中国西部、新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチ。
日本時間の昨夜8時過ぎ、何者かが駅の近くにいた人たちに刃物で切りつけるとともに、爆発を起こしました。
この事件で3人が死亡、79人がけがをしました。
昨夜、爆発があったウルムチ南駅です。
爆発があった現場は片づけられていて、大勢の利用客が来ていますが、警察官が厳重な警戒に当たっています。
一夜明けたきょうも、現場には多くの武装した警察官が。
実は、事件の直前、中国の習近平国家主席が、新疆ウイグル自治区を視察に訪れていました。
先月27日からの視察を終えて、習主席が自治区を離れたのはきのう。
その夜に事件が起きたのです。
事件前の視察で習主席は、テロ対策の強化を指示していました。
その直後に起きた事件。
中国指導部は、面目を潰された形です。
中国の国営メディアは、今回の事件を受けて、習主席が出した重要指示を伝えました。
事件は、自治区の分離独立を目指す勢力によるテロだとの見方を示し、犯人を厳罰に処すよう命じました。
一方で、事件そのものについてはほとんど伝えられていません。
新聞では、短い記事が目立たない位置に掲載されただけ。
インターネット上でも、独自の情報や画像などが次々削除され、当局の厳しい情報統制がうかがえます。
事件が起きた新疆ウイグル自治区。
少数民族のウイグル族が人口の半数近くを占め、その多くはイスラム教を信仰しています。
一方で、自治区の書記など、要職を占めるのは、漢族です。
自治区にあるモスクの写真です。
未成年者や女性が祈ることを禁じる看板が。
ウイグル族は、政府の宗教政策や漢族との経済格差に不満を募らせています。
去年、天安門の近くで車が炎上した事件。
さらにことし3月、雲南省の昆明駅で29人が死亡した無差別殺傷事件。
中国政府は、いずれの事件も新疆ウイグル自治区の独立を主張する組織が関与したテロと断定しました。
街の至る所に取り付けられた監視カメラ。
テロ対策の名目で、ウイグル族への締めつけが強化されてきました。
今回の事件に、これまで以上の厳しい姿勢で臨むとする習主席。
先ほど中国の国営の中国中央テレビは、死亡した3人のうち2人が容疑者だ。
この2人は過激な宗教思想の影響を長く受けていたと報じ、自爆テロだったと結論づけました。
こんばんは。
重要指示の中の表現は、強烈ともいえるものでした。
反発、封じ込め、そしてまた反発。
中国指導部のいらだちがうかがえます。
札幌市の警察官舎で、ボンベが爆発した事件。
逮捕された女がふだん使っている車が、現場周辺の複数の防犯カメラに映っていたことが、警察への取材で分かりました。
警察によりますと、容疑を否認しているということです。
先月、札幌市北区にある警察官舎で、仕掛けられたカセットこんろ用のボンベが爆発した事件。
警察は昨夜、名須川早苗容疑者を激発物破裂の疑いで逮捕しました。
名須川容疑者は、先月26日から任意の事情聴取に応じてきましたが、一貫して事件との関わりを否定しています。
これに対し警察は、名須川容疑者が事件当時、現場付近にいたと見ています。
根拠としているのが、カメラの映像。
事件と同じ時間帯に近くを走っていたタクシーの車載カメラに、名須川容疑者がふだん使っている車が映っていたといいます。
車はまた官舎近くの北警察署や店舗などに設置されていた防犯カメラにも、映っていたことが分かりました。
北署の警察官舎が狙われた今回の事件では、犯人を名乗る人物から、地元の民放テレビ局に文書が送りつけられました。
捜査、取り調べ、言動、態度、北署はどれもひどいものでございます。
北警察署への恨みと共に、複数の警察官の名前が書かれていました。
捜査関係者によりますと、名指しされた警察官の聞き取りなどを行った結果、ほぼ全員が以前、別の事件の捜査で、名須川容疑者と接点があったことが明らかに。
逮捕を判断する材料の一つになったということです。
札幌市北区では、1月以降、同じような手口の事件が5件相次いでおり、一連の事件との関わりについても慎重に捜査することにしています。
さあ、きょうから5月ですが。
ということは、消費税率が5%から8%に引き上げられてちょうど1か月ということですね。
印象としてはどうでしょうか。
増税がずっしりと響いたという方、いや、意外と気にすることなく1か月が過ぎたという方、それぞれいらっしゃると思いますよね。
企業の中には、消費が大きく冷え込むのではないかと心配するところも多かったと思いますが、1か月たって、だんだん消費動向が明らかになってきました。
大手企業では、どうやら想定の範囲内に収まっているようです。
4月の消費増税からきょうで1か月。
皆さん、お金の使い方、変わったんでしょうか。
消費の実態はどうなっているのか。
きょう発表されたデータを見てみると。
まずは自動車。
国内で販売された新車の台数は、3月まで7か月連続で、前の年の同じ月を上回っていましたが、4月は5%余り下回り、減少に転じました。
続いてデパート。
大手4社の売り上げは、駆け込み需要の反動で、去年の同じ月に比べて、7%から15%の減少でした。
この落ち込みをどう見るか。
エコノミストは。
こちらの大手デパート。
売り上げの減少は13%余り。
想定の範囲内にとどまったとしています。
功を奏した対策の一つが、商品力の強化です。
軽いですね、軽くてつやっとしてる。
そうですね。
増税前の3月に、新たな売り場を開設。
デザインにこだわったワンピース。
明るい色合いのストール。
バイヤーが複数のブランドから、独自に買い付けした商品を並べました。
意識したのは、この店舗の主な客層である、40代から60代の女性です。
この売り場では、4月の売り上げが3月とほとんど変わらなかったといいます。
一方、節約意識の高まりから、売り上げの減少が懸念されていた外食産業。
今のところ、予想に反し、売り上げは堅調です。
こちらのファミリーレストランのチェーン。
4月の売り上げは去年に比べてプラス8%でした。
こうした傾向は、外食業界全体に広がっています。
大手飲食ポータルサイトが行った調査では。
去年とことし、4月の売り上げがどう変わったかをおよそ350の加盟店を対象に調査。
69%の店がよい、または変わらないと答えたのです。
その攻めの姿勢が、効果を上げているのが、こちらの焼き肉店です。
個人経営のこの店。
消費税率の引き上げを機に、これまであったメニューを刷新しました。
それが。
せれぶと名付けられたメニュー。
その一つ、特上和牛ロースは、200グラムで2600円。
これまでの料理よりちょっと高めですが、およそ7割の客がせれぶメニューを頼むということです。
この店では、前の年の同じ時期と比べ、およそ1割売り上げが増えました。
自動車業界では、駆け込み需要の反動を抑えようという取り組みも。
こちらの自動車販売店の狙いは、女性です。
毎週金曜日をレディースデーにしました。
レディースデーというのをやっておりまして、スイーツとスターバックスのコーヒーで、ちょっとおもてなしをしておりますので。
無料のサービスで、財布のひもを握る女性を取り込もうというのです。
消費税を来年10月に10%に予定どおり引き上げるかどうか。
安倍総理大臣は、経済状況などを考慮して、年内に判断する考えです。
今後の見通しは。
次です。
ODA・政府開発援助は、これまで途上国のインフラ整備や貧困対策などに使われてきました。
そうして培われた日本と途上国との関係は、信頼は、いわゆる人間の安全保障の一つと位置づけられてきましたが、そのODAが今、文字どおりの安全保障の分野で、活用され始めています。
海の警察活動のための巡視船を供与したり、海上保安官の育成を通じ、東南アジアの国々を支援する動きが始まっています。
インドネシアの海をパトロールする巡視船。
実は日本製の船です。
3隻で19億円。
日本が初めてODAで供与しました。
日本の商船が行き交うマラッカ海峡などに出没する海賊を取り締まるために使われています。
一方、マレーシア。
海上保安官を目指す候補生の訓練です。
3年前に出来た海上保安大学校です。
ここでは今、海の警備を行う人材を急ピッチで育成しています。
海難救助の技術だけでなく、海の国際ルールなども身につけます。
指導に当たるのは、日本の海上保安官。
ODAの予算で派遣されています。
今、日本はハードとソフトの両面で、アジアの海の安全に協力しているのです。
ODAを活用して、海の安全確保を目指す国際協力。
今、その動きが加速しています。
安倍総理大臣は、みずからが掲げる積極的平和主義に基づいて、ODAを積極的に活用する方針を打ち出しています。
3月のベトナムとの首脳会談。
日本政府はODAを活用して、巡視船を供与する考えを示しました。
日本が連携を図る背景にあるのが、海洋進出を強める中国の存在です。
中国とベトナムとの間では、南シナ海の島々の領有権を巡って争いが起きています。
さらに、中国はフィリピンとの間でも、領有権を巡って、鋭く対立しています。
その最前線に立つのがフィリピン沿岸警備隊。
しかし、予算不足のため、巡視船の確保もままなりません。
そこで使っているのが。
私の後ろに見えるあちらの船は、日本がODAでフィリピンに供与した海上にブイを設置するための船です。
しかし性能がほかの船に比べて優れていることから、現在では主に巡視船として活用されています。
巡視船が足りず、作業船を代用しなければならないのが現状です。
沿岸警備隊には2年前、忘れられない苦い経験があります。
南シナ海にあるスカーボロー礁。
フィリピンが主張する排他的経済水域にあり、大切な漁場でした。
ところが中国の艦船が連日現れ、結局、中国側が実効支配してしまったのです。
こうした中、去年、日本政府はODAを活用し、フィリピンに最新の巡視船10隻を建造し、供与することを打ち出しました。
フィリピン側は現在、どのような装備を巡視船に載せるのか、日本側と協議しています。
海の安全保障を巡り、ODAを活用して、アジアと連携を深める日本。
各国の沿岸警備隊の強化は、一定の効果があると専門家は指摘します。
一方でこうした動きは、ODAの理念を逸脱していると、危惧する声も出ています。
日本を取り巻く安全保障の環境が厳しさを増す中、変わるODA。
安全保障の分野にどこまで活用するのか、今、その在り方が問われています。
政府はODAの理念や指針を定めたODA大綱の見直しを進めていまして、年内にも新たな大綱の策定を行いたいとしています。
議論を進めている有識者の間からは、ODAを、今お伝えしたような安全保障ですとか、あるいは日本経済の成長にもっと役立てるべきだという意見が出されています。
日本のODAが始まって60年です。
今、一つの曲がり角に来ています。
谷や斜面に土を盛って造成された住宅地は各地にありますが、東日本大震災では、この盛り土の工法で造成された地盤が崩壊し、住宅などに大きな被害が出ました。
盛り土が崩壊する被害は、大きな地震のたびに繰り返されてきました。
どこにそうした盛り土があるのか。
公表している市区町村は、僅か8%にとどまり、対策が進んでいない実態が浮き彫りになりました。
仙台市郊外の折立地区。
震災で住宅が地盤ごと壊れる大きな被害が出ました。
多くは盛り土で造成された住宅地でした。
盛り土は山を削って、その土で谷や斜面を埋めて住宅地を造成する工法です。
大地震が起きると激しい揺れで、元の地盤と盛り土の間でずれが生じて崩壊。
被害を繰り返してきました。
折立地区に自宅があった高瀬稔さん。
リフォームしたばかりの家が全壊しました。
国は8年前から、全国の自治体に盛り土の実態を調べて公表するよう求めてきました。
その進捗状況がきょう明らかに。
全国1742の市区町村のうち、調査を終えたのは601。
そのうち結果を公表していたのは139で、全体の僅か8%にとどまっていたのです。
結果を公表していない広島市。
7年前、古い地図と最近の地図とを比べて、地形の変化を手がかりに、316か所の大規模な盛り土を確認。
現地を調べて、今すぐ対策が必要な所はなかったとしています。
そのため積極的には公表せず、個別の問い合わせに応じる対応にとどめてきました。
盛り土は、年月とともに危険性を増すおそれがあるとして、公表を急ぐべきだと指摘する専門家もいます。
東北大学の風間基樹教授です。
盛り土は地下水がたまった状態が続くともろくなるというのです。
1960年代以前には、十分な規制がなく、水を抜く対策が足りなかった可能性があります。
東日本大震災では、古い盛り土ほど、多くの被害が出ました。
震災の教訓をもとに仙台市は去年、全国で初めて、盛り土の地図を造成された年代も含めて公表しました。
公表を始めた初日には、市役所に確認に訪れる人もいました。
危険かどうか判断するチェックポイントは、国土交通省がホームページで公開しています。
盛り土を覆う壁から水がしみだしていないか。
長い亀裂はないか。
こうした兆候があれば、自治体に相談して対策を検討してほしいと呼びかけています。
盛り土は危険性が確認された場合、水抜きなどの対策が必要となります。
住民の合意があれば、国や自治体の補助が受けられる仕組みがありますが、住民の負担が1棟当たり数百万円に上るという課題もあります。
非常に難しい問題が多いんですが、まずはしっかりとした調査、そして結果の公表が必要なのは間違いないと思います。
さて、きょうは全国的に気温が上がって、各地で初夏の陽気となりました。
早いものですね。
クールビズ姿の人も見かけるようになりました。
非常に気持ちのいい季節ですが、緊張して4月からの新年度に臨んだ人にとっては、疲れがいろいろなところに出やすい時期でもあります。
風薫る5月のスタート。
一方で、5月といえば、その名前が付いた、ある症状に悩まされるという人も。
この時期、若い世代を中心にして症状が出やすいといわれる五月病。
学生の皆さんはどう感じているでしょうか。
進学や就職などで新しい生活が始まってちょうど1か月。
周りからは環境に慣れてきたと見られる時期です。
しかし、突然やる気がデナクナッタリ、ふさぎ込んでしまったりするのが、いわゆる五月病です。
きょうはどうぞよろしくお願いします。
精神科医の古賀良彦教授によりますと。
児林リポーターも、この春、新しい職場に転勤してきました。
東京都内にある大学です。
五月病をはじめ、学生の精神面を支援しようと、3年前からは5月になると、臨床心理士などによる講座を開いています。
そのときに使うのが、このチェックシートです。
いらいら、不安といった気持ちの変化。
それに頭痛や食欲などの体の状態を学生みずからが確認します。
大学の学生相談室が、昨年度対応した相談件数は、全部で4400件余り。
特に5月は、大学の講義についていけない、友達が出来ずに1人でぽつんと過ごしているなど、大学生活を送るうえでの支障が表に出てくる時期だと捉えています。
大学によりますと、講座を開いたことで、気持ちが軽くなり、人に相談しやすくなったという声が寄せられているということです。
それでは、五月病にならないためには、どんなことに注意をしたらいいのでしょうか。
古賀教授が指摘するのが。
まもなく始まる大型連休の後半。
3日から6日にかけての4連休。
特に注意が必要なのが、5日と6日の過ごし方だといいます。
世界に例を見ないスピードで高齢化が進む日本。
政府は、財政上の理由などから、高齢者の入院をできるだけ減らし、在宅医療を充実させる方針を打ち出しています。
在宅の比重が高まるのに伴って、患者を診る医療の側にも体制の見直しが求められています。
これまで病院では、医師を頂点にして看護師や薬剤師がその下に位置づけられるという形が当たり前でした。
しかし、入院を前提にしたそうしたピラミッド型では、在宅の患者への目配りが十分にできないと、患者を中心にして医療従事者の横の連携を強める試みが始まっています。
こんにちは、訪問リハビリです。
山形県に住む高橋政雄さん。
7年前に前立腺がんを患い、自宅で療養を続けています。
この日やって来たのは、医師ではなく、作業療法士、成澤施保さんです。
歩行訓練など、リハビリを指導しています。
さらに、体温や血圧を測ったり、筋肉をほぐしたりしながら、体の状態を確認していきます。
事務所に戻ると、すぐに高橋さんの状態をパソコンに入力。
担当の医師や看護師、ケアマネージャーなどと情報を共有するシステムを使います。
これまでは医師らと連絡を取り合うのは手間のかかる作業でしたが、このシステムが出来て、大きく変わりました。
高橋さんの主治医、中村秀幸さんも、このシステムは在宅医療に欠かせないと受け止めています。
医療を提供する側が、職種を超えて連携することで、病気の早期発見にもつなげています。
去年10月、主治医の中村さんは、作業療法士の成澤さんが書き込んだ情報に注目しました。
その日のうちに高橋さんの自宅を訪問した中村さん。
がんの転移を早期に発見することができました。
このシステムでは、現在およそ7200人の患者の情報が共有されています。
地元の医師会では今後、さらに拡大していく予定です。
在宅医療で求められる、職種を超えた連携。
学生への教育に、取り入れ始めた大学もあります。
医学部、薬学部、看護学部による合同の実習です。
この日は入学したばかりの1年生、およそ300人が一堂に会しました。
看護学が専門の酒井郁子教授です。
酒井さんは、かつて看護師をしていました。
在宅医療では、医師やケアマネージャーらとの連携がより重要だと考えています。
この大学で重視しているのが、職種の壁を超えたコミュニケーションです。
学生たちの顔合わせとなったこの日は、お互いをよく知ろうと、ゲーム形式で自己紹介を行いました。
まず1つ目がスポーツが好き。
次、甘いものが好き。
甘いものって、何が好きですか?
一番好きなのはチョコレートですね。
相手を知ることは、コミュニケーションの第一歩です。
在宅医療が増えていくのは、ある意味、時代の流れだとしても、それによって受けられる医療の質というのが、極端に低下するってことが、やっぱりあってはならないんだと思います。
だとすれば、そこで柔軟な発想ですとか、場合によっては発想の転換によって、現実に対処していく必要があります。
ご紹介したのはその一例といえると思います。
こんばんは。
5月の始まりは全国的に初夏の陽気となりました。
きょう、最高気温が25度近くまで上がった高松市。
聞こえてきたのは。
セミの鳴き声です。
初夏を知らせるハルゼミ。
毎年、この時期から6月ごろにかけて、晴れた日に鳴くということです。
一気に季節が進んで、夏が来たような、きょうは陽気になった所が多かったようですが、あすはどうでしょうか?
あすもきょうに続いて、暑くなる所、きょうよりも気温上がる所が多くなりそうですね。
では天気図を見ていきましょう。
あすは南に高気圧、北には低気圧が進む見通しです。
詳しく見ていきましょう。
これ、気温の上がりやすい気圧配置なんですね。
なぜかというと、まずは高気圧に覆われまして、広い範囲で日ざしが降り注ぎます。
北の低気圧に向かって、南から暖かい空気が吹き込んできますので、きょうよりも気温、上がってきそうです。
暑くなる所が多くなってきそうです。
では気温の変化を見ていきます。
朝の6時です。
朝はけさよりも冷える所が多くなりそうです。
内陸は水色で10度を下回る見通しです。
午後3時です。
きょうよりも上がりまして、九州から関東、広い範囲オレンジです。
25度近くに上がる所が多くなりそうです。
夜9時です。
夜もこの時期としては高いです。
黄色や緑で10度から15度前後の見通しです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきます。
気温が上がっていますので、引き続き不安定な天気に注意が必要ですね。
そうなんですね。
きょうに比べて、不安定な所は少なくなります。
不安定な所、東北の北部や北海道ですね、局地的ではありますが、急な雷雨にお気をつけください。
一方で東北の南部から九州は安定してきそうですね。
半袖でもいいぐらいの、そんな陽気となっていきそうです。
こうした晴れた所では、汗ばむ陽気となります。
5月から6月並みの気温となってきそうですね。
予想最高気温、見ていきましょう。
25度以上という所が多くなりそうですね。
東京は26度、名古屋は27度まで上がりそうです。
この時期もう紫外線も強くなっていますし、熱中症にもなりやすい季節ですね。
今、新緑がすごく気持ちいいですから、木陰を利用したり、水もこまめにとるようにしてください。
気象情報でした。
ライトフライ級チャンピオン、いのうえなおや選手の入場です。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
大リーグ・ロイヤルズの青木宣親選手、チームに勝利を呼び込んでいます。
1番の青木。
得点を記録した試合は、今シーズン、全勝です。
1回の打席。
これが5試合連続のヒット。
2ベースとなって、チャンスを作ります。
このあと3塁に進んだ青木。
浅いフライでタッチアップ。
先制のホームを踏みました。
試合はロイヤルズが勝ち、青木が得点した試合は、11勝負けなしです。
勝利への貢献度の高いこの青木選手。
今、試合の中で日本ではナイスバッティングだと、こういうとき言うんだと言っていたのは、現地の解説者、レックス・ハドラーさん。
実はヤクルトで、1993年にプレーした経験があるので、日本の野球、さらに青木選手にも非常に詳しいということなんですね。
こういう場合、アメリカでは、ナイスヒッティング。
ヒッティングって。
ものすごい発音いい、練習したでしょ?
だいぶ練習しました。
ということばが使われることが多いそうです。
プロ野球はパ・リーグから。
首位のオリックスは今シーズン2回目の5連勝と好調です。
2位ソフトバンクとの3連戦で、3連勝を狙いました。
オリックスの先発は岸田。
先月16日以来のマウンドです。
2回、2アウトから細川。
速球を運ばれ、1号ホームラン。
先制されます。
続く3回は内川。
さらに6回、イ・デホ。
リズムに乗り切れなかったと岸田。
ホームラン3本を打たれ、6回途中でマウンドを降ります。
打線は5試合連続で2桁安打と好調でしたが、きょうはつながりません。
ヒット4本に抑えられ、オリックスは今シーズン初の完封負け。
連勝は5でストップです。
5連敗中の楽天。
1点を負う4回、1アウト2塁3塁で8番嶋。
勝ちたいと食らいつき、2点タイムリー。
逆転します。
このあと1塁3塁で、1塁ランナー、島内が挟まれます。
タッチをかいくぐっていました。
3塁ランナーは嶋。
思い切りのいい走塁で、1点を追加。
さらに岡島。
楽天はこの回、一気にリードを広げ、連敗を5で止めました。
日本ハムは4回に打線が奮起。
西武先発のレイノルズを捉え2点を返し、なおも3塁1塁のチャンス。
市川のタイムリーで同点に追いつきます。
日本ハムはこのあと打線がつながり、この回一気に6点を奪って逆転します。
1点差に迫られた7回、前の打席、タイムリーの西川。
なんとか食らいつこうと打った当たりは、4号ホームラン。
続く4番中田。
2者連続のホームランで突き放しました。
セ・リーグです。
首位広島と、その広島に2連勝してゲーム差なしに迫った2位阪神。
首位攻防の対戦は、共にルーキーが先発しました。
阪神の先発は、どらふと6位の岩崎。
ここまで2勝です。
3回、広島の先頭はロサリオ。
速球が高めに入り、2号ホームランで先制されます。
続く4回はエルドレッド。
打撃好調です。
岩崎はこの試合まで防御率1点台。
しかし、5回途中5失点と崩れました。
広島の先発はドラフト1位の大瀬良。
こちらも2勝です。
速球に力があり、得点が12球団トップの阪神につけいる隙を与えません。
完封は逃しましたが、大瀬良はプロ入り初完投。
広島が首位を守りました。
巨人の杉内はまだ1勝。
2点リードの6回、満塁とされ畠山。
アウトコースのボールをうまく打たれました。
2人がかえって同点に追いつかれます。
巨人はその裏、ノーアウト2塁でロペス。
この打球にランナーの阿部が飛び出します。
タッチアウト。
嫌な空気が漂います。
それでもチャンスを作り直して、代打、高橋由伸。
フルカウントから逆らわず振りました。
2人がかえって勝ち越し。
巨人一筋のベテラン、後輩のミスを消す決勝打でした。
DeNAは初の3連勝が見えてきた7回、4人目の山口。
3つのフォアボールで満塁。
ベンチはたまらず、大原にスイッチします。
中日は5番森野。
フルカウントからの6球目。
押し出しのフォアボールで同点に追いつかれます。
その裏、DeNAも1アウト満塁と、3人目の福谷を攻めます。
6番バルディリス。
フルカウントからの10球目。
犠牲フライでDeNAが再びリードしました。
試合はまだ続いています。
現在8回裏。
DeNA、さらに2点を追加して、9対6でリードしています。
さあこちら、敗れれば順位が入れ代わるという試合で、貢献した大瀬良投手。
初めての完投は148球投げきりました。
球威が最後まで落ちなかったようですね。
先発すれば誰にもマウンドは譲りたくないと、高揚感がありましたし、ここまで5試合、いずれもしっかりと先発の役割を務めて、防御率は1.89。
頼れるルーキーです。
サッカー元日本代表の呂比須ワグナーさんが出身地ブラジルで、クラブチームの監督に就任することになりました。
45歳の呂比須さん、日本がワールドカップ初出場を果たした1998年のフランス大会に、フォワードとして出場しました。
今年36年ぶりによみがえった幻のフィルム。
2014/05/01(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽中国で爆発事件 テロか?指導部に衝撃▽消費増税から1か月[二][字]
中国西部で爆発事件 習主席視察直後に…テロか?指導部に衝撃▽消費増税から1か月 売り上げ減は想定内?回復の鍵握るのは女性▽地震リスクある盛土調査公表の自治体8%
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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