞台を見たのも「三人吉三」です。
すごく覚えています。
本人は、すごく分かっていると思うんですが、いろいろなことはあると思いますけど元気に務められるように。
こちらも楽しみです。
続いて今度はあのドラマについて伺ってまいりましょう。
2年ぶりにドラマに、ご出演いただくということです。
「喰う寝るふたり住むふたり」ということです。
ラブコメディーなんです。
小西真奈美さん演じる、りつ子と金子ノブアキさん演じるのんちゃんは、長い間、同せいしているアラサーカップルで小西真奈美さんの高校時代の親友が前田愛さんです。
男女双方の目線で描く、しみじみほっこりのラブコメでございます。
どんなシーンなのか、前田さんのご出演シーンにあわせてご覧ください。
私とのんちゃんが、この町で同せいし始めてから8年目。
お互いの違うところは分かりすぎるぐらいよく知ってる。
あ、きょう野々山君は?朝から会社の人と釣り。
相変わらず好きだね。
ねえ。
でもさあ、まさか10年もつとは高校のときは考えもしなかったよね。
なんであんたたち結婚しないのさ。
もうね、その質問に答えるの面倒くさいからいっそ結婚してしまおうかと。
待て、投げやりになるな、りつ子。
っていうか、何この肉だんご超おいしい、反則。
反則って春雨入れただけだよ。
今の前田さんからは、想像もつかないせりふが出てきました。
男女それぞれの視点で描いていて同じシーンでも男性視点と女性のシーン、全然違うんですよね。
いろんな側面から見られるんですよね、おもしろい。
2年ぶりに演じられてみていかがでしたか。
クランクインの前の日、私いつも眠れないんですけど、本当に眠れなくなってずっとなかったのにやっぱり習慣は変わらないんだって眠れない、眠れないってそのまま行って緊張の中、1日目を過ごしてすごく楽しく皆さんすてきな方ばかりで、楽しく過ごして和気あいあいとした現場でした。
2年ぶりにドラマを演じられましたけれど、子育てしながら女優をしていくのは、なかなか大変な部分はあるかと思うんですが。
せりふが覚えられない。
主人に言われたんです。
話がきて、こうしますという話をしたときにせりふ、覚えられないよって言われて。
家じゃせりふを覚えられないよってアドバイスじゃないですけどされてそうかと思っていたら本当に覚えられなくて。
それでどうしました?朝早く4時とか早めに起きて。
大変だ。
そのほうが頭がすっきりして入っていいなと思いました。
子どもたちが、寝てから夜2人でやったりとか。
隙間隙間で時間を見つけてやっていました。
でも久しぶりに見たら、すごく新鮮というか斬新な感じでした。
この役の感じが、愛ちゃんの。
ありがとうございます。
少年っぽい子ども時代と違って大人になって、ちょっといきのいい女という感じがすごい新鮮だったんですけど。
私も男っぽくやってくれと言われて。
ぴったりな感じ愛ちゃんももう大人になったのね。
皆さん、そう言っていただいて30歳というとびっくりされます。
当然といえば当然だけど、すごく新鮮な役でおもしろかった。
ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
プレミアムよるドラマ「喰う寝るふたり住むふたり」は来週の火曜日からスタートです。
全8回シリーズ。
前田さんをぜひぜひチェックして楽しんでいただければと思います。
続きまして、ちょっとお時間をいただきまして、総合テレビのこのあとの番組からのご案内です。
ラジオ、テレビ欄からご案内しましょう。
きょう注目は10時「ラストデイズ」著名人の生き様を追うドキュメンタリーなんですが特集番組です。
今回は勝新太郎さんに迫っていきます、オダギリジョーさんが関係者にお会いして勝新の姿に生きざまに迫っていきます。
中村玉緒さんもインタビューに答えてくださっています、今回は特集番組です。
きょうは勝新太郎さんですがあしたは忌野清志郎さん2夜にわたって、お伝えします。
おしまいに視聴者の皆さんから届いた質問・メッセージに前田さんにお答えいただきましょう群馬県の30代の方からです、私は前田さんと同い年で男の子の母親です。
男の子ならではの子育ての苦労子育てでいちばん大切にしていることを教えてください。
男の子ならではの苦労、なんでしょう。
まだそんなに男の子っぽい感じはしないかな。
ちょっとおとなしくて、これからやんちゃっぷりが激しくなるんじゃないかなと思ってどきどきしています。
2人とも男の子だから、けんかもあるだろうしとにかく楽しく笑って過ごそうと子どもたちにも毎日いろんなことがあるかもしれないけど、楽しく過ごすことを覚えていってもらいたいなと思っています。
笑うしかない。
もう笑って、全部笑って。
いいですね。
大阪府の30代の方からです。
忙しい愛ちゃんを元気にしたりリフレッシュさせたりしてくれるアイテムがあれば教えてください。
映画とお酒。
意外や、意外。
お酒は何が好きですか?ワインをいただいたりほんの少しだけですけど主人と飲んだりもします。
それでちょっとだけど、すごく私には、ぜいたくな時間を過ごして幸せっていうのを大事にしています。
高知県の20代の方からです。
私は愛さんの演技を見て、映画ファンになったのですが愛さんが影響を受けたりすごいなと感じた女優さんがいたら教えてください。
すごく難しい質問。
田中絹代さんはやっぱり好きです。
渋いところ、きましたよ。
やっぱり映画監督とお知り合いになる機会もあったりしていろいろ皆さんにこれを見たほうがいいよ、あれを見たほうがいいよと言っていただくと大体この方が出ているドラマや映画だったりしてすごくファンになりました。
青森県の方からです。
30代の女性の方です。
休日家族でどこかに出かけたりしますか。
なかなかないんですけど、先日すごく久しぶりに主人が休みが取れてみんなでアリゾナに行ってきました。
すごいすてきね。
メッセージです。
高知県20代の方です、大学時代に愛さん出演の「ガメラ3」を見て衝撃を受けました。
当時、愛さんは10代半ばでしたがボーイッシュで陰のある役柄を圧倒的な演技力で演じていて思わずこの人の演技力はすごすぎると感じました。
「喰う寝るふたり住むふたり」で愛さんの演技が見られることとても楽しみです。
会社員の方からです、私はずっと病気で寝たきりでテレビばかり見ていますが柴田恭兵さんの娘役で出ていらした刑事ドラマの印象が。
中村勘九郎さんとご結婚なさった報道を聞いたとき私の最初のことばは取られたでした。
でも今とてもすてきなご家庭を作られていて、今後のドラマも通じて丸ごと愛さんも全力で応援しています。
しばらく愛ちゃんをテレビで見られますからね。
「喰う寝るふたり住むふたり」ぜひご覧ください。
2014/05/01(木) 13:05〜13:52
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 前田愛[字][双]
ゲスト:前田愛、司会:伊藤雄彦アナ、戸田恵子 ▽ドラマ復帰!その訳は 歌舞伎一家の子育て法
詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】前田愛,【司会】戸田恵子,伊藤雄彦
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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