ABCニュース 2014.05.02

兵庫県明石市の歩道橋で花火大会の見物客11人が死亡した事故で、元副署長に対し「実質無罪」とした大阪高裁の控訴審判決を不服として検察官役の指定弁護士が最高裁に上告する方針を固めました。
2001年7月、明石市の花火大会で歩道橋に見物客が殺到し、11人が死亡しました。
この事故をめぐっては明石警察署の榊和晄元副署長が「警備など安全配慮の義務を怠った」として強制起訴されましたが一審の神戸地裁は時効の成立などを理由に裁判を打ち切る「免訴」を言い渡していました。
続く、控訴審でも大阪高裁は「警察の不備はあったが元副署長個人の過失はなかった」として一審に続き「免訴」を言い渡しました。
検察官役の指定弁護士はこの判決を不服として、遺族らと協議し、最高裁へ上告する方針を固めました。
榊元副署長個人にも過失があったとして争う姿勢を示しています。
上告申立書は2日にも大阪高裁へ提出されます。
兵庫県警伊丹警察署で男性巡査のロッカーがこじ開けられ、警察手帳が盗まれていたことがわかりました。
1日午前8時ごろ、伊丹警察署の地域第三課に所属する男性巡査が出勤したところ、更衣室のロッカーがこじ開けられ、警察手帳がなくなっていることに気がつきました。
男性巡査は先月29日に勤務を終えた際、ロッカーに警察手帳を保管し、鍵をかけていたということです。
また、別の巡査のロッカーもこじ開けられていて警察は、何者かが更衣室に侵入して盗んだと見て調べています。
警察官や銀行協会の職員を名乗り高齢女性から現金を騙し取ったとして、無職の少女ら3人が逮捕されました。
千葉県に住む17〜18歳の少女3人は別の人物と共謀し、警察官や銀行協会の職員を名乗って「詐欺事件の犯人に口座が狙われている。
お金を下ろしておいてほしい」と電話をかけ、60代と70代の女性から現金あわせておよそ990万円をだまし取った疑いがもたれています。
少女らは容疑を認めているということです。
少女らは被害者から現金を受け取る「受け子」役で、警察は、少女らに指示を出していた詐欺グループのメンバーがいるとみて調べています。
2014/05/02(金) 00:17〜00:24
ABCテレビ1
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