憲法記念日に関連して、若手経営者と香川大生が憲法を身近なものとして語るイベントを企画している。「難しい、自分には関係ない、と思っている人も多いのでは」という疑問が出発点。動画を作り、4コマ漫画を公募するなど憲法をわかりやすく伝える試みだ。

 日本青年会議所(JC)香川ブロック協議会が主催する11日の「憲法タウンミーティング」。担当になったJCメンバーらが「自分自身も憲法に距離感がある」と問題提起したのがきっかけだった。

 注目したのが、日本国憲法施行の1947年、国が中学生向けに発行した小冊子「あたらしい憲法のはなし」だ。国のあり方が大きく変わる意味が易しい言葉でつづられている。この冊子のように「世間話のように憲法を語るきっかけになれば」と狙いを定めた。