(シェリー)シャトルの中に隠れるのよ。
(ブルーノ)閉じ込められた。
(遊星)罠か…。
(クラーク)次元の狭間に消えてもらおうか…不動遊星。
(シェリー)何これは!何が起きてるの?大変だ!もうすぐこのシャトルはワームホールに放出される。
ワームホール?異次元に繋がるトンネルだよ。
落とされたらどこに行くのかまったくわからない。
お前は!これはこれは不動遊星シェリー・ルブランそのお友達。
どうして私の名前を…。
奴はとっくに俺たちの正体に気づいていたんだ。
君たちはまんまと私の罠にはまってくれた。
こんなことをするなんて…。
やっぱりこの会社はイリアステルと…。
あなたはお父様を殺した犯人を知ってるのね!?ドクター・ルブランか…懐かしい名前だ。
彼は優秀な人間だった。
しかし余計な詮索が多すぎた。
余計な詮索?ドクター・ルブランにはインフィニティに関する制御カードを作ってもらっていた。
しかし彼はこの装置の本当の使い方を知ってしまった。
本当の使い方?簡単に言えばインフィニティはあらゆる時代を繋ぐ装置だ。
イリアステルはインフィニティを使い歴史の改ざんを行っていた。
歴史の改ざん!?これは世界に知られてはならないタブーだ。
ドクター・ルブランはそれに気づいた。
だから始末した。
許さない…。
残念ながらその状況での脅しは迫力に欠ける。
それにこんな話を聞かせたからには無事に帰すつもりはないのでね。
キサマ!そのシャトルには制御カードがない。
やがてシャトルはワームホールを外れ次元の歪みに飲み込まれる。
さらばだ不動遊星シェリー・ルブラン。
待て!
ライディングデュエル。
それはスピードの世界で進化したデュエル。
そこに命をかける伝説のアザを持つ者たちを人々は5D’sと呼んだ
起きろ!大丈夫か?う…ここは?どうやら本当にワームホールみたいだね。
そんなものが本当に存在するのか?イリアステルが僕たちの想像を超越した科学力を持っているのは本当だったんだ。
うっ…何だ?シャトル制御不能シャトル制御不能。
至急制御カードを使用してください。
このままだとシャトルはもうすぐワームホールから外れる!外れたらどうなるの?わからない。
知らない時代に飛ばされるか次元の歪みで粉々に砕けるか…。
ダメか!ブルーノ!そっちはどうだ?ダメだ!コントロールが利かない!うわっ!
(みんな)うわ〜!!うっ…。
(ブルーノ)まずいこのままじゃ…。
何か方法はないのか?でも制御カードがない以上もう何をしても…。
制御カード?それは…。
これはお父様が残したカード。
もしかしたら。
動いた!コース確認シャトルを軌道に戻します。
(みんな)うわ〜!!うわっ!シェリー!遊星!遊星私の代わりに敵を!それは自分の手で取るんだ!あっ…。
シェリー!うわ〜!!シェリー!くっ…。
非常シャッターが閉まります。
シェリー!シェリー!!あっ…何だあれは。
(不動博士)遊星…。
父さん。
遊星あれを近づけてはならない。
何のことだ?あの島のようなもののことか?あれは人類を破滅に導く最後のモーメント。
破滅に導く?どういうことだ?父さん!遊星戻るんだお前のいる世界に。
あっ…。
遊星!シャトルの機能が戻ったこれで元の場所に帰れるよ!
(ホセ)誰が不動遊星を抹殺しろと言った。
は…しかし奴はイリアステルの秘密を…。
(ホセ)彼らにはまだ重要な役目が残っている。
なっ…奴らにいったい何があると!?
(ルチアーノ)まぁいいけどね。
まだ遊星たちは死んでないみたいだから。
アハハ…。
しかし彼らがそこを突き止めた以上その場所を放っておくことはできない。
お前たちには消えてもらうことになる。
そそんな!さぁてどこからモーメントエクスプレスを抹殺するかな。
アハハ…。
ま待ってください!
(プラシド)それは既に俺が済ませてきた。
(プラシド)お前はそろそろ消える頃だ。
ヒッ!プラシド。
(ジャック)なんだ…痣が。
なんだったんだ?今のは。
(悲鳴)プラシドあんだけやられたのにもう戻れたのかよ。
不動遊星を殺るまで俺は死なん。
(ブレイブ)今のって…。
(ドラガン)またあの現象か。
どうかなさいましたか?今の震動に気づかなかった?震動?
(ハラルド)なんでもないありがとう。
今の現象に気づいているのは私たちだけのようだ。
今度は何が起きた?おそらく過去で何かが変わった。
私たちの人気が横取りされたようだ。
私たちだけがその影響を受けないとなるとどうやら星界の三極神のカードが守ってくれているようだな。
(龍亞)なんなの?こんなところに来て。
わからねぇ。
だが痣が俺たちを…。
なんだあれは?何か出てきた。
(龍可)こっちに来る。
これは…。
遊星!ブルーノ!みんな…。
それじゃここはネオ童実野シティ…。
どうやら僕たちは無事に帰れたみたいだね。
ああ。
《父さんがまた俺をこの世界に…》痣が光ったのは俺たちを遊星のところに導くためだったんだな。
いやどうやらそれだけではなさそうだ。
なんだ?あれは。
あれは異次元で見た…。
なになに何か見えるの?
(イェーガー)何も見えませんが…。
よく見ろ空に巨大な島が!巨大な島!?島が空に浮いてるの?
(アキ)あなたたちには見えないの?そうかあれは赤き龍の力が見せているのか…。
ええっ!もうなんで俺には痣がないんだよ!いったいなんなんだありゃ。
破滅に導く最後のモーメント…。
なんのことだ?遊星。
そう聞こえたんだ…。
遊星…あれを近づけてはならないあれはいずれ俺たちの脅威になる。
消えた…。
どうなってるんだ?そういえば遊星たちはどうしてここに?モーメントエクスプレスに行ったんじゃなかったっけ。
話せば長い。
今はとにかくもう一度モーメントエクスプレスに戻ろう。
何かわかったのか?モーメントエクスプレスは俺たちの予想どおりイリアステルの操る会社だった。
なんと!あそここそがイリアステルの存在を示す唯一の証拠なんだ。
バカなすべて消えている!本当にここなの?間違いないよ!でもどうしてあれだけ巨大な施設が一瞬でなくなるなんて。
(ミゾグチ)そんなお嬢様が…。
なんと言っていいか…。
シェリーはまだ死んだと決まったわけではない。
遊星…。
遊星とんでもねえことが起きてるぜ!これを見ろ。
(アンジェラ)ご覧ください。
たった今WRGPの優勝候補チーム・ニューワールドが空港に姿を現しました。
この3人はイリアステルの…。
チーム・ニューワールド?そんなチームあったか?いったい何がどうなってるの?こんなことがなぜ…。
「チーム・ニューワールド。
結成当時から世界の大会で一世風靡したちまちトップデュエリストチームの仲間入りを果たす。
その人気と実力はもはや世界で指折りであり…」。
どこのサイトにも同じような記事が載ってる。
それっておかしいよ。
まるで世界中の人の記憶と俺たちの記憶が違うっていうか…。
どういうことなのですか?対戦表を出してくれ。
ああ。
見ろトーナメントが変わっている!なんだと!?私とお嬢様のチームが消えている。
歴史が改ざんされたんだ。
歴史が改ざん?クラークやイリアステルの3人が言っていたことは本当だったんだ。
奴らが過去を操作して現在の歴史を変えた。
そんなバカなことが…。
それじゃさっきの衝撃は?過去で歴史を変えたゆがみの影響。
そっか俺たちは赤き龍の力でその影響から守られたのかも。
たしかに過去で歴史を操作したならモーメントエクスプレスが消えていたことも説明がつく。
だがもしイリアステルがそんな力を持っているとするならなぜ俺たちを抹殺しない?たしかに…。
イリアステルが私たちの存在を邪魔だと考えるのなら歴史をゆがめて消してしまうのがいちばん手っ取り早い。
赤き龍の力でそれができないのかも…。
もうひとつ可能性がある。
何だ?俺たちに何らかの役割があるのかもしれない。
役割?私たちの存在がイリアステルにとって何か有利に働くってこと?俺たちがあいつらの味方するなんてありえないよ。
そんなことはわかっている。
ならばこの矛盾は?奴らは宣言どおりWRGPの本戦に出場するために姿を現してきた。
ならその答えは奴らと戦い聞き出すしかない。
(みんな)うん。
(2人)うん。
うん。
(牛尾)遊星!いるか?ここの声は牛尾課長補佐…。
大変です!どこかに隠れなくては。
おぉあそこにハッハッ…。
(牛尾)遊星お前たちに話がある。
どうしたんだ?えっ!?う〜ん実はちょっとややこしいことになってな…。
(クロウ)ややこしいこと?
(深影)えぇ。
WRGPが中止になるかもしれないの。
なんだと!!なんですと…。
なぜWRGPが中止になる?
(深影)あの予選のあとで市民からWRGPに対する苦情が殺到したんです。
それで運営委員会から大会を中止にしたほうがいいんじゃないかって意見が出て…。
あれだけの大惨事が起こったあとだ無理もない。
俺は反対しているんだが…。
俺の意見なんてお偉いさんは聞こうとはしない。
治安維持局長官の席はゴドウィン長官がいなくなってからずっと空席のままだし…。
副長官は長期休暇を取ったまま行方不明だし…。
あ…。
長官が不在?なるほど…。
奴らは1人2役はできぬと踏んでそこも改ざんしたか…。
何のことだ?
(ジャック)お前は知らなくていい。
何だそれ。
とにかく今運営委員会の決定を覆せる人がいないんです。
今WRGPが中止になれば奴らと戦う機会は失われる。
クソッこんなバカなことで…。
この私を忘れているであります。
(みんな)ん?なんだ?
(箱のふたを叩く音)プッハッハッ。
やっと出られた。
イ…イェーガー副長官。
どうしてこんなところに?私の記憶が改ざんされていなかったのは幸いであります。
イェーガー副長官は長期休暇から帰るであります。
いいのか?イェーガー。
表部隊に戻ればお前の身は危険にさらされるかもしれないぞ。
ここで戻らなければ何のための副長官ですか。
私も覚悟を決めました。
戦いますイリアステルと。
イェーガー…。
まっ役に立つかどうかわからんが共に戦うというのならとりあえずは歓迎しよう。
さあ治安維持局に戻りますよ。
狭霧課長牛尾課長補佐早く車を回しなさい。
(2人)ははい。
不動遊星ジャック・アトラスクロウ・ホーガン。
短い間でしたがここにいる間にあなたたちにはいろいろなことを教わりました感謝します…。
WRGPは私がなんとしても継続させます。
だから勝つのです!そしてイリアステルの正体を暴くのです。
チーム・5D’s!私は治安維持局副長官のイェーガーであります。
治安維持局規約第20条によりたった今からこの私が治安維持局長官に就任いたします。
そして私はここに長官の名にかけこの街の安全を保証しWRGPの続行を宣言いたします!行くのか?えぇ。
私はお嬢様と旅した場所を回るつもりです。
お嬢様がどこかで生きているならそこに何かの手がかりがあるかもしれない。
俺たちもできるだけシェリーの手がかりを探してみる。
遊星最後まであなた方を見届けられないのが残念です。
ご武運を。
〜お父様…。
うっここは?私は死んだの?いやそうではない。
そして私はドクター・ルブランではない。
ん?君の心の渇望が私をドクター・ルブランに見せているだけだ…。
あなたはいったい…。
私は…真実を知る者。
真実?真実が知りたいのなら教えてもいい。
だがそれを知れば君の運命は大きく変わってしまうだろう。
かまわない私は知りたい。
いったい何が起きているのかその真実を!では私と来るんだ。
〜《人類を破滅に導くモーメント…。
どういうことなんだ父さん…。
そういえば以前にも父さんの幻を見た…。
あのときは…モーメントの中だった…。
はっまさか…父さんは…》2014/05/03(土) 07:30〜08:00
テレビ大阪1
遊戯王5D’s[再]「歪められた過去」[字]
潜入調査を行う遊星たちは、敵の罠により、次元のひずみ“ワームホール”へと放出されてしまう。このままでは、存在自体が消滅!?そしてイリアステルの真実が明らかに…。
詳細情報
あらすじ
イリアステルの謎を探るために「モーメント・エクスプレス」に潜入した遊星たち。しかし所長であるクラークの陰謀により、異次元転送装置「インフィニティ」の中に閉じ込められ、次元のひずみ“ワームホール”へと飛ばされてしまう!何とか脱出を試みる遊星たちだが、中の計器はまったく反応しない。はたして遊星達はワームホールを脱出し、元の世界へ戻ることができるのか!?
番組内容
世界中で大人気の『遊戯王デュエルモンスターズ』テレビアニメシリーズ!主人公:不動遊星がライバルとの壮絶なデュエルを繰り広げ、仲間たちとの出会いを通じて真のヒーローへと成長する物語。
出演者1
不動遊星:宮下雄也、ジャック・アトラス:星野貴紀、クロウ:浅沼晋太郎、十六夜アキ:木下あゆ美、龍亞:洞内愛、龍可:寺崎裕香、ブルーノ:田中宏樹、シェリー・ルブラン:中川えりか、イェーガー:柳原哲也、牛尾哲:落合弘治、狭霧深影:相橋愛子、ホセ:菅生隆之、プラシド:根本正勝、ルチアーノ:吉田仁美、ハラルド:小野坂昌也、ドラガン:宮健一、ブレイブ:木村良平
出演者2
ZONE:石川英郎、不動博士:細見大輔、ミゾグチ:松山鷹志、クラーク:坂巻学、アンジェラ:樋口智恵子
原作脚本
【原作】高橋和希 スタジオ・ダイス
【シリーズ構成】吉田伸
【デュエル構成】彦久保雅博
【脚本】吉田伸
監督・演出
【監督】小野勝巳
音楽
【オープニング曲】
「BELIEVE IN NEXUS」
歌:遠藤正明
【エンディング曲】
「Close to you」
歌:ALvino 〜Alchemy vision normal〜
制作
【製作】テレビ東京、NAS
【アニメーション制作】ぎゃろっぷ
ホームページ
http://ani.tv/yugioh/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
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