フジテレビの1階で販売しているサザエさんの顔の形をかたどったフジテレビ名物サザエさん焼
(柿沼)ということで今週の『アウト×デラックス』は…。
あっちち…。
(マツコ)あらっ!
(矢部)東大名誉教授?・
(ドアベルの音)なぜこのような番組に出ていただけたんでしょうか?
(養老)僕も最初に言われてどうしようかなといいかげんに思ってたら…。
(養老)そのうちね俺がいないときプロデューサーが来たのよ。
うちに。
鎌倉までわざわざ。
それでここのさ『サザエさん』のどら焼きあるじゃん。
『サザエさん』の。
それで俺甘い物好きだから…。
全部食べた?全部食べちゃって…。
大ベストセラー『バカの壁』の著者である養老孟司さんは東京大学医学部を卒業後解剖学者の道へ
その後東大名誉教授に就任したこれぞ超グッドな方なんですがまさかこんなにアウトだなんて!
これすごいですね。
色々情報。
嫌々…そのころね僕虫好きでね生物学とかそういうのをやる方がホントだと思ったんだけど。
先輩に…ちゃんと生物の先生に聞きに行ったんだよ。
(養老)全然お金にならないから。
そういうアドバイスを。
当時はそうだったですよ。
食えないって今の食えないじゃないよ。
ホントに具体的だったんですよ。
あ〜当時はね。
先生…。
「今はちょっと小さくなってるんだ」って。
マツコがおっきいから?これ異様ですか?どうですか?これ。
生物的には。
「不思議な体格ですね」!どうですか?これは人間という生物を考えたときに異常事態ですよね?そういうことは考えないけど…。
でも解剖したくなりますよね?したくならない。
こういう人を出すと困るんだわ。
なぜですか?あっ脂肪。
でもねホントそうらしい。
メスが切れなくなってくるらしい。
脂肪を切ってる間に。
だからまだ遺体解剖だったらいいですけど手術するの大変ですよね?
(養老)大変だと思います。
どうしよう。
先生いい先生紹介していただけます?脂肪さばくのがうまい先生いませんかね?だから私病気できないのよ。
でもそういう人用の医療器具は?
(養老)だってあんまりないもんね。
そうなんですか?その代わり…。
ポンって逝くのね私。
だから今日が最後かもしれないんだからよく見とけよ。
ホントに。
ポンって逝っちゃうんだから。
でも先生オカマさんたちお好きなんですか?そうなんですか!?面白い人多くてね。
よく思うんだけど普通の人ってそういう人たちがどう行動してるかってあんま考えたことないと思うんだよね。
だけど街を歩いてて…。
常に考えて?そうか。
あっ分かる!別に私自分が面白いとは言いませんけど…。
先生それより一度オカマを口説いたことあるんですか?情報聞きましたよ。
(養老)酔っぱらって歩いてたらぶつかったやつがいるんだよ。
(養老)背が高くてね肩幅広くていい女だったのよ。
これはオカマだ!と思ったの。
見た瞬間に。
見た瞬間に分かったんですね。
それで話し相手がいないからこれ面白いなと思って少ししゃべろうかって。
まあね!だからさ…。
そうですか。
逆の話はよく聞くんだけどさ。
逆はね。
あと先生やっぱりすごいです。
小学校のとき教科書が配られた日に全部読んでしまうので授業は知っていることばかりで退屈だった。
今は分かんないと思う。
僕小学校のころって本ってなかったんですよ。
あ〜!そっか。
(養老)だから本なんかない。
(養老)古本がね。
だから…。
それ読んだ内容は?
(養老)違うよ。
読むもんがないから。
だからこの時代に生まれちゃってたらもっと分かりやすいおかしな人になってたかもよ。
ホントのアウト?そうそう!分からへんよなそれは。
すいませんね。
色々音がして。
私意外とね夜中も物音で起きちゃったりするタイプよ。
夜泣きで起きてる?起きる!偉いね!夜泣きで起きない男いっぱいいますよね?そう?俺起きるよ。
あっヤダ…。
俺毎晩ネコに餌やってるもん。
「ネコ」?ネコが起こしに来るから。
「腹すいた」って夜中に来る。
「こういうネコ」?2倍ぐらい。
へぇ〜。
じゃあ先生もしかしてふくよかな感じ好きです?嫌いじゃないですよね。
彼女どうですか?標準じゃないんですか。
あれ標準ですか!?「俺知らねえよ」って…。
先生のそういう女性に対してみたいなのも聞きたいなぁ。
あのね…。
あのときに何か俺ね全然真面目な会の…あれをやってね。
そこにいろんな記者の人が来てたんですよ。
ショーの選考の発表だから。
終わったらね…。
「今ヘアヌードがはやってるから問題になってるんだけど先生どう思いますか?」って聞かれたの。
だから俺なんか…。
まあ確かにね。
興味あるんだよね。
解剖というか人体。
分からないところが?「これが何であれが何で」って…。
あれ分かったつもりで言うてるんすか!?あんな分かんないもんないよね。
(養老)何でこうなってるんだ?と思った瞬間に…。
そして『ホンマでっか!?』の池田先生とお知り合い。
ていうかもう似てらっしゃる!そう?虫ばっかり追い掛けてるから人間と話すのが下手くそになってくるのよ。
ホント虫がお好きなんですよね。
池田先生から。
「このまま…」先生がね。
「そして解剖学の道に進んだが…」先生こんなこと言ったんですか!?知らねえよ。
池田君が覚えてんだ。
池田先生も衝撃やったんでしょ。
でも…。
在学中のときから解剖医の方になるって決めて?それは決めたんじゃなくて生まれて初めて解剖するんです。
当たり前だけど。
医学部入ると。
当時は二十歳だと思うけど。
ところがね思ったんだけど…。
へぇ〜!
(養老)これは後で考えてうがった説明に聞こえるかもしれませんけど僕ね…。
だから一億玉砕本土決戦鬼畜米英でしょ。
それが次の日から極端に言や平和憲法マッカーサー万歳。
それで教科書に墨塗ったんですよ。
あれってすごい教育でね。
そうするとね…。
なるほど。
(養老)ところがさ解剖ってその心配一切ないんですよ。
今日も死んでたけど…。
僕ら笑えないっすよ!先生しか笑えないです。
(養老)それで乾かないようにくるんで帰って。
次の日開けると昨日終わったところで終わってる。
だから笑えないですって!そうすると気持ちが落ち着いてるんです。
つまり…。
もう絶対に変わらないものがずっとあり続ける。
それで気が付いたの。
何かそういう物を探してたんだなって。
ああいう時代を体験しちゃうとね。
(養老)僕だけじゃないですよ。
そういう人いっぱいいたんで。
その人たちで何したかというとね…。
これ全部そうですよ。
(養老)何であんなこと一生懸命やったんだろう?と思いません?車を造って動かなかったら自分が悪いんだよ。
公共の敵だからいけないとかさ。
これは納得するわぁ。
(養老)一切なしだよ。
造ったお前が悪いで終わり。
そうすると安心するんです。
たぶんああいうことやってると。
あと先生虫が半端なく…。
(養老)そうそう!「何か持ってこい」とか言われて。
虫をですか!?
(養老)これゾウムシね。
本物!?えっ!これおもちゃじゃないの!?
(養老)おもちゃじゃないよ。
何これ!?殺してあるよ。
あっもう死んでるんすか。
この間のボルネオって養老先生も行ってたの!?
(養老)一緒に行ったの。
ボルネオに池田先生が虫捕りに行ってたのよ。
うわっすげえ!ていうかこれ…。
何かさ…何ていうの?コーデュロイコーデュロイ!生地が。
うわったまらん。
この…。
いいでしょ?それ。
それだったらJRの座席のシートでいいじゃない!わざわざボルネオに行って虫捕まえてこなくたって。
これ何泊ぐらい?虫捕りは。
ホテルとかあるんですか?バンガローがあるんです。
最近できた。
できる前まではどうしてたんですか?うわっ絶対行かないわ!何が楽しいのよ!?これはいけるやろ?マツコ。
ちょっと待って。
駄目なの。
駄目なの駄目なの。
先生目の前にして言うのがまたちょっとあれだけど。
私…。
そうなんや。
かといって…。
イヌとかネコとかも大っ嫌いだし。
これ何なんだと思います?分かりませんね。
どうして入っちゃったんだろう?そんなものが。
普通は好きでしょ。
子供ね。
好きですよね。
私…。
だから「この子は二度と動物園に連れていかない」ってそれ以来連れてってもらったことないんだけど。
3歳でよ!?もうあかん子やったんやろな。
生き物嫌いって珍しいですよね。
ねえ!何か…。
でも男性好きでしょ?それはまた違うじゃない。
もっと何て言うんだろ…。
女性も好きでしょ?奇麗なもん好きでしょ?動物や。
とにかく動物。
真面目!ホンマに一生懸命考えるな。
考えた!今すごい考えたらホントに好きかっていったら分かんない。
ずっと1人でいるもん。
生き物嫌いなところをずっと…。
考えてるの。
そういう人会ったことないんで。
そうですか。
子供でいる?そういうの。
怖いから逃げるのはあるけどね。
怖さはそんなないんだよね。
その…命ってものを自分が抱えてしまうことに対する恐怖感がすごいの。
まずカワイイと思ってもこれいつか死ぬんだよなって思うと怖くなっちゃうの。
まあね。
たぶん動物飼ってる人はみんなそうですよね。
(養老)それが強いんだね。
もし私が持った瞬間に落としちゃってこの子が万が一死んじゃったら…。
虫御殿を造られた?そんなことないですけどね。
これが!?え〜!すてき!どこ?あれ。
(養老)これ箱根。
これはええとこに。
全部虫?これは何すか?
(養老)虫だよ。
これは?これは甲虫のゾウムシのペニス。
「ゾウムシのペニス」
(養老)ちょっとずつ形違うでしょ?やっぱりあるのね。
人間も違うように。
(養老)人間と違うのはもともと外側とおんなじで硬いから。
形が固定しちゃってるんでこいつの形が変わっちゃうと種類が分かれちゃうんですよね。
私は…。
どうちゃうねんな!?違うでしょうよ!全然違うわよ。
何を言ってるの!やっぱり一番右は物足りない気がする。
何がよ!?いいじゃないのよ!虫のペニスで興奮するぐらいさせてよ!私に。
ホモサピエンスのペニスをずっと見てないんだから。
いいじゃないのよ!先生…。
よく聞かれる。
いちいち数えてないですか?いちいち数えないものたくさんあるよ。
「ひとつきに何冊本読みますか?」とかね。
「1日に何本たばこ吸いますか?」とかね。
いつも断るんだよ。
たばこの本数。
でもこの間どっかの禁煙ページで私と養老先生がやり玉に挙げられてた。
ホントそうですよね。
なるほど!おしゃれおしゃれ。
ホント。
仲良くね。
好きなことやってたら一番いい。
先生はゲームも好き?
(養老)大好きですね。
どんなゲームされてるんですか?色々あるんだけど「ヒーローズ」これ6までいっちゃったかな。
1234って全部持ってる。
(養老)とにかくね…。
(養老)それを何とかクリアしよう思って。
そういうこと!でも…。
ホンマやな。
楽しい!ホンマやわ。
そう!俺よく言うんだけどさ…。
なるほど!そうか。
国同士の戦いをゲームですればいいわけだ。
誰も迷惑しねえだろうって。
でもホントにそうだよね。
さあ養老さんここからは悩みを聞いてもらいたいアウト軍団のメンバーが来ますんで。
ちょっとカウンセリングやと思って相談に乗ってあげてください。
もし途中きついなこいつとか…。
もう我慢でけへんな思うたらレバーを下げちゃってください。
最初の方どうぞ!瀬戸や。
結構すごいのが来たね。
これはなかなか先生面白いですよ。
(瀬戸)あの僕好きな男の子が…。
ちなみに同性愛者です。
(瀬戸)好きな男の子がいると金持ってるように見られたくてついお金を使ってしまうんです。
どうしたらいいですか?先生!それはね答えは簡単で使う分だけ稼げばいいんですよ。
なるほど。
(瀬戸)僕もそれが目標でお笑いやらせてもらってるんですけどなかなか遠い道のりというか…。
やっぱり…。
だから居ても立ってもいられないというかそういう時間待ってられないんですよ。
そうか。
難しくしちゃってる?
(養老)そうそう。
でも僕は…。
知らないわ!お前それは。
それは…。
不勉強じゃなくて自分の中のバランスの問題でしょ。
(養老)他のことを一生懸命やったらどうですか?
(養老)僕みたいに…。
(養老)自分がそういうふうに決めてるってことはたくさんあるでしょ?自分ルールね。
(瀬戸)どうしても…。
(瀬戸)待ってくれ!ちょっと生意気入ったので。
先生に向かって「その言葉を受け入れられない」!?
(養老)それがね一番学生が言うので困るのは…。
あれはすごい開き直りだね。
ずるいですね。
「俺のせいじゃない」っつってる。
確かにそうやな。
(瀬戸)そんな…。
学生はやることやってるんですよ!でもあんたさそんな見た目で生まれてさ性欲が強いっていうのをさ違うものに転換したら面白いんじゃない?
(瀬戸)転換させるものがまだ見つからないんです。
芸人やってんじゃんよ!いやお笑いは…。
(瀬戸)絶対違う!
(山里)この言葉使っていいか分かんないけどクレージーなんです!
日本の知恵袋養老孟司先生にアウト軍団の山ちゃん坂上忍カブトムシゆかり高橋ひとみ栗原類がアウトな悩みを相談
そして天才同士の対決も!
(加藤)私は悩みがないので私の話をさせていただきます。
うーんと…。
すいません。
ちょっと!2014/05/01(木) 23:00〜23:30
関西テレビ1
アウト×デラックス[字]【「バカの壁」著者の解剖学者・養老孟司先生がまさかの登場!】
大ベストセラー「バカの壁」著者・養老孟司が見参!マツコと生命について語る!!さらに解剖の魅力や虫捕り私生活まで…とことん語り尽くす!!お見逃しなく!!
詳細情報
番組内容
今回、“日本の知能”とも言える、解剖学者、養老孟司がついに『アウト×デラックス』に出演!養老がアウトな人なのか!?
遂に収録当日現れた養老。迎えるMCの矢部浩之、マツコ・デラックスは次々と質問を繰りひろげる。矢部もマツコもなぜ解剖学を専攻したかなど、養老の話を聞けば聞くほど意外な発言に驚かされる。あっという間に「アウト」であることが判明した養老。無類の虫好きで、虫を探しにある国まで行った話など
番組内容2
常軌を逸した行動が明らかとなる。
さらに、お話を聞いた後は養老にアウト軍団レギュラー陣の相談にのっていただくこととなった。もし、話の内容があまりにもひどすぎてばかばかしい、と思えば拒否していただいくというルールのもと、スタートするのだったが…。果たして、どのような相談にどのような回答を出すのだろうか。
出演者
【司会】
矢部浩之(ナインティナイン)
マツコ・デラックス
【ゲスト】
養老孟司
ほか
スタッフ
【プロデューサー】
亀高美智子
【演出】
鈴木善貴
【監修】
渡辺琢
【制作】
フジテレビ
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
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