住人十色【まるでプラットホーム!鉄道ファンも驚く電車の家】 2014.05.03

(ナレーション)「住人十色」。
今日の家は…。
(三船)あれ?電車ですか?電車ってどういうことですか?
(松尾)電車やと思うでしょ?今日の家ですこれが。
ええ〜うそ〜!だって電車ですってこれ!しかも隣なんか駅みたい。
中はほら家でしょ?ほんとだ〜。
鉄道マニアなんですか?ご主人。
いや全然。
じゃあなんで〜?知らん!鉄道ファンでもない夫婦が電車の家を建てたのには実は深い理由があったんです。

(那須)はい着きました。
のどかでいい場所ですねこれは。
あったかいし。
ねえ。
今日も楽しみです。
「住人十色」。
今日の舞台は瀬戸内海に面した兵庫県高砂市。
(那須)どうもこんにちは。
よろしくお願いいたします。
(太陽)こんにちは〜!!
(那須)うわっ元気やな。
お名前なんですか?木村向日葵です。
(那須)お兄ちゃん名前は?太陽。
(那須)太陽くん?何歳?5歳。
(那須)お若いですよね?
(木村)でももう31ですね。
(那須)全然ボクより年下ですよ。
ほんまですか?
(那須)ええ。
いいですね明るいご家族で。
(木村)それだけが取り柄なんでね。
(那須)すばらしいですね。
木村さん夫婦は去年ご主人の実家から譲り受けた土地に家を建てました。
(三船・スタジオ)浮いてる浮いてる。
ふふふっかわいい。
(木村)着きました。
(那須)えっ?
(木村)これが家です。
えっこれですか!?うそでしょ!なんですかこれ!電車ありますやんか。
(木村)電車あるんですよ。
(那須)な…なんで?衝撃でしょこれ。
コンセプトがプラットホーム…。
いやプラットホームですけど。
家のコンセプトがこちら。
まるで電車がプラットホームに停車しているように見えます。
(那須)ご主人が究極の鉄道オタクということですよね?オタクではないんです。
鉄道ファンでもないのに電車の家?一体その訳は?
(木村)
(那須)えっ?生まれたときからあったんですか?いやそんなんないでしょ普通。
(木村)あるのが普通なんですボクにとっては。
ボクにとってはあるのが普通なんです。
この場所に電車が置かれたのは今から30年前。
校長先生をしていた親戚のおじさんのアイディアで廃車になった山陽電車を譲り受け地域の憩いの場として開放していたんです。
でも好きじゃなければかなりのお荷物。
処分は考えなかったのでしょうか?
(木村)撤去も考えたんですけど撤去費用に100万ぐらい。
結構高額な値段がかかってくるんで。
それでそれをリフォームしたらどうかなっていう話もありまして。
(那須)電車に住んでるってこと?
(木村)電車も部屋になってます。
(那須)まじですか?それ奥さんよかったんすか?電車に住むっていうの。
いいの?そんなんこういうおうちでも。
(那須)服じゃないんやから。
すごいなセンス!電車を住まいにリフォーム。
コストダウンのため大胆な決断をした木村さん夫婦。
(那須)ほらほらほら十分走れるやん。
電車暮らしは意外に快適?更に駅のホームをイメージした母屋には若い夫婦ならではの斬新なアイディアがたくさんありました。
結婚し両親が所有する土地を譲り受けた木村さん夫婦。
しかし家を建てるにあたり置かれたままの電車をどうするかという問題が。
(木村)撤去費用がかかるっていうのもあったんですけど昔からず〜っとあるもんなんでそれをなくしてしまうのももったいないなと思いまして。
撤去に100万円以上かかるならいっそ車両をそのまま活用した家を建てようと大胆な決断をしたんです。
(那須)これほんとなんか改札入るみたいですね。
(木村)そうですね。
プラットホームなんでね。
(那須)じゃあ失礼します。
おじゃまします。
うわっ!こんな感じになってるんすね。
(木村)そうですね。
(那須)ちょっとおしゃれな土間で。
(木村)土間でず〜っといきました。
(那須)ここに表札あるんですか?中に。
(木村)これは外に付けたらプラットホームじゃなくなるんじゃないかって。
(那須)駅の中はこんなことになってたんすね。
こちらシューズクローゼットです。
(那須)あっこちらですか。
ちょっと失礼しますね。
これめちゃくちゃきれいになってますね。
玄関脇にある大容量の靴箱。
コストダウンのためにとご主人が自ら作りました。
(木村)作ったっていっても機械が切ってくれるんですけどね。
ボク木材を切断・加工するプレカット工場に勤めるご主人。
仕事のあと工場の機械を使わせてもらい棚板を作りました。
(木村)じゃあ家の中どうぞ。
(那須)すみません失礼します。
おじゃましま〜す。
こちら…うわっ!これちょっと広くて明るいですね!またおしゃれな感じになってますねこれ。
(木村)ありがとうございます。
(那須)全部木ですか?これ。
(木村)全部木ですね。
(那須)はあ〜すげぇ!またこっから電車見えるじゃないっすか。
これ太陽くん太陽くんこっから電車見えるのめっちゃいいやん。
(那須)わあ〜いいな!それはいいやん!家ん中から電車見えるってないですもんね。
(木村)誰ともかぶらない家です。
(那須)かぶりませんよ絶対。
すごい…なんかでも色も合ってますよね電車も。
(木村)そうですね。
色は好きな色を自分らで決めてオレンジと緑がよかってそれで塗りました。
これ塗り替えたんですか?塗り替えたんです。
もともとは紺とクリームのツートンカラーだった電車。
家のテイストに合わせて好みの色に塗り替えました。
(那須)ご主人天井とか壁あったかみありますねすごく。
(木村)そうですね木で。
ただこれ本来は
(那須)えっ!下地に使う材料なんすか?これ。
そうなんですよ。
めちゃめちゃきれいじゃないですか。
これは1枚ずつボクのプレカット工場で…。
出た!またプレカット。
(木村)ほんとは印字とかが付いてくるんですけどその印字も加工によって消したんです。
(那須)めっちゃ時間かかったでしょ?そんなん。
(木村)そうです。
仕事終わってから残ってやらしてもらいましたね。
でもやっぱり家を建てるとなるとそれぐらいね…。
そうですね。
それぐらいしたかったんで。
続いては奥さん自慢のキッチンへ。
(那須)あらっ?これ奥さんまた変わった形してません?これ。
(早紀)はい。
L字型のキッチンにテーブルをくっつけてコの字型にしたダイニングキッチン。
(那須)なんでまたこういう形?
(早紀)これねここに立ってたらすべてが届くんです。
キッチンとダイニングテーブルの幅をあえて狭くしたのは動線を短くするため。
料理の配膳や片づけも僅か2〜3歩動くだけで済むんです。
しかも座ったまま冷蔵庫にも手が届く!はあ〜これはついついビールが進んじゃいます。
更には…。
(那須)玄関入ってすぐがキッチンになるんですね。
(木村)嫁が買い物行ったときに重たい荷物を持ってすぐに置けるっていうのが…。
(那須)優しいじゃないですか。
この気遣いないですよ奥さん。
優しい。
そういうとこがいいんでしょ?やっぱご主人の。
(那須)ん?好き?ん?電車とプラットホームをイメージした家なんですがご主人が本当に好きなものはこのスペースに。
(那須)こういうアメリカンなもの好きなんですか?
(木村)こういうアメリカ雑貨とか大好きなんです。
(那須)何この数!これじゃあもうご主人の趣味ですか?
(木村)ボクも趣味なんですけど実は嫁も集めてるんです。
(那須)奥さんも好き?
(早紀)私も大好きなんです。
(那須)お二人共通の趣味ということですか?
(木村)そうですね。
(那須)結構お金かかってる。
(早紀)二人で買い物行ったら誰も止めてくれないんで店員さんが逆に「奥さん大丈夫ですか?」って心配します。
(那須)「止めなくていいんですか?」って。
失礼します。
このあといよいよ木村家の電車に乗車〜!鉄道ファンでもないのに電車で暮らす木村さん家族。
(那須)そろそろ電車に乗りたいんですけど。
(木村)どうぞ。
(那須)外からですかね?
(那須)中から行けるんですか?どこですか?
(木村)その階段から。
(那須)あっこれ!?つながってるんですか?ここ。
(木村)そっから上ってもらったら。
(那須)直結してるんですね階段。
失礼します。
これドア本物じゃないっすか。
(木村)それがね古いから…。
(那須)よいしょ。
すごいですね。
ほんとの扉ですねこれ。
(木村)そうですね。
(那須)よいしょ。
失礼します。
うわっ広っ!これ広いですねご主人。
(木村)結構広いでしょ?20畳もの広さの電車1両を丸ごとフローリングにして1フロアの木の空間にリフォーム。
吊り革やシートなど車内の備品はすべて外し広々とした空間を手に入れました。
(那須)もう外はねこうやって見たら完全に電車ですもんね。
(木村)電車ですね。
(那須)中はもう電車感全然ないんですね。
(木村)そうですね。
中は部屋みたいになってるんで。
これやっぱりこういうのは全然苦にはならなかったんすか?「電車変えんねや…」とは。
全然ならなかったっすね。
ならなかった?はい。
まじですか!車内の半分は将来兄妹二人の勉強部屋として使う予定です。
(那須)で反対側は?
(木村)こっちがね大人スペースなんです。
(那須)これ大人スペース?ああ〜もう雰囲気がらっと変わるんですねこっちは。
(木村)もう趣味なものとか集めたり置いたりしてますね。
(那須)ギターもあって。
アメリカンやなぁ。
自転車も置いてあるし。
でもこれこんだけ広いといろんなことできますね。
(木村)そうですね。
ここで結構飲み会とかできるんですよ。
(那須)あっここで?そうなんや。
(木村)今もやってるんですけど実は
(那須)ここで?はい。
(那須)まじですか?じゃあ仲間だったんですね。
(2人)そうですね。
そう長年地域の憩いの場として開放されてきた電車は夫婦の出会いの場でもあったんです。
(早紀)今じゃおうち。
(那須)不思議ですねそんなん。
じゃあもう昔から思い出があるんですね二人には。
(木村)そうですね。
(那須)この電車。
へえ〜。
(太陽)
(那須)そらそうやわな。
つくっていこう。
太陽くん「思い出な〜い」って…。
かわいいですね。
でもあまりにも斬新で。
鉄道マニアだったら分かるけど。
ご主人の木村さんからしたら別に憧れでもなんでもなくって育ったおうちの土地にもう電車があったんですず〜っと。
校長先生が…。
(高井)ええ。
おじさんが校長先生だったんですね地元の。
で山陽電車とまあそうやっていろいろ関係もあって格安で譲ってもらったそうなんですね。
そこに奥さんも飲みに来てたんですか?
(高井)うん。
「一緒に飲まへん?」とか言うて。
いいと思います。
「うちの電車来ぉへん?」。
言えませんよ普通。
「うち電車あんねんで」言うて。
「何を言うとんねんプラレールか?」って思われるだけやんなぁ。
ここは中がこんなスペースですから奥さんのお友達にも大人気でママさん会とか飲み会でも…。
こうやってキッズスペースも併設されてる分もうゆっくり…。
あっそうやね。
子どもさんはこっちで遊ばしといてね。
お母さんがもうめいてい状態なってもね閉店時間もないから「このまま泊まって帰る〜」言うて。
ほんと。
お子さんもここ雑魚寝してね。
ほんと楽しそう。
(高井)20畳のスペースですから。
逆に電車マニアの人だったらばやっぱり座席と吊り革残したいとかなるべくそのままとかあったかもしれないんですけど。
記号もね「ムハ」とかなんか書いてあるのね…。
(高井)隅々もそのままでっていう思いは逆にないので電車ファンでないだけに。
でもな〜どっか一部吊り革ぐらいは残しといてほしかったなぁ。
あとね網棚もあった方がいいよ。
網棚あったらねなんか上に物置けるじゃないですか。
友達来たときに荷物上へ置けるでしょ?吊り革はねハンガー掛けといたらええねよ。
おしゃれ!友達来たときにそこにバッと。
3つ4つでいいのでね。
じゃあ新たにまたちょっと新しく付けてもいいかも。
付けさせましょう。
あはははっ。
(那須)電車おもしろいっすね。
でもあの…気になってたんが中庭あるんですね。
(木村)光を取り込みたかったんで。
(那須)これだから明るいんですね部屋ん中。
(木村)そうですね。
中庭の向こう側にあるのは…。
(那須)じゃあ失礼しますね。
あっうわっこんな感じ…。
お風呂明るいですね。
白を基調とした清潔感あふれる水回りスペース。
洗面台も個性的です。
(木村)これはステンレスが好きやったんで特注で作ってもらったんです大工さんに。
これも
(那須)出たまた「かぶらへんから」。
ここもガラス張りなんすねご主人。
(木村)そうですね全面ガラス張りで開放的なんです。
(那須)ねえ。
これまた浴槽もかわいいじゃないですか。
(木村)これはどうしてもこの置くタイプがよかったんで。
置くタイプ。
はい。
据え置きタイプが。
(那須)これなんでよかったんですか?
(木村)見た目ですね。
(那須)なるほど。
性能とかそんなんよりも先に見た目?性能を見た目でカバーできるかと。
あはははっ。
ご主人お気に入りの浴室は中庭とひとつながりなので実際より広く感じるだけでなくリビングから様子が分かるので子どもたちだけで入っても安心なんです。
(早紀)ただ玄関からず〜っと見えるらしくて…。
(那須)外から?はい。
それ気付かずにずっと入ってて。
(那須)えっめっちゃ恥ずいじゃないっすか。
(那須)ははははっ。
玄関は一部ガラス張りなのでいや〜んばっちり見える〜!
(那須)なんとかしないとね。
(早紀)もうねできてるんです。
実は…。
(那須)なるほど。
ブラインド。
(早紀)そうです。
(那須)それ下までストンとしたらもう完璧じゃないっすか。
(那須)アカンやんそれ。
アカンがな忘れたら。
寝室で眠るご主人。
しかし扉の向こうにある問題が。
鉄道ファンでもないのに電車で暮らす木村さん家族。
水回りスペースには小さな扉が。
(那須)失礼します。
あっ何これ?ここ和室ですか?
(木村)和室ですね。
(那須)ええ〜!向こう側はアメリカンなものが多いけどここは一気に和になるんですね。
(木村)和ですね。
畳が敷かれた4畳半の空間は家族4人の寝室。
(那須)なんでここを寝室にされたんですか?
(木村)ボクが夜勤の仕事もしてるんで遅いときに起こさないようにっていうのもありまして。
リビングから離れた場所に作ったので夜勤明けでもぐっすり眠れる…かと思いきや…。
(木村)ぐっすり寝たいんですけどね洗濯機の音がうるさくて目が覚めるんです。
(那須)結局。
(木村)はい。
(那須)絶対年取ったら疲れてくるわそんなん。
(木村)それで寝れんかってもね気持ちの問題です。
(那須)はははっ!そうか。
洗濯機のもでも心地いい感じ…。
子守歌に聞こえてくると思うよそのうち。
でもいいね。
なんかああやってね縦に効率よく寝て。
ねえ。
でも玄関から丸見えだったの…。
丸見えやったねうん。
まあでも人が見る確率はもう極端に少ないでしょ。
「あっあそこ風呂入った。
さあ見に行こか」っていう…そういう人が近所におらんかぎり大丈夫ですよ。
そうですね。
(高井)不法侵入になりますしねここまで来てのぞこうと思ったら。
「昔は憩いの場だったんじゃ」言うて入ってくる人おるんちゃいますか?「地域のもんじゃ」言うて?違う違う。
見せてあげればいいじゃないですか。
ははははっ。
減るもんやないしね。
(高井)いやいやいや。
さあそれでは木村さんのお宅一体いくらかかったでしょうか?はい。
このようになりました。
実は建築価格というのが…これがプラットホーム…母屋の部分ですね1500万円。
そしてリフォーム代というのが電車の部分300万円だったんです。
これは結構お買い得じゃないですか?20畳の素敵な電車リビングが300万円でね。
ほんとに。
それでこんな個性的なおうちが出来ちゃうなんて。
この電車ごともらいたいね。
(高井)ふふっまるまるですか?あげない。
そうですか。
羨ましい。
さあでは木村さんのお宅からの問題です。
このおうちに住みはじめてからご主人は通りすがりの人に思いがけず怒られたことがあるんですね。
怒られちゃったの?
(高井)なぜ怒られたんでしょうか?こんな色にしやがってってこと?あっ色替えちゃったから?「山陽電車が好きなのになんだこの緑とオレンジは!」って。
(高井)そっかそっか。
色は替えちゃいましたもんね確かに。
「普通の人は入れないの?」って。
(高井)あっそっかそっか。
「近所の子どもたちも入りたいわよ」みたいな。
「昔はみんなが使えたのになんであんたたちだけでこれ…閉じちゃってんだ。
ふざけるなよ。
あんたとこの電車があるからうちはこっちに引っ越してきたんだぞ」。
「楽園だったじゃないのよ!」。
「うちの引っ越し代払え!」。
(那須)ご主人何を怒られたんですか?
(那須)鉄道ファンの人に?何を怒られたんすか?
(木村)色が山陽電車の色じゃないんですよ。
山陽電車はこの色じゃないんですけどボクらが好きな色を塗ってしまったがために鉄道ファンからしたらお前らこれ
(那須)ファンの方が来て「何しとんねん」と。
これJRの色…JRの電車でこの色があるみたいなんですね。
だからははははっ!言われたんです。
電車に興味がなかったご主人。
好みの色に塗り替えたことで鉄道ファンにこっぴどく怒られてしまったんです。
(那須)鉄道ファンからも注目を集めるおうちになってるわけですね。
(那須)ははははっ!日も暮れ夕食の準備。
使い勝手のいいキッチンで作るのはみんなの好物向日葵ちゃんもお手伝いです。
(那須)あっなんかぞろぞろといつの間にかむちゃくちゃお子さんも…。
今日は近くに住むご主人の両親と兄弟も集合。
にぎやかに家族パーティーです。
早く!
(那須)あっどうもありがとう。
ありがとうありがとう。
(木村)それでは…。
(一同)いただきま〜す。
(那須)いただきます!これよくあるんですか?こういう風景は。
(木村)そうですね何かイベントとかあるときに集まります。
うちのおやじです。
母親です。
(那須)よろしくお願いしますお父さんお母さん。
太陽くん誕生日ってことでは…。
(木村)ではないですね。
(那須)へえ〜そうですか。
お好み焼きですか。
(早紀)お義母さんが作ったんですけどお義母さんのお好み焼きはめっちゃおいしいんですよ。
(那須)まじですか?そんなん言うてねハードル上がってほんとに…。
めちゃめちゃおいしいですね。
(木村)ははははっ。
(那須)いや〜いいですね。
お父さんお母さんもよく来られるんですか?このおうち。
そうですね。
(那須)へえ〜。
ああいうふうに自然と分かれるんすね子どもと大人に。
(早紀)子どもは退屈しないですよね遊ぶから。
(那須)どうですか?この電車のおうち。
(美保)おもしろいと思います。
(那須)ねえ。
実際自分が住むとしたらどうですか?
(美保)う〜ん…。
(一同)ははははっ!
(那須)お兄ちゃんどうですか?住むんはどうかと思いました。
(那須)ははははっちょっとみんな否定的ですよ。
昔からあったこの電車をこうやって残してくれることってやっぱりどうですか?
(千里)ありがたいことかなって思うようになりましたね。
(那須)お父さんもうれしいです?
(勝美)そうやね。
それでね山陽電車の方がたまに来たりして「いつまでもきれいにしていただいて」いうてお礼を言われたこともあるんです。
(那須)ああ〜そうですか。
「色はJRになったけど」いうて。
(千里)そうそうそうそう。
(那須)当時からあったわけじゃないっすか電車。
それをやっぱ残しときたいなみたいな思いって…。
(木村)思いっていうのはまあその…。
(那須)いつまでもいれますもんね飲んだりね食べたりして。
役目を終えたあと30年間地域のシンボルとして親しまれてきた電車。
今は家族4人を乗せて再出発です。
また正解してしまいましたね。
もう〜。
「山陽電鉄ちゃうやないか!」って口調まで一緒じゃないですか。
ほんとそのまんまでしたね。
(高井)そうなんです。
やっぱりね鉄道ファンの人には勝手に色を替えるなと。
また違う電車でこれがあるっていうねあの色合いがね。
JRで。
JRのイメージなんですね。
(高井)でも木村さんはそんなこと全然かまわないので。
鉄道オタクじゃないからね。
形は残ってねいいですよねこうやって活用されるのは。
いやこれはほんとに素敵なおうちでしたね。
夢があるしね。
鉄道ファンでもなんでもないっていうところがまたね…。
次回の「住人十色」は男女13人が暮らす新築シェアハウス。
開放的な共用スペースは1人でも大勢でも居心地抜群!仕事も年齢も違う若い男女がストレスなく暮らすためさまざまな工夫が施されているんです。
更にイケメン男子の入居に女子たちはそわそわ。
一つ屋根の下で暮らす男女13人の恋の行方は!?ってそんな番組ありましたよね?ガタンゴト〜ン。
番組では素敵なおうちの情報を募集中!自薦他薦問いませ〜ん!待ってますよ〜。
はぁ…間に合うた!あっ来た来た。
ここやここ。
あっ手が…手が…。
えっこれ大和路快速?はははっ。
そうそうそう。
あっそう。
よかった。
2014/05/03(土) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
住人十色[字]【まるでプラットホーム!鉄道ファンも驚く電車の家】

「まるでプラットホーム! 鉄道ファンも驚く電車の家」

詳細情報
お知らせ
☆番組HP
http://www.mbs.jp/toiro/
番組内容
兵庫県高砂市にある電車とくっついた家を紹介。熱烈な鉄道ファンの家かと思いきやそうではなく、住人(アルジ)が実家から譲り受けた土地に電車がついてきた。家の中は木がふんだんに使われていて、電車の車両は家に合わせて塗装しなおし、リビングから直接出入りできる。車両1両を丸ごとフローリングにリフォームし、半分は子どもスペース、もう半分は大人の飲み会スペースに。アルジも大満足な個性的「電車の家」での生活に迫る
出演者
【MC】
松尾貴史
三船美佳
【訪問者(リポーター)】
那須晃行(なすなかにし)
【ナビゲーター】
高井美紀(MBSアナウンサー)

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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