BSコンシェルジュ「世界で一番美しい瞬間(とき)」 2014.05.02

「BSコンシェルジュ」きょうは、びぃコン通信から。
まさかの…。
ここは東京・八王子市の高尾山。
山頂からは…。
見えた!富士山です!きれいですよね。
自然豊かな高尾山。
かわいい生き物たちや美しい花々が出迎えてくれます。
わあ、すてき!なんか、ちょっと秘密のお花畑に来たみたいな感じですねこの辺とか、すごい。
登山者数日本一の高尾山。
人気の秘密に迫ります。
ぽん!高尾山!「高尾山ハイキング大百科」BSプレミアムで3日夜7時放送です。
ここはボスニア・ヘルツェゴビナ。
サッカーのワールドカップに初めて出場する国です。
かつて激しい内戦を経験したこの国では今でも3つの民族の間に対立感情が残っています。
そんな3民族をまとめあげボスニアサッカー界を団結させた人がいます。
かつて、日本代表の監督を務めたオシムさんです。
(歓声)祖国とサッカーを愛する男の軌跡をたどります。
BS1スペシャル「オシム73歳の闘い」。
6日夜10時放送です。
「BSコンシェルジュ」「びぃコン」始まりました。
今、高尾山のハイキング出てきましたけどね。
あすから大型連休の後半ですからね外でいい景色を見ておいしいものを食べたいですよね。
そこで、きょうはとっておきの紀行番組を紹介していきます。
それは、BSプレミアムでこの春からスタートした「世界で一番美しい瞬間
(とき)」です。
これは、地球上のある場所で限られた期間その場所でしか見られない美しい光景とそこで暮らす人々を訪ねていく番組です。
それでは、これまで放送された中から驚きの絶景をご覧ください。
まずは、中国・雲南省の絶景。
中国で一番早く春がやってくるという羅平の菜の花畑です。
その広さは世界最大。
ほぼ東京23区と同じ広さだといいます。
これだけでも十分、驚きの景色ですが食堂を営む女性がめったに見ることができないとっておきの瞬間を教えてくれました。
その絶景を求めて早朝、展望台へ。
あー…。
そして奇跡の一瞬が訪れました。
太陽の光、朝霧、満開の菜の花。
いくつもの条件が重ならないと見ることができない、まさに「世界で一番美しい瞬間」でした。
次の絶景の舞台はイタリア・シチリア島。
ヨーロッパの多くが冬景色に包まれている2月。
この島に、いち早く春の訪れを告げるのがアーモンドの花です。
花の開花に合わせて世界中から民族舞踊の踊り手たちが集まるアーモンドの花祭りも開かれます。
一斉に咲き誇り開花から2週間ほどで散っていく。
その短い花の季節はシチリアの人々が待ち望んだ美しいとき。
日本人にとっての桜のような存在なのかもしれません。
ここは、ノルウェー・トロムソ。
北極圏のこの町では冬の間太陽が一日中、昇らない極夜に包まれます。
暗いけれど、きれいですよ。
こっちと、あっちでは空の色が違うでしょう。
ここで生まれ育った者はこの暗闇の季節を満喫していますよ。
1月21日。
2か月ぶりに太陽が戻ってくる日。
太陽を見ようと子どもたちが繰り出します。
久しぶりに浴びる太陽の光。
北極圏の人々が待ちに待ったときです。
この日、太陽が見えていたのは僅かな間。
これから毎日、少しずつ太陽の出る時間が長くなっていきます。
菜の花や北極圏の太陽すてきでしたね。
あと、イタリアはシチリア島のアーモンドの花が出てきましたけども実は、イタリアも日本と同じで四季がありますのでね。
すごく気候も似てるんですけどもこの桜の花にも似てますよね。
アーモンドの花。
春に咲くんですけども春を迎える気持ちっていう部分ではイタリア人も日本人も同じと。
世界の絶景をご覧いただきましたが今度は日本で大型連休中に見られる花の絶景をご紹介しましょう。
まずは、こちらです。
富山県砺波市にある砺波チューリップ公園です。
きれいですね。
この公園では、この時期およそ250万本600種類ものチューリップを見ることができます。
この写真は先月末の様子ですがあすから始まる大型連休の後半でも満開のチューリップを見ることができるそうですよ。
ぜひ、行ってみたいですね。
続いては、こちらです。
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園です。
これも、すごいですね。
スケールが大きいですよね。
これは、ネモフィラという花で3.5ヘクタールの土地に450万本咲き誇っているんです。
このネモフィラ今、満開ということなんですが5月の中旬ごろまで見ることができるそうです。
紀行番組「世界で一番美しい瞬間」の話題に戻ります。
この番組では圧巻の風景だけではなく人生における美しいときも捉えているんですよ。
オーストリア・ウィーンで年に一度開かれる大舞踏会があります。
オーパンバル。
100年以上の歴史を持ちワルツの本場・ウィーンで最も格式高く最も華やかな最高峰の舞踏会です。
舞台となるのはウィーン国立歌劇場。
その一室でことし、オーパンバルに初めて参加する人たちが練習していました。
デビュタント。
デビューする人と呼ばれる若者たちで年齢は17歳から24歳まで。
オーパンバルにデビュタントとして出られるのは一生に一度だけ。
厳しいオーディションをくぐり抜けた150組300人が最高の舞台に立ちます。
ハロー、アンナ。
ことし、デビュタントに選ばれたアンナさんのお宅を訪ねました。
どうぞ。
これ以上ないぐらい楽しみ。
今しかできないことですしきっと一生忘れられない経験になると思うの。
アンナさんは憧れの舞台に立つため3年間、ダンス学校に通いオーディションに備えてきました。
家族はアンナさんの夢を応援してきましたが本当に実現するとは思っていませんでした。
私は、デビュタントになる子は政治家や有名人の子どもばかりだと思っていました。
それなのに普通の子のアンナが自分で登録して見事受かったのでびっくりしています。
いよいよ本番当日。
会場に集まった人々がデビュタントの登場を待ちわびています。
アンナさんの家には親戚も集まりテレビでアンナさんの晴れ姿を見守ります。
♪〜デビュタントの踊りが終わると見ていた人々も一斉にフロアへ。
一つになって踊ります。
その輪の中に満足そうな表情のアンナさんの姿がありました。
かけがえのない美しいときが刻まれた夜でした。
アーモンドの花が春を告げるイタリア・シチリア島。
島の南部ノートの町の郊外にやってきました。
ミッレ・マンドルリ。
千本のアーモンドの木という名前の農家が経営する民宿を訪ねました。
ボンジョルノ。
アーモンド畑の中のこの民宿のあるじはマッテオとアウローラの夫婦です。
2人はともに北イタリア出身。
バカンスで訪れたシチリアの人や自然に魅せられ7年前この島に移住してきました。
ここが僕らのいるべき場所。
住むべき土地だと感じたんです。
アーモンド畑があったからここに移り住むことを決めたんです。
満足しています。
初めてアーモンドの花が満開になったとき魔法のようでした。
童話の世界に来たような別世界に迷い込んだような夕焼けのときにはピンクの反射があってまるで魔法です。
私にとっては魔法の花園なんです。
しかし、冬には雪も降る北イタリア出身の2人にとって南国シチリアで農業を始めることは全く未知の体験でした。
ここにやってきたとき僕らは全くの素人。
民宿の経営も初めてだし農業についても全く知識がなかった。
でも、僕らをこの土地に迎え入れてくれた地元の人々が一から教えてくれたんです。
とても情熱的で愛情深くて私たちを自分の子どものように扱ってくれたんです。
彼らの助けがなければこの風景はなかった。
アーモンドの花が咲き誇る季節。
感謝の気持ちとともに春の訪れを祝う特別なときです。
菜の花畑が広がる中国雲南省・羅平。
その羅平の山奥に伝統的な暮らしを守る少数民族プイ族の村があります。
1月下旬その村で結婚式が行われました。
21歳の若夫婦。
2人にはかなえたい夢がありました。
菜の花畑に結婚の記念写真を撮りに行くんです。
新婦の李さんはお母さんが作ってくれたプイ族の伝統衣装を着て写真を撮ろうと思っています。
撮影当日がやってきました。
民族衣装だけで撮るつもりでしたが…。
結局、ドレスも着ることに。
2人は満開の菜の花畑に向かいます。
初めて来ました。
とても、きれいですね。
そして、夢だった民族衣装での撮影です。
菜の花の海で一番美しい自分たちのときを残せたので幸せです。
これが2人の「世界で一番美しい瞬間」。
うーん、いいお話でしたね。
一生の思い出を残した人一生包まれてたい風景と出会った人。
それぞれの美しいときでしたね。
先ほど、紹介されていたウィーンのオーパンバルという舞踏会ですがかつては上流階級しか参加していなかったのですがここ20年で一般の人も参加するようになったそうです。
17歳のアンナさんも夢がかなって、よかったですね。
世界各地の美しいときを求めて旅するこの番組。
旅といえば食べ物も楽しみの一つですよね。
ご覧ください。
再び太陽が戻ってくるとノルウェーで活発になるのがたら漁。
水温が上がるとたらが産卵のために群れを成してやってくるのです。
古くから、たら漁で栄えるロフォーテン諸島。
漁が本格化すると現れるのがこの干しだらのやぐら。
干しだらはバイキングの時代から1000年以上の伝統がある保存食です。
地元の漁師トシュテンさんのお宅でたら料理をいただきます。
作るのはシェフを目指す息子さんです。
丸ごと一匹余すところなく使った豪快な料理です。
肝で作ったソースをかけていただきます。
あー…おいしい。
これお父さんの、力の源ですね。
菜の花畑が広がる中国雲南省・羅平。
村で一番と評判の食堂を訪ねました。
ここで生まれ育った菜の花農家のトさんが切り盛りしています。
店の自慢は、もちろん菜の花。
菜種油も自家製です。
すごい!金色ですよ!朝摘み取ったばかりの菜の花をさっと湯通ししてから菜種油で手早く炒めます。
店一番の人気メニューです。
この花の黄色、鮮やか。
うーん、この菜の花のシャキシャキとした食感に油の香ばしさがすごくよく合いますね。
アーモンドの花咲くイタリア・シチリア島。
ここでは、アーモンド農家の家庭料理をいただきました。
代々受け継がれてきたメニューアーモンドのリゾット。
アーモンドミルクと少量の塩だけで作るシンプルな、おふくろの味です。
いい香り。
砕いた乾燥アーモンドを振りかければ出来上がりです。
にぎやかな昼食にお邪魔しました。
うん、いい味だね。
どれも、おいしそうでしたね。
僕が気になったのはアーモンド。
やっぱり半分イタリア人ですからねマンマのリゾットおいしそうでしたね。
アーモンドって、やっぱりシチリアなんですよ。
だからシチリア料理ではアーモンドとにかく使うんですよね。
いろんな魚料理からさっきのリゾットもそうパスタもそう。
あと、スイーツ。
幅広くいくんですよ。
ちょっと甘めの、風味がねすばらしいんですよ。
行ってみたい!「世界で一番美しい瞬間」次回はどこを旅するのでしょうか。
こちらをご覧ください。
旅の舞台はニュージーランド。
人口300ほどの小さな村、テカポです。
ニュージーランドでも特に晴れの日が多く空気が澄んでいるこの村は天体観測に適しています。
テカポには世界中から天文学者が集まる国際天文台があります。
あー、ハロー。
天文学者のポールさん。
ここで暮らしながら研究を続けています。
テカポの星空が最も美しいのは3月。
数百万もの星が集まる天の川の中心部が天高く上り夜空が輝きを増す季節だからです。
天の川の中心は銀河で一番美しい部分なんだ。
明るい星々と暗い星雲が交じり合って独特の模様になりまるで宇宙の窓をのぞいているようだよ。
宇宙の窓、のぞきたいです。
こちらは500km離れた町からやってきて村で結婚式を挙げた2人。
実は、彼女と一緒にテカポに来て美しい星空の下でプロポーズしたんです。
2人は、プロポーズをした思い出の場所でもう一度、星空を見ようと約束していました。
一体、どんな絶景が待っているのでしょうか。
星降る村の「世界で一番美しい瞬間」。
BSプレミアムで8日夜9時放送です。
どんな星空を見たんでしょうね。
気になりますね。
このニュージーランドテカポを訪れる「世界で一番美しい瞬間」は8日放送です。
ぜひ、ご覧ください。
それでは「BSコンシェルジュ」来週、またお会いしましょう。
2014/05/02(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ「世界で一番美しい瞬間(とき)」[字]

地球上のある場所で、限られた期間その場所でしか見られない美しい光景と、そこで暮らす人々を訪ねる番組「世界で一番美しい瞬間(とき)」。その見どころを紹介する。

詳細情報
番組内容
「世界で一番美しい瞬間(とき)」は、限られた期間その場所でしか見られない美しい光景と、そこで暮らす人々を訪ねる番組。これまでに放送した「中国雲南省・羅平」「イタリア・シチリア島」「ノルウェー・ロフォーテン諸島」などから、驚きの絶景を紹介していく。また、そうしたかけがえのない、美しい瞬間に寄せる人々の想いや、美しい瞬間を求めて訪れた先での料理など、番組の魅力をたっぷりと紹介する。
出演者
【司会】アンドレア・ポンピリオ,高橋さとみ,【語り】渡辺久美子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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