(テーマ音楽)「のんびりゆったり路線バスの旅」。
リュックひとつで路線バスに揺られて懐かしい日本の風景を走りあったかい出会いをします。
今夜はスペシャル!え〜何で?俺昨日もっと気になる場所あったんだって。
だから昨日の事は言うなって。
俳優平岳大さんと内田朝陽さんが旅したのは…沖縄本島から460km。
河口には広大なマングローブ。
島の7割が亜熱帯の原生林に覆われています。
大自然の中世界中でここにしかいないイリオモテヤマネコなどの動物たちが生息しています。
そんな絵もあってもいいんじゃないですか?要らん要らん要らん。
絵変わりのために降らさんといて。
松田悟志さんと青山草太さんが向かったのは標高1,984mの…今回は雪の回廊を巡り行ける所まで。
冬の間10mにも達する雪に覆われ人が立ち入る事を許さない月山。
春ようやく雪解けの時。
さあ男前の旅人たちの登場です!行きましょうか。
いや〜ようやくですよ。
楽しみにしてましたからね。
こんにちは。
司会の松田悟志です。
MCの青山草太です。
(平)ゲストの平岳大です。
代表取り乱し役内田朝陽です。
おい!アホ。
乱してしまう。
え〜今回「のんびりゆったり路線バスの旅スペシャル」という事で僕たち4人の男たちがですね大自然を満喫しようという事で日本の北と南に二手に分かれまして旅をしてきました。
そして僕たちの後方に鎮座ましますこのボンネットバスが今回のスタジオとなっております。
いや〜2度目ですね。
いっちゃいます?もう。
映像が見たくてウズウズしています。
(笑い声)緩い入り方!下りていいですか?
(松田)なかなかの斜面ですよ。
(松田)うわ〜!おお!?あかんあかんあかん!山形県月山。
こんな4月見た事ない!でっかい日本を全身で感じる!ガバッと。
この歯応えたるや…。
腹ペコにしみるふるさとの味と笑顔。
いや〜最高やね。
ほんとそうですよね。
(内田)きれいだわ〜。
沖縄県西表島。
それは少年の日に憧れたジャングル探検。
命の森で胸いっぱいに深呼吸。
元気がわき上がる!うまっ!うま〜い!あ〜うまい!
(2人)寒ぃ!うぉ〜!おぉ!「のんびりゆったり路線バスの旅スペシャル」。
スタートです!西表島には空港がありません。
そこで石垣島から船で行く事になります。
平さん朝陽さんもここから西表に渡るはずなのですが…。
(スタジオの笑い声)
(平)これどういう事ですかね?「朝ゆし豆腐が食いたい」って暴走したケースですよね。
勝手にお電話されたんでしたっけ?実は2年前初めてのふたり旅で石垣島を訪れた時運転手さんからとっておきの朝ご飯を教えてもらいました。
(運転手)戻って…橋がありましたよね。
あれを行って右。
橋渡るんだよ。
(内田)平さん合ってます?合ってる合ってる。
絶対ないっすよこれ。
(平)ハハハ!ねえなこっち。
これぞ名物ゆし豆腐。
(内田)あっうまい。
優しい味だ。
せっかく石垣にいるんだもの西表に出発する前に是非!…とやって来たのです。
5時起きで…。
(内田平)おはようございま〜す。
(内田)おはようございます。
お久しぶりです。
・はいはい。
(内田)覚えてます?覚えてないでしょ。
覚えていますよこんな有名な人。
(内田平)ほんとですか。
スタジオ
(松田)えっこんな時間から!?うわ〜。
これ何ですか?
(店員)タコめんたいになりまして。
(平)これアーサ。
(内田)何その笑い方!やめてもらえますか。
いただきま〜す。
スタジオ
(内田)うれしそうに食べてるじゃないですか。
うん。
うまい。
ハハハハ!スタジオ
(松田)「二度寝したい味」って何ですかね。
西表には行けるのか!?…続く!
(2人)おはようございます。
スタジオ
(平)寒そうだな!今僕たちはですね…ジャン!JR山形駅に来ております。
山形って…。
初めて。
僕も初めてなんですよ。
もう完全初めて。
何にも分からないですよ僕。
最上川ぐらいしか分からない。
最上川知ってんねや。
俺最上川前やからねまだ。
ここからあれですよね山形から今回は月山の方に。
山形駅を出発し春まだ雪深い月山の行ける所まで旅をします。
草太さんが唯一知っていたという最上川を渡ります。
ありがとうございます。
乗り換え地点の寒河江。
ちょっと散策する事に。
(青山)そう。
今僕ら2人で路線バスを使って旅をしてるんですよ。
ふ〜ん。
最終的に月山に行こうかって言ってるんです。
(松田)月山行かれた事あります?ええあります。
どんなとこですか?ちなみにこの服装じゃ…。
(笑い声)スタジオ
(松田)笑い飛ばされたという。
「寒河江はサクランボが有名なのよ」と教わって行ってみる事に。
でも畑では…。
(青山)枝切られてるな。
あっ手入れをしてる…。
(松田青山)こんにちは。
(青山)今お話させてもらっても大丈夫ですか?大丈夫です。
今何の作業をされてますか?あっその帽子は!
(利吉)これは我が家の…。
(青山)目印なんですねそれが。
(貞子)ああ。
(青山)あっこんにちは。
(松田)すいませんね作業中に。
いいえ。
(青山)今何されてたんですか?うんそういう事。
(青山)じゃあ山田さん今80歳ですか?山田利吉さんは妻の貞子さんと一緒にサクランボを作っておよそ60年。
自慢のサクランボを2人に食べさせたかった。
でも花はまだつぼみ。
残念に思った山田さん。
(青山)えっ?
(利吉)サクランボの漬物。
お漬物ですか?スタジオ
(内田)何を言ってるんだ。
梅干しを「梅を干しているんですか?」みたいに。
(松田)いいんですか?うちすぐそこだもん。
うち近いのここから。
2分ぐらい。
これが漬物ですか?
(貞子)ええサクランボの漬物なんです。
(松田)じゃあサクランボ頂いてもいいですか?
(貞子)はいどうぞ。
(松田)いただきます。
(貞子)漬物ですからちょっとしょっぱい…。
(利吉)これが「ナポレオン」よ。
サクランボの味は全然ないですね。
スタジオ
(内田)あのね松田さんのリアクションがなんかおかしいです。
スタジオ
(松田)梅干しなんですよほとんど味は。
(笑い声)スタジオ
(平)梅干しみたいに酸っぱい?
(松田)そうなんです。
ちょっとしょっぱいサクランボ。
でもそれはサクランボのふるさとならではの味でした。
はいはいはい。
全然違うね。
全然違いましたね。
(青山)こうも変わりますかね。
もう服装から違うもんね。
ね!何よりもオープニングのクオリティーが違う。
(笑い声)
(内田)あそこからもっと寒い所に?そう!月山という山に向かって僕らはず〜っと路線バス乗り継いだんですよ。
(平)町の中全然雪ないのね。
(松田)標高差が全然違うんで。
(青山)だから結構僕たちも油断してましたよね最初ね。
お客さんいっぱいいましたねあの朝。
(平)すごかったよね。
あのまんま会社に行く人とかね。
あんだけおいしそうなゆし豆腐を食べて…
(青山)どんな味なんですか!
(平)優しい。
でもおいしかった。
平さん朝陽さんやっと西表に出発する気になってくれたようです。
スタジオ
(内田)初めからその気はありましたよ。
西表までおよそ40分。
唯一の交通手段である船は島の皆さんにとって大切な生活の足。
石垣でのお仕事を終えて島へ帰るという方と隣り合わせました。
黒糖!声裏返っちゃった。
食べたいですよ。
料理もいけちゃう?日本最南端の路線バスが走る西表島。
周囲130km。
海岸沿いに点在する集落を路線バスが結んでいます。
初上陸ですよ初上陸。
ここ西表島。
道が西側はないって言ってましたね。
あ〜ようこそ。
・いつも見させてもらってます。
どうもありがとうございます。
ようこそ。
遅かったね。
「ようこそ」じゃないよ!待ってたでしょ?今。
朝から…遅かったね。
スタジオ
(平)なんかグダグダしてる。
西表。
西表に来た感がまだ俺ないんですよ。
まだないね。
まだ石垣とそういう…。
あっ何!?このバス?ほんとギリギリやね。
(内田)にいさん大丈夫?合ってる?
(平)合ってる合ってる。
え〜っと…大見謝ロードパーク。
(運転手)大見謝ロードパークだね。
あら!運転手さんかっこいい。
何しに行くんですか?日本最南端のバス旅。
島のほとんどがジャングルでバスが走るのは海沿いの島で唯一の幹線道路です。
終点の白浜までのんびりいきましょう!
(平)あっマングローブだ。
(内田)西表感がすごいですね。
・「でいご」これ何?何これ?あれっ?すいません…あれっ?すいません降りていいですか?
(運転手)いいですよ〜。
降りますか?
(平)ありがとうございました。
(内田)よいしょ。
共同売店ってあれでしょ島ならではのやつでしょ?
(平)「しんごうはないけど、止まれはマナーだよ!大とみ子ども会」。
これ言い切ったね。
信号はない。
けど止まれはマナーだよ。
はい。
止まるでしょ?絶対。
止まる。
あ〜これ言い切った。
信号はないんだよその前に。
これはこっちならではですね。
島を車で走る時の大切なルールです。
イリオモテヤマネコの生活圏を横切る県道には至る所に注意を呼びかけるメッセージが。
スタジオ
(青山)「ヤマネコ注意!」。
(内田)天然記念物だからね。
バスを降りたのは大富という集落でした。
(内田平)おはようございま〜す。
(内田)黒糖あります?あります。
誕生からおよそ60年。
共同売店は集落の中心。
いつもにぎやかです。
(内田)さっき隣に乗ってた人が黒糖作ってる人だったんです。
黒糖買ってみません?浮き輪。
平さん浮き輪。
何でもあるじゃん。
ほんとここ何でも…。
平さんほら。
(平)わ〜い。
これとか。
それかっこいいじゃないですか。
これかっこいいね。
何これ。
ちょっとジャマイカな感じ。
それいいね。
へえ〜山崎さんが作ったんだ。
あっおはよう。
取れたての野菜。
なになに?「親盛おじぃのクレソン」。
クレソン?いいじゃん。
すごい量だね!いいじゃん。
ゆでたらちょっとになっちゃうよ。
(内田)ピーマン買ったって。
おばあちゃん。
(平)あっここしかないんですか。
(内田)おかあさんはず〜っと西表?私なんか移住してきたの。
(内田)どこから?波照間から。
人住んでなかった。
みんなの売店。
それがここ。
再びバスに乗り込み大見謝に向かいます。
窓の外は行けども行けども森。
(内田)大変ですよ。
(平)すごいね。
はい昨日…。
よく来るんですか?こっちは。
カンムリワシ?あれ?あれそうでしょ。
西表に100羽ほどしかいないと言われるカンムリワシがバスから見える!西表チームすごいバス通りを走っています!一方山形県月山チームの松田さんと草太さんは…。
スタジオ
(内田)厚着ですね。
(松田)厚着ちゃうわ!長崎!?ああ…じゃなくてね。
びっくりした。
びっくりした〜。
(松田)九州からはるばるかなと。
あっこれですね。
ちょっと聞いてこよ。
おかあさんどうもありがとうございました。
気を付けて。
(松田青山)はい!おかあさんから春らしいお薦めの場所があると教えてもらった2人。
行ってみる事にしました!スタジオ
(平)山の上は雪がすごい。
気温がちょっと下がった気がする。
そうですね。
スタジオ
(松田)バスを降りる度に気温がガクンガクンと下がっていくんですよ。
(松田)わ〜!風が強すぎる。
(青山)これはなかなかですよ。
(松田)これで伝わるかな?これほんまに強いな。
(松田)あっでかい。
おぉ〜。
2人が見たかったのは…。
(青山)おっきい!
(松田)きれい!スタジオ
(平)懐かしいねこいのぼりって。
最近見ないもんね。
スタジオ
(松田)めっちゃかっこいいこいのぼりなんですよ。
スタジオ
(内田)あっ作ってんの?
(松田青山)そう!スタジオ
(内田)こいのぼり職人?
(青山)そう。
すいませんお仕事中に。
いえいえ。
今では全国でもほとんど見られなくなった手作りのこいのぼりです。
風が強いね。
(松田)この風の中で…。
そうですね。
(青山松田)あ〜!すいませんな。
触っても大丈夫ですか?大丈夫です。
ここで。
ずっとやってはるんですか?んだなあっす…38年ぐらいがす。
(青山松田)38年!春渋谷良春さんのもとには子供や孫の誕生を祝う全国の人から注文が寄せられます。
渋谷さんの真骨頂は一気に線を入れる事。
専用の糊で描いた所は顔料に染まらずに白く浮き出ます。
こいのぼりを待つ家族の笑顔を思い浮かべながら描いてゆきます。
(青山松田)へえ〜。
(松田)そうなんや38年職人生活送られててもまだその瞬間がやっぱうれしいんですね。
(渋谷)うれしい。
スタジオ
(松田)職人っぽいでしょ。
言う事が。
スタジオ
(内田)あっこれで糊が取れるの?
(松田青山)そう。
竹の棒でたたいて糊を落とします。
いよいよ完成間近です。
今年もこいのぼりの完成を心待ちにしていたご夫婦がやって来ました。
あっどうも…どうもありがとうございました。
(渋谷)いえいえ意外と早く出来たようで。
渡邉正紘さんは今年3月東京で暮らす孫の章人くんと一緒にここに来ました。
(笑い声)やっぱしあの目玉が勝負…。
(青山)お孫さん見たら興奮するんじゃないですか。
2人はバスを乗り継いで月山の麓間沢バス停へ。
地元の高校生が月山の事を教えてくれました。
雪多いんですよねやっぱり。
(青山)この時期でもやっぱり?いやこの時期なんて…夏でも多いですから。
(青山)どのぐらいあるの?
(松田)アハハハ!
(青山)こんな?そうそう…そうっすね。
夏スキー?夏にスキー?謎が深まったまま一日が終わりました。
スタジオ
(松田)雪が増えてきたでしょ。
(内田)ほんとだ!
(松田)あの職人さんのこいのぼりが普通のよりちょっと恰幅がよく作られていて。
(内田)強そうっすよね。
そう。
へえ〜。
「内田朝陽」って書いてこいのぼりこう…。
(平)書いてあるの?縦に書いてあって上にこいのぼりがこう…。
よく考えたらあれすごいレアな体験だったんだな。
(松田)すごいいい体験やね。
(笑い声)ちょっとあとでおばあちゃんに電話してみます。
これ見て多分そう思ってる人いっぱいいますよ。
「あのこいのぼりどこいったんだろう?」。
「今年はあげよう」みたいな。
(青山)そうなってくれるとね。
西表チーム共同売店の大富から40分ほどバスに乗り島の北側へ。
スタジオ
(青山)また寝てる。
(内田)俺寝てたっけ!?スタジオ
(松田)西表時間がすごいですねほんま。
あっ起きた。
ありがとうございます。
ほら晴れた…。
ちょっとポツポツ。
ちょっとポツポツだけど…
(内田)こんにちは。
はじめまして。
滝?ハイキング…トレッキング!そうですねトレッキング。
長澤孝道さんは大分県の出身。
西表の自然そして先人の知恵を受け継ぎ豊かに生きる人々に魅了されました。
島の暮らしはもう15年になります。
(内田)これそうですか?
(長澤)はいヤマネコのふんです。
ここにいたって事です。
(平)ジャングルだ!
(長澤)ここから見えてるのはマングローブ。
干潮になるとカラッカラに水がなくなるんです。
ここから入ります。
こっから行くんですか!?スタジオ
(松田)「ここから」って全然入り口じゃないじゃないですか。
スタジオ
(内田)それるだけです道を。
西表は島の4割が国立公園であり立ち入り自体に届け出が必要な場所や知らずに入ると危ない所もあります。
そこで今回は頼もしいジャングルのプロ長澤さんにお願いしたんです。
(平)あ〜いたいた…ハハハ。
木にいるんだ。
(長澤)木の左側にトカゲが…。
(内田)あっいたいた!カメレオンみたいなの。
(長澤)これキノボリトカゲっていう名前のとおり木の上で暮らす…。
(内田)かわいい!
(カメラのシャッター音)
(内田)撮れました?うん。
名前が付いている川だけでも40ほどもある西表。
その一つゲーダ川を1kmほど遡ります。
(長澤)足元悪いんで下ばっかり見てるとこういう枝に頭ぶつけたりしますから。
(内田)キクラゲだキクラゲ。
(長澤)これはシロキクラゲっていう中華料理では結構高級食材ですね。
(長澤)これ西表では食べてますよ。
このゼンマイ山菜にして。
(内田平)へえ〜。
意外とおいしいですよ。
見た目はすごいですけど。
食感は…シャクシャクした感じでダイコンとヤマイモを混ぜたような感じですかね。
スタジオ
(平)雨がね…。
(内田)これがまたリアルだった。
「ジャングルいるぜ!」っていうね。
スタジオ
(青山)でも緑が濃くなるねやっぱ雨が降ると。
スタジオ
(松田)めっちゃ楽しそうっすねこれ。
(長澤)これはクワズイモといってサトイモとかタロイモの一種なんですが山で水くむ時にひしゃく代わりに使ってたんです。
こんな感じで。
(内田)あ〜なるほど。
(長澤)こんな感じで。
あとはここを草で縛ってこれで水をくんで飲む。
葉っぱの裏側は汚れてないですからね。
(内田平)なるほど。
(平)なんか雨の中もいいね。
(内田)俺も逆に気持ちいいなと思って。
(長澤)西表は雨が多いとこなんで…。
(内田)西表らしいって事ですね。
(長澤)沖縄って水不足に昔から悩まされてきた所が多いんです。
でも西表はこれだけ山に雨が降って山から水がたくさん湧き出して川がたくさん流れてるので…。
スタジオ
(平)あっまた行きてぇ!
(内田)もう行きたいっすね。
(内田)うお〜!結構垂直ですねこの滝。
(平)ほんとだね。
(長澤)これが目的の滝ですね。
ただ地図にも載ってないし名前も付いてない滝です。
(平)いや〜気持ちいいね。
(平)水はどう…。
(内田)滝にします?
(平)OK。
取ってこようか。
(内田)じゃあお願いします。
スタジオ
(青山)アハハ!修行修行。
(長澤)僕が行きましょうか?いや行きます行きます。
スタジオ
(青山)うわ〜ちょっと怖い。
(松田)面白いこれ!スタジオ
(平)見た目以上にねもうすごいの。
あ〜!スタジオ
(青山)もうビショビショ。
アハハ!あっ!あっ!ビショビショ。
スタジオ
(松田)おもしろ!これ。
(青山)いいな〜。
あ〜!スタジオ
(青山)また〜。
またやるよねそうやってね。
スタジオ
(平)いやいやほんと滑ったんだってば。
お料理上手の旅人2人腕を振るいます。
主役は先ほど共同売店で買った新鮮な野菜。
(平)硬い方から先にゆでますよね。
(平)隠し味に入れるといいのかな。
長澤さんは「夏でも森の水遊びは少し体が冷えるから」とトレッキングの参加者のためにいつも温かい八重山そばを準備しています。
(内田)うまそう!うわ〜!乾杯。
イエーイ。
先生乾杯。
はい。
(3人)乾杯。
いただきます。
うま〜!うまっ!うま〜い!あ〜うまい。
(内田)先生。
これもちょっと。
(長澤)じゃあいただきます。
(内田)もう一種類あるので。
おいしいですね。
これも。
いいですじか箸で。
いいですか?じゃあ…。
(平)これうまいな。
(内田)いけるな。
おいしい。
うまいなこれ。
これうまい?師匠にお褒めの言葉を頂戴し喜びのあまり思わず…。
(2人)うわ〜!
(2人)寒ぃ!うぉ〜!
(スタジオの笑い声)スタジオ
(松田)これは冷たいの?
(平)冷たいのプラスこの勢い水圧が。
(スタジオの笑い声)スタジオ
(青山)番組が変わってきてる。
寒い…。
スタジオ
(松田)うわ〜面白い。
(平)鬼。
鬼!鬼!
(長澤)熱いので気を付けて下さいね。
(平内田)あ〜!スタジオ
(松田)貴族のお茶会が。
うめ〜!これ。
一方こちらは北国山形チーム。
(青山)前回そうでしたよね。
(笑い声)月山が近づきいよいよ雪景色が見えてきました。
あ〜見えた見えた…。
2人は月山の登山口の一つ志津にやっと到着しました。
(松田)どうもありがとうございました。
(青山)おはようございます。
おはようございます。
あっそうなんすか。
今日が初ですよ。
今日が最初で…スタジオ
(青山)この時期にオープンなんです。
(内田)オープンなの!?今までオープンしてなかったの?逆に。
スタジオ
(青山)除雪できないからって。
(松田)雪深すぎて。
スタジオ
(平)行けないって事?そこまで。
(青山)そう。
(松田)「見上げますよ」とは聞いてたけど…。
(青山)見上げますね。
雪見るとちょっとテンション上がりますね。
今日はここで雪山のスペシャリストと待ち合わせをしています。
(2人)まさかの…。
松原さんですか?
(松原)ああはいそうです。
(松田青山)あ〜!よろしくお願いします。
大阪から来た…。
(松田)アハハ…。
そうです大阪弁ですけれども松田悟志と申します。
(青山)青山草太といいます。
鷹匠の松原です。
天気もいいから楽しい山歩きできると思いますので。
表面の雪をかき分ければ下の雪はまだまだきれいですから…ええ〜!?ええ〜!?マジですか?
(笑い声)月山周辺の森は4月でも積雪が3mほどあります。
山歩きには松原さんお手製のかんじきが欠かせません。
(松原)歩いてるうちに緩んでくるから…。
ほら!来い!松原英俊さんは鷹匠です。
青森に生まれ40年前山形の鷹匠に弟子入りしました。
松原さん一年を通して山の懐に抱かれたような暮らしです。
いや〜白銀白銀。
スタジオ
(内田)あれ履いてないとヤバイですよね?スタジオ
(松田)普通では絶対歩けないですね。
雪に覆われていても松原さんは山の地形を知り尽くしています。
(青山)あ〜沢。
(松原)冬はもう全部雪で覆われてるんですけどやっぱり今…
(青山)ここは危険ですね。
(松田)気ぃ付けます。
(松原)これほらなんか皮むけてるでしょ?
(青山)あっほんとだ。
(松田)「誰かが」って…すごいおぼろげじゃないですか。
(松原)うんそうウサギなんです。
冬の間は草がないからこういう木の皮を食べてるんですね。
(松原)これねちょっと雪で形がはっきりしないんですけどこことここにこことここ。
この4つ足跡なんですけど…。
そうなんです。
これウサギの足跡なんです。
(松田)へえ〜!結構大きいんですねウサギ。
(松原)足跡から足跡まで正確に測った事あるんですけど私が見た中で…月山の麓に広がるのはブナの原生林です。
木の実などの豊富な餌が鳥や動物たちなどたくさんの命を育みます。
樹齢200年を超える大木も珍しくありません。
(松原)これなんか結構太い…。
それで枝がバーッとね。
(松田)広がってますね。
(松田)あ〜そうですね。
全方位に向かって。
更に松原さんは人が足を踏み入れるのをためらうような大自然の営みの場へと案内してくれました。
(青山)いや〜…。
(松田)は〜!行きますか。
スタジオ
(平)これ登るの?
(青山)そうなんですよ。
スタジオ
(松田)ほとんどカベですよ。
足突き刺しながら登るんですよ。
(松田)うおっ…お〜!刺さる!刺さってしまう。
うわ〜!深い!あ〜!草太これ相当ひどいよこの辺。
ゆるゆるやで。
(青山)マジですか。
(松田)あ〜!うぉっ!?よいしょ。
よいしょ…。
(青山松田)は〜!
(松田)はぁ…。
あ〜登りきった!
(青山)あ〜達成感半端ない!あ〜!もう下見えてないもん。
(青山)うわっこんな登ったんだ。
(松田)うわ〜!山ヤバイ!めっちゃきれいに見えてます。
(青山)すごい!すごい!うわっすごい。
(松原)朝日連峰がかすかに山頂の方が白い雪で…。
(青山)いや〜すごい。
(松田)最高やな!うわ〜!気持ちいい〜!このブナなんですけど…これなんです。
(青山)あっそれつめ跡ですか?
(松原)そう。
5本のつめ跡。
(青山)えっまさか!
(松原)そのまさかなんです。
スタジオ
(平)クマ?
(青山)クマです。
(松原)5本のつめで。
そういうとこですよ。
(青山)自然の中にお邪魔してるわけですからね。
なかなか来ようと思って来れる場所じゃないですからね。
いやいや〜。
これね…同じ時期ですよね?
(青山)こうも違いますかね?
(内田)はっきり言ってどっちも春じゃないですよね。
(松田)うまく春をさけてる…。
真夏と真冬でしょ?同じ山登りでここまで違うか。
(一同)ねえ〜。
(青山)松原さんのペースが速い…。
(松田)そう山男なんで。
(平)マジで!?いや違うわ!リアルリアル。
(青山)リアルにお届けしてますよ。
こうカベみたいな…。
セットちゃいますよ!
(内田)上手に撮ってましたね。
(松田)違うわ!また僕らもね「急斜面登れますか?」って聞かれたんですよ。
「登れますか?」と言われて「いや急斜面はちょっと」って言えないでしょ?
(内田)言えないですね。
この人だったら言いかねない…。
(笑い声)
(内田)あの上でコーヒー飲みたかったっすね〜。
(内田)まだやっぱり…ちょっと違うのかな。
(青山)でも緑がきれいでしたね。
(内田)きれいでしょう?いろんな緑があるのそれも。
トレッキングどうやったんすか?最高。
見ててまた行きたいもん俺。
うん。
鷹匠の松原さんと雪山を冒険した月山チーム。
今日の宿は月山志津温泉です。
(松田青山)こんにちは〜。
戦前の?戦前です。
(松田)実際使われてたやつですか?スタジオ
(平)生活の道具か!志田靖彦さんが月山の歴史を教えてくれました。
月山は羽黒山湯殿山と共に「出羽三山」と呼ばれる信仰の山です。
古くからたくさんの参拝者が訪れていました。
戦後地元の皆さんがもっと多くの人に月山を知ってもらいたいと注目したのはスキーでした。
月山は4月になっても雪が10m近く積もっているのです。
かっこいいっすね!昔はこういうふうに滑ってたんですね。
こういうわざと…こういうポーズが最先端のポーズだったんです。
だからこうやって…
(青山)最初はそうやってお客さんをどんどん集めてたんですね。
地元の皆さんの手で月山スキーの名は少しずつ広まっていきました。
敬虔な祈りの山月山。
訪れる人をおおらかに包み込む山です。
いよいよ昨日オープンしたばかりだという月山のスキー場へ向かいます。
スキー場のオープンに合わせて3週間掛かりで除雪が行われました。
見上げるほどの雪の回廊が続きます。
おはようございます。
おはようございます。
(青山)皆さんどちらからいらしたんですか?
(青山)結構毎年この時期には?
(松田)あっそうなんや。
すごいですね。
バスは終点姥沢に到着。
ここからスキー場までは歩いて10分ほどです。
4月から7月まで営業するスキー場は国内でもここだけです。
僅か3か月余りで17万人ものスキーヤーが訪れます。
月山チームの松田さん草太さんいざ!何だろうこれ…。
広すぎて妙な感じやね。
(松田)「本当は」?なるほど…。
けがだけ気を付けて。
いやほんとにそこだけは。
スタジオ
(内田)かっこいい〜!スタジオ
(平)これ吹き替えでしょ?
(松田)違いますよ!スタジオ
(内田)すごいな。
スタジオ
(内田)かっこいい〜!スタジオ
(平)今回はなんかみんな体張ってるね。
スタジオ
(内田)なんかかっこいいショットばっかりだなぁ月山。
(内田)来た!西表島のバスはフリー乗降制。
安全な場所ならバス停ではなくても乗せてもらえます。
あっ!昨日のかっこいい運転手さん。
今日も決まってますね!よろしくお願いします。
(内田)あ〜広島ね。
(平)お好み焼き?
(内田)いやお好み焼き…あっ。
スタジオ
(青山)出たあそこだ。
(松田)細かいところ!
(内田)あっ!見て見てこれ。
両サイド海!「海中道路」と呼ばれるこの道が1976年に完成して初めて島の東部と西部は陸路で行き来できるようになりました。
僅か40年ほど前の事です。
今は道があってバスが走っている。
暮らしを運びゆったりと旅の気分を運び出会いを運んでくれています。
ここもきれいだね。
あ〜きれいですね。
スタジオ
(青山)あっ出た!バスは島の北端までやって来ました。
(平)うわすごい…すごいね。
あっほんとだ。
車窓の海の青さに心奪われます。
(平)地球丸出し!この細い道もいいね。
うん。
ちょっと焼けたね。
うそ!?ほら…あっ焼けてねえや。
だって上着脱いでたもん俺。
だからパンツ脱いだら…。
あっ!えっ?あります?ちゃう。
(平)沖縄っぽくなってきたよ。
(内田)沖縄だからね。
スタジオ
(松田)ハハハ!冷めてるなあ!あっほんとだ!
(三線)いいね。
こんにちは。
何やってるの?スタジオ
(青山)子供?
(内田)そうなのよ。
スタジオ
(松田)この子が弾いてるんだ!
(平)弾いて弾いて!練習中じゃなくてよく弾いてるやつある?じゃあこれ。
え〜っと…。
・「赤田首里殿内」・「黄金灯籠下ぎてぃ」・「うりが明かがりば」・「弥勒迎け」・「シーヤープーシーヤープー」・「ミーミンメーミーミンメー」・「ヒージントーヒージントー」・「イーユヌミーイーユヌミー」
(平)おじさん泣きそうだ…。
ありがとう。
(拍手)おじさん泣きそうなんだけど。
(内田)うまいね!これ慣れてるね。
歌ってくれると思わなかった。
2歳からやってるからな…。
2345678910。
得意ですもんね沖縄の…。
いやもう十分じゃないですか。
ミュージカルとかも。
もう十分じゃないですか。
すぐこうやって大人ぶるからやだ!何が?あっ!
(風で鳴る三線)2人はジャングルの達人長澤さんが暮らす集落に向かいました。
静かな佇まいを見てほしいと勧められたその古い集落の名は干立。
全然違う。
やっぱ木が高いよね。
高い高い!日陰になってるからいいねこの高い木がさ。
さっきひなた歩いて疲れたから…。
スタジオ
(松田)ええ〜めっちゃいい!森の中に暮らしているよう。
集落は外洋に面し来る年も来る年も台風の激しい風雨にさらされます。
木は風を遮り人の暮らしを守ってくれるもの。
たとえ我が家の庭の木であっても切れば古老たちのお叱りを受けるそうです。
うわあ…。
うわ〜きれいだこれ!うわ〜海辺はもう駄目!これすごくない?木で出来てない?
(内田)サメの脂塗るってやつ?これ?立派だね。
こんにちは。
何をされてるんですか?えっ?舟?はい。
サバニっていう舟です。
潜ったりもできるんですか?ああすぐ前サンゴ礁ですよ。
あそこ白い波立ってる…。
うわ〜潜りてえ!
(平)息子さん?はい。
(平)長男?
(義雄)男ばっかり3人。
(平)頼もしいですね。
(義雄)今度からこの春で中3になるんですけど…
(平)どこ行くんですか?石垣ですか?
(内田)高校どこ?帰ってくる子もいるけどほとんど帰ってこない子の方が多いかな。
干立集落に生まれ育った山下義雄さん。
ダイビングや釣りのガイドをしながらこの島でずっと守られてきたものを子供たちに伝えています。
今では数えるほどになったサバニの船大工に弟子入りして舟を作りました。
(義雄)全員同じタイミングで前の人に合わせるような感じですね。
(内田)平さん合わせづらい!
(義雄)この島では「ユイサー」っていう掛け声を掛けるんですけど。
(平内田)ユイサーユイサー!スタジオ
(平)お父さんかっこよかったよね。
スタジオ
(内田)うん。
かっこよかった。
スタジオ
(平)子供たちがいい子供なんだ。
(義雄)エンジンがあって簡単に走れるしすごいスピードで移動できるんですけどね。
エンジンの音うるさいし排気ガスは臭いし落ち着けないですよ。
のんびりねこうやってゆっくりゆっくり移動してるだけでも楽しい。
確かにモーターの音がしないって気持ちいいですね海の上。
(義雄)海が近いですよね。
そうなんだ!
(義雄)台風の時は小さい舟みんなマングローブの中隠してやり過ごしますけど。
(内田)生活の知恵だ。
なんかきれいですねマングローブって。
(義雄)穏やかですね。
(内田)めちゃくちゃ面白い景色。
(内田)おお〜!かっこいい!スタジオ
(松田)かっこいい!やばい!
(青山)これかっこいいな。
普通にモーターの船と変わらないですよねスピード。
この風あるとスイスイ走りますね。
(内田)すげえ気持ちいい!
(平)速い速い!
(平内田)おお〜!
(内田)きれ〜い!うわっきれい!おおっ!ほんとの魚ですね。
(平)うわっ君も!?
(内田)青色サンゴきれいだね。
(平)まだ冷たい?ねえ…。
すごいよ。
あのご家族すてきでしたね。
そう。
(松田)でもいよいよこの景色の差ですよ。
ねえ。
スキーやってましたよね。
スノーボードとスキー。
草太のねお父さん前回のスペシャルでお世話になったお父さんが実はスキーのインストラクター…。
インストラクターの世界!
(青山)ハハハ!「世界」は俺たちしか分からないけど…。
もともと教員をやっていて子供たちに冬になったらスキー教室みたいので教えてて。
で僕も一緒に子供の頃教わってたという…。
(松田)だから草太のスキーのフォームがめちゃくちゃきれいなんですよ。
教科書どおりの…スーッスーッ。
おとうさん泣いてたじゃないですか。
なんかねあそこであの歌聴いたらねグッとくるものがあったの。
雰囲気も。
普通の事言うた。
「西表の妖精」みたいな事言うんかなと思ったら。
西表の子じゃないですか全てが。
最後の映像見ますか?いきたくない!?そんなだだっ子みたいに…。
(松田)うわ出た!
(平)俺?
(青山)平さん冷たいですね。
淡泊!かっこつけちゃって。
(青山)うわ〜そういうところ!?月山の大自然を味わった2人。
名残は尽きません。
ああ…あそこを滑ってきたんですからね。
(松田)リフトも10分乗るとだいぶ奥まで行ってるからね。
なんか温泉マークみたいのが…。
温泉マーク?ありません?ここら辺。
心地よい疲れをほぐしたい。
そうだ温泉だ!バスを乗り換える事に。
(松田)ああ…。
スタジオ
(松田)脚がガクガクなんですよ。
終わった「月〜金」。
(松田)今日は…。
(青山)日!土日ダイヤ…。
スタジオ
(松田)階段下りれないぐらいの筋肉でしたから。
スタジオ
(内田)顔がマジじゃん!スタジオ
(平)歩くんだでも。
スタジオ
(平)無言。
(内田)すごい疲れてますね。
スタジオ
(平)あっ出た!そば!
(青山)おなか減りましたね…。
(松田)腹減りすぎて思考能力が低下してるから。
松田さんあそこに民宿…。
(松田)民宿?
(松田)そっち?あっ人がいる。
こんにちは!そっち?
(松田)こんにちは。
(青山)民宿やられてるんですか?
(女性)そうです!
(青山)あのここでご飯とかも食べれたりします?ええ大丈夫ですよ。
(松田)僕ら今日宿泊はしないんですけどおなかが減って…倒れそうなんです。
・しょうゆ持って行ったか〜?予約なしでしたがあるものを次々に出してくれました。
(美子)甘くないか?
(青山)うん全然。
もっとしょっぱい方がうまいんねぇか?大丈夫?
(松田)めっちゃくちゃちょうどいいですね。
春一番早く…。
(青山)カタクリ?
(美子)カタクリ。
きれいな花咲くカタクリ。
食べてみて。
スタジオ
(松田)これもう何食べてもおいしかったもんね。
(青山)いただきます。
ガバッと。
この歯応えたるや…。
いろんな山のものをいろいろ使って料理するんですね。
(松田)やっぱりあったかいうちにおとうさんが取ってこられてそれをおかあさんが…。
(美子)保存しておいて。
(松田)そうやって冬を準備をして支度をしてこう越していくわけですね。
スタジオ
(内田)あらまあ!
(青山)おいしかったな〜。
スタジオ
(平)こういうのいいね!ご夫婦がいつも通っている温泉にご一緒させて頂きました。
長かったね!スタジオ
(松田)おとうさんに温泉に連れてってもらったんですよ。
スタジオ
(内田)行きつけの。
(松田)そうそう。
スタジオ
(平)うわ〜これいいね!いや〜最高やね。
ほんとそうですね。
雪国の旅の終わり。
身も心も温まりました。
バス来ちゃうよ!
(平)えっ来ちゃう?西表チームも旅のゴール間近。
バスの終点へ。
そこから15分ぐらい歩いた所にきれいな海があるみたいでそこに行きます。
(内田)ここら辺の人が言う「きれいな海」ってどのぐらいきれいなんだろう。
そこら辺で十分きれいなのに。
最後のバスも偶然あのすてきな運転手さん。
3日間お世話になりました。
終点の白浜に到着。
西表チームも感動のゴール!…と思ったら。
さっきバスで聞いたきれいな海があるという船浮へ。
せっかくここまでやって来たんだものその島へ渡ってみたいと船に乗り込んだ2人。
でも船が向かうのは陸続きの場所。
道路がつながっていないので2人がバスを降りた終点の白浜港から船でしか行けないのです。
そこに船浮という集落が。
(内田)ほんとですか?
(男性)ほんとですよ。
(内田)じゃあこっちに住んでる人大変ですよね買い物とか。
10分で到着。
40人ほどが暮らす船浮。
小学校は全校で3名です。
集落の入り口に鮮やかな花が咲き畑の緑が生き生きと葉を広げているお宅がありました。
あれしか楽しみない。
生きていかれない。
(内田)これが楽しみ?これが楽しみで。
大丈夫ですか?ん?この段。
(内田)ネギとかある。
(井上)うんネギもある。
こっちいっぱいあったんですけど…この葉っぱ取らせて…。
これ桑の葉っぱ?
(内田)痛み引きますね。
(平)そうかもしれないね。
(井上)痛み引きますよ。
(平)引くね!腫れてきたらこれでこうやったらいいよ。
診療所もない場所で子供たちを知恵と愛情で守り育てたお母さん。
ほんとここにやったらすっごい気持ちいいよ。
大きな桑の葉を籠いっぱい持たせてくれました。
じゃ行きますか。
こっちから?こっち。
(井上)こっちから行ける。
(内田)じゃいってきま〜す。
(平)この舗装されてない道路最高だね。
(2人)わ〜い!いや〜すごい!幻だ!うわ…静か。
青山さん松田さん…。
ごめんなさい。
いいでしょ。
そんな話をしてる間にね足でチョウチンアンコウを作っちゃいました。
こんだけいるとね無意識に足がチョウチンアンコウを作ってる。
(平)土瓶にしか見えない…。
俺っすよね。
そこが内田朝陽なんだよな。
(笑い声)温泉にお邪魔しまして…。
(内田)溶けたでしょ?
(松田青山)溶けた。
心の雪解けが始まったでしょ。
またさっきから…。
また!それ簡単に多分バシッといかれるからな。
そこに住んでる方って厳しい事も多分いっぱいあると思うんですよ。
だけど…。
(松田)9m雪が積もるんですよ。
だけどあんなに笑顔で僕たちをもてなしてスキー客をもてなして…。
豊かですよねいろんなものが。
自然も豊かだし人の気持ちも豊かだし。
西表ってあそこに60年前に来てさあそこに住んでた人たちもいたんだけどそっから開拓してったというのが…それがね。
切り開いていく感じがね。
何もない所からあの商店をつくり…。
ものすごく寒い地域を今回旅させて頂いて何て言うのかな…「これからあったかくなるんよね」という心が期待に膨らんでる感じの中で旅をしたという。
確かに体力的にはキツかったですけど僕らは最終温泉入る瞬間までずっと元気になり続けて旅をしましたね。
旅って面白くてキツかった思い出とかハプニングしか逆に覚えてないでしょ。
あれが大変だったこれが大変だったっていう苦労自慢を笑顔でするのが割と土産話じゃないですか。
うそ!?いいこと言った?今。
今真実を突いてたよ。
いやでもほんとに…。
楽しかったね。
ありがとうございました。
すてきな旅を見せて頂いて。
ありがとうございました。
楽しんでもらえてたらいいですね。
大自然と共に生きるおおらかな人たち。
「のんびりゆったり路線バスの旅」。
次はどんな出会いが待っているでしょう?ありがとうございました!また。
また!またね。
2014/05/02(金) 19:30〜20:45
NHK総合1・神戸
のんびりゆったり路線バスの旅SP「大自然の冒険だ!男前ふたり旅〜西表島・月山」[字]
沖縄県西表島と山形県月山の南北2ルートをイケメン俳優4人がバスで旅する。南ではマングローブのジャングルで沢を登り北では鷹匠とともに雪のブナ林を歩く。大自然満喫!
詳細情報
番組内容
今回のバス旅はイケメン俳優が北と南に分かれて大自然の懐に飛び込んで冒険心いっぱいの旅をする。行き先は沖縄県・西表島と山形県の月山。西表島をゆく南チーム。バスで海岸線を北上していくと車窓にカンムリワシが見えたりもする。マングローブのジャングルの中で岩をよじのぼり川を歩くトレッキング。一方、山形駅を出発した北チームは、40年前からたか匠を続けているという方に雪におおわれたブナの原生林を案内してもらう。
出演者
【旅人】内田朝陽,平岳大,松田悟志,青山草太
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
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