よみがえる江戸城+Q 2014.05.03

さあ皆さんお集まり下さい!あ〜おじいちゃんそんなに慌てなくていいですよ!ハハハ!さあ皆さん私の声は届いてますか?はい!では改めましてようこそ!東京の新名所江戸城ツアーへ!私本日皆さんのガイドを務めます高橋です。
どうぞよろしくお願い致します!江戸城を当時のままに再現したこのお城中に入るのはなんと皆様が初めてです!いやしかしいろんな方がいらっしゃいますね。
歴史が好きそうな方もいらっしゃればあっ奥様たちはお友達同士で?あ〜そりゃまた結構ですね。
あらら小さいお子様も!あっ外国の方も!あ〜っとう〜ん。
あ〜…。
ドゥーユーライクエドキャッスル?うん。
アハ〜!OK!さあ皆さん江戸城の中たっぷりとお楽しみ下さい!それでは参りましょう!これは今からおよそ400年前の繁栄する江戸の様子を描いた屏風です。
その中で圧倒的な存在感を示すのが…そびえる天守連なる御殿の屋根。
天下の覇者徳川将軍の居城でした。
この城はおよそ150年前の幕末大火に見舞われます。
ほとんどの建物が消えうせ実像は謎に包まれていました。
しかし真相に迫ろうとする研究者たちの調査や貴重な図面の徹底的な検証が進められ徐々にその姿が明らかになってきました。
そこでNHKは研究者と共にコンピューター・グラフィックスで江戸城の復元に挑戦。
5年の歳月をかけ城の中心本丸御殿をよみがえらせる事に成功したのです。
ここは…本丸御殿の中で最も重要な部屋で将軍が…将軍が武士の頂点に君臨し続けるためにこの部屋で仕掛けた壮大な演出とは?こちらは城内一長い…ご存じ「忠臣蔵」の発端となった刃傷事件の舞台です。
今回の復元で浮かび上がったこれまでの常識を覆す…そして1,000人近くの女性が暮らした…それは単に将軍の世継ぎをもうけるためだけのものではありませんでした。
大奥がさまざまな女性文化を発信していた事をご存じでしたか?今夜は150年の時を経て現代によみがえった江戸城を美しい映像そしてクイズと共にたっぷりとお楽しみ下さい。
早速江戸城ツアーに参りましょう。
まずはこちら御殿の入り口です。
うわ〜!いや〜どうですか?この玄関!大きいですね!ここは江戸城で最も立派な表玄関。
屋根の幅16.6m。
さあそしてこちら!この柱なんですけれども…江戸城でこれ最も太い柱なんですね。
どうです?私よく覚えてるでしょう。
実はね手に書いてあるんですよ。
ハハハハハハハハハ!さあ皆さんここでね靴を脱いで下さい!えっ?あの〜外国の方え〜っと…プリーズテークオフユアシューズ!OK!OK!OK!テークオフ!テークオフ!はいはい脱いで下さい皆さん!テークオフ!テークオフ!この巨大な表玄関。
幕府は全国の大名や朝廷の使者たちに通らせました。
まず最初に幕府の力を見せつける。
そんな役目を果たしていた事がうかがえますね。
では中へ参りましょう。
ちょっと待てい!余は江戸城を完成させた徳川家光じゃ!余を抜きにツアーは許さんぞ!お主らの知識を試すクイズを出題するから心してかかれ!では早速第1問。
この表玄関で大名の多くは草履を脱ぎ務めを終えると再びここで草履を履く。
しかし草履を預かる草履取身分が低いため石畳に上って大名に近づく事が禁止されていた。
石畳の奥行きは1.9mもある。
次の3つの中から答えを選んでみよ!2m近い長い棒を使って草履を直接渡した。
草履を投げて大名の足元にピタッとそろえた。
敷物を敷いて大名に近くまで歩いてきてもらった。
さあ答えを当ててみよ!それでは正解じゃ。
答えはこの資料に書いておる。
これは昭和12年に亡くなった最後の大名といわれる浅野長勲の日記。
よって正解は