表現に合わせて長い筆短い筆硬い筆柔らかい筆などさまざまな筆が使われます。
(パパイヤ鈴木)さて今日のテーマは家族という事で漫画の中でも和子おばあちゃん言ってましたけども家族って何だろうねって悩んでましたね。
こんな事も言ってました。
まず子供たちが音信不通なんですよ。
そして倒れている時に見つけてくれたのも病院に連れていってくれたのも近所の方だったという。
(足立)家族じゃない。
そうなんですよ。
みんなどう思いますか?千瑛ちゃん。
私は家族ってあんまり考えた事ないんですけど強いて言うんだったら血の繋がりかなって思います。
(足立)僕は血の繋がりよりも心の繋がりじゃないかなって思ってます。
大人の意見だね。
でもペットの犬とか考えてみたら血は当然繋がってないんですが家族の一員だと僕は思ってます。
難しいな〜っと思いますね。
ぱっとは出てこないですね。
家族って血の繋がりとか心の繋がりとかいい答えがありましたけどそんな簡単なものじゃないような気もするんですよね。
家族だからこそぶつかるとかしがらみがあるとか家に帰りたくないとかそんな話よくあるじゃないですか。
いろんな意見がありますけどね。
ではまず家族について考える手だてとしまして家族の歴史から見てみたいと思います。
明治時代から戦前まで日本には家制度というものがありました。
家制度では家父長という一家の長となる男性に大きな権限があり妻は夫に子供は父に従うべきだと定められていました。
ところが戦後家制度は廃止されました。
家族についての決まりを定めた民法という法律が改正され旧民法から今の現行民法になったのです。
家ではなく個人の自由と権利が尊重されるようになったのです。
その結果家族の姿も変化していきました。
このグラフは世帯の割合の変化を表しています。
単独世帯とは1人暮らしを表し核家族とは夫婦や親子のみで成り立つ世帯です。
単独世帯は戦後割合が増加しました。
一方割合を減らしたのは拡大家族です。
これは夫婦や子供以外に祖父母おじおばなども含む世帯の事です。
その結果50年前には世帯の人数が平均しておよそ4.1人でしたが現在はおよそ2.4人。
半分近くにまで減りました。
確かに昔の家族と今の家族って明らかに違いますよね。
おじいちゃんおばあちゃんがいて7〜8人の大所帯っていう。
今はほとんどないですもんね。
(尾崎足立)そうですよね。
何でなんだろう?スタジオの皆さんの家族はどうでしょうか。
こちらです。
来た。
娘と私。
2人なので…これは私とお母さんが今2人で家に住んでて兄は今1人暮らししてて家を抜けちゃってるんですよ。
兄は1人暮らしでおじいちゃんとおばあちゃんも別に住んでいて。
こんな家族構成になっています。
分かりやすい。
僕の家庭はこんな感じです。
僕の家族は父と母と兄と弟と僕の5人構成なんですけど兄と僕が今1人暮らしをしていて実家には家族3人とあと猫2匹で暮らしております。
千瑛ちゃんは核家族世帯。
成君は単独世帯。
でも2人とも…私兄と別で暮らしてるんですけどでも月に1回御飯に一緒に行ったりとか。
離れてるけどでも繋がりは繋がってるのでそういうのって家族かなって。
パパイヤさんも家族と離れて暮らしています。
でも何だか独特の生活スタイルを編み出しているみたいですよ。
一年中花が咲き誇り美しい海が広がる楽園。
実はここ沖縄に僕の家族は住んでます。
パパイヤさんは自然の中で子供を育てたいと2年前沖縄に移り住みました。
パパイヤさんは1か月のうち1/3をここで2/3を仕事のため東京や地方で過ごしています。
(彩花太晴)ただいま。
お帰りお帰り。
あっお帰り〜。
はいはいはい。
こんにちは。
じゃあ自己紹介して。
えっと…お姉ちゃんと弟君です。
よろしくお願いします。
(2人)よろしくお願いします。
元気がないね。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
沖縄暮らしを決めたパパイヤさんでしたが家族と離れて暮らす事に初めは不安もありました。
そばにいてあげられなくて奥さんごめんなさいねって事はいっぱいありますよ。
あとは子供にもさみしい思いさせちゃってるなっていう。
来るとね一緒にお風呂入ろうって言って入るんですよ。
それで「パパ一緒に寝ようよ」。
「パパ一緒に寝ないよ」。
「じゃあ僕寝れるまででいいから」。
早く寝たら…寝かしつけたらこっちに出てきて奥さんといろいろ話をしようと思ってるから早く寝ないかなって正直思う訳ですよ。
こうやって寝ててぱっと見るとこの人こうやって僕見て起きてるんですよ。
離れている間家族を繋ぐのはメールや電話です。
毎日欠かさずその日の出来事を伝え合っています。
(太晴)うんおいしかった。
チンジャオロースおいしかった?ホント?2年経った今パパイヤさんはある事を確信しています。
それはこのライフスタイルがむしろ家族の絆を強めているという事です。
パパイヤさんは会えない時間が長いからこそ沖縄での生活をとても大切にしています。
食事作りから宿題の手伝いまで全ての時間を家族のために使っています。
最初はね離れ離れになってしまって子供の多感な時期にお父さんがあんまりいないっていうのはよくないなと思っていたんですが実は逆で…。
東京で一緒に住んでる時は僕いつも夜遅いんですよ。
帰ってくるとみんな寝てますよね。
絆も太くなったっていうかそういう気が僕はしてるんです。
最後にお子さんたちから…お酒飲んで酔っ払ったりして大きな声出したりするのはちょっとやめてほしいけどいつも優しくしてくれてありがとう。
離れててもお父さんが元気でいてくれたりこの沖縄で僕たちが生活している事を心配してくれてありがとう。
いや〜どうですか?メッセージありましたけど。
何か言ってますね。
「お父さん…」なんて言ってね。
いつもパパって言ってる。
家族って一緒に住んでるから家族とかじゃなくてやっぱどれだけ心が繋がってるかなんじゃないかなって改めてVTR見て思いました。
いい一つのケースを見れたなって。
何かすいませんねうち。
いい感じになっちゃって。
いい感じですよだいぶ。
すてきでした。
でもですねパパイヤさんうちの家庭も…うちの家族もすごくすてきなので見て下さい。
青木さんの家族は4歳の娘さん。
いいじゃん。
ママのお手伝いが大好きな元気な女の子です。
今日は2人で春巻きを作りました。
(インタビュアー)出来ました?あっちで。
ママこれ見てなきゃいけないから。
1…。
食事の準備と同時進行で娘さんの遊び相手も。
1人で何役もこなします。
ここだ。
忙しい仕事をこなしながらの子育てです。
いた〜。
どこか行っちゃったかと思ったでしょ。
毎日決まった仕事に行く訳じゃないし毎月忙しさも違うのでバランスは崩れてたりする事はありますけど難しいとこではありますけどね。
仕事へ行く前は座って食べる暇もありません。
食べて。
実家のお母さんから毎週届く絵手紙です。
お母さんは遠くに住んでいて子育てで困った時にもなかなか助けてもらう訳にはいきません。
そんな青木さんにとって支えになっているのが友達やご近所さんなど日頃からつきあいのある人たちです。
中でも青木さん親子の大きな支えになっているのがこの場所。
2年前から青木さんが仕事に行く時娘さんを預けている民間の託児所です。
子育ての相談に気軽に乗ってくれたり一緒に子供の成長を見守ってくれたり安心できて頼りになる場所です。
仕事が終わると青木さんは急いでお迎えに駆けつけます。
(保育士)お帰りなさい。
ありがとうございます。
(保育士)お昼寝タイムです。
大好きなお友達にハグしたりしてとっても楽しく過ごして…。
あっ起きたかな?ちょうど。
そろそろ起きる時間だと思うので。
起きた?寝てた?たくさん寝たね。
やったね。
頑張ったね。
よいしょ。
(保育士)たくさん頑張ったので。
ダンスもたくさん踊りました。
ダンス踊ったの?
(保育士)先頭でね踊ってくれたもんね。
ホントに…すてきじゃないですか。
そうですか?楽しくやってるかなという感じではありますけど…。
ママ大好きっていう感じ出てましたよ。
ここで……を図にして頂きました。
私と娘がいて…。
私は離婚してますけれども娘のパパがいてパパの家族たち…娘にとってはいとこたち家族と今も繋がってはいますし一緒に育ててるっていう感じです。
他にも……などなどホントにたくさんのサポーターに囲まれているんですね。
もともと青木さんってそういう周りの人と一緒に昔の長屋っていうとこがあってご近所さんとっていうつきあいをされる方でしたか?いや〜私ホントに苦手で。
独身の頃なんて完全に1人で。
そんな感じですよね。
とにかく1人で生きてきました。
これからも1人で生きていきますっていうタイプ。
それが何でそういうふうな周りを巻き込んでっていうか周りに繋がりをっていう事になったんですか?これはあの何て言うのかな?私は両親も離婚してるって事もあるかもしれませんけど家族ってものがあんまりよく分かってないんですよね。
この私が子供ができた時に私だけが育てない方がいいんじゃないかと思うんですよ。
周りの人たちも私にない部分をすごく持ってますし愛情を持って娘に接してくれる人はやっぱり大事にしなきゃいけないなっていう事でつきあってはいますけどね。
私も青木さんのように小さい時はベビーシッターさんの元で一緒に遊んだりとか料理とかお散歩とかいろんな事教えてもらってたんで。
これを見たら私もそういうおばあちゃんのような存在だったのでそういうのも家族なのかなって。
僕は今1人暮らしなんですけど地域づきあい地域も含めて家族なんだという考え方すごく共感できて。
地域の人々と一緒に御飯に行って御飯ごちそうになったりとかあとバーベキューに誘ってもらったり。
それはどうしたら例えばそうなる?僕の場合の話をさせて頂くと行きつけのリサイクルショップがありましてまずそこの店長さんと仲良くなったんですよ。
何回か通ってたの?そこには。
通ってたんですけど若い子が来るのが珍しかったみたいで。
そうだよね。
僕のように離れて暮らす家族。
そして青木さんのようにさまざまな人に支えられながら生きていく親子2人の家族。
ほかにもさまざまな家族があるみたいですよ。
…とは友達や知らない人同士で共同生活をする家の事です。
このシェアハウスには交流を深めるためのスペースがあります。
実家から初めて出たんですけれども1人暮らしだとちょっと何かとさみしかったりとか不安だったりとかするので。
こちらはヒラタさん一家。
再婚によって血の繋がらない同士が家族になる…夫のコウイチさんは子供2人を連れてリエさんと11年前に再婚しました。
その後2人の子供が生まれ現在は6人家族。
時間をかけて絆を深めてきました。
ここまで来るのには5年間ぐらい相当悩みましたが今はとても幸せです。
今日はいろいろな家族が登場しました。
成君どうでした?そうですね自分の家族を基準に考えてしまうのでやっぱ人それぞれ家族それぞれ形が違うっていうのに驚きました。
最後に「家族とは○○だ」。
皆さんに書いて頂きました。
ですかね。
(尾崎)私は……だと思います。
私はこちらです…大人ですね。
今地域の人とか娘を通していろんな人と関わるようになってそれは助けてもらってますけどそこにはやっぱり努力は大いに必要であって。
生きていくための必要なチーム作りをしなさいと。
1人じゃ生きられないよという事なんですよね。
さあ家族ってホントにさまざまで答えはないって分かりましたがテレビの前の皆さんはどうだったでしょうか?それではまたお会いしましょう。
さよなら〜。
さよなら〜。
さよなら。
明治時代に定められた旧民法では家制度に基づき家族は家父長に従うものとされていました。
しかし戦後民法が改正され家ではなく個人の自由と権利が尊重されるようになりました。
その結果世帯当たりの人数の平均も2.4人にまで減りました。
離れて暮らす家族や血の繋がらない家族などさまざまな家族があります。
2014/05/01(木) 14:40〜15:00
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 家庭総合「家族ってなに?」[字]
「家族」って、いったい何だろう?番組ではMCパパイヤ鈴木さんと青木さやかさんの家族を取材!その生活の様子を見ながら「家族」の条件について考えます。
詳細情報
番組内容
「家族」って、いったい何だろう? 一緒に住んでいること? それとも、血のつながり? それを考える手がかりとして、MCのパパイヤ鈴木さんと青木さやかさんの家族をVTRで取材!! 「家族」であるために、二人はどんな努力をしているのでしょうか? 多様な「家族」のあり方を紹介し、家族の条件について考えます。【出演】パパイヤ鈴木、青木さやか、足立成、尾崎千瑛【声】沖田愛【マンガ】和田フミ江
出演者
【出演】尾崎千瑛,足立成,【司会】パパイヤ鈴木,青木さやか,【語り】沖田愛
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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