2014年05月03日

再会

/北海道らーめん壱源二代目秦野店にて札幌味噌らーめん/

 ゆっくりと起き、今日もオヤジのお見舞い。
 お見舞いの前に気になる噂が聞こえてきたラーメン屋へバイクを走らせます。
 ガキ大将が長く営業していましたが、2012年12月に閉店してすぐ秦野家がオープン、その秦野家が2014年1月に閉店して北海道らーめん壱源二代目秦野店としてオープンしました。
 店先には姉妹店として(壱源発祥の)壱源家下大井店、壱源家平塚店、壱源西大友店が紹介されていますが、壱源家平塚店は「壱源二代目平塚店」にリニューアルされています。

 お店に入ろうとすると営業時間の変更が目に入ります、お世話になっている食べログの情報が古いようなので、後で直しておかないと。
 ※後で店長さんに聞いたら「お客さんの入りを見て変更した」とおっしゃっていました。
 窓に張り出されたメニューを見ると「札幌味噌」「函館塩」「旭川醤油」とあるので、神奈川湘南地区に店舗展開されている小林屋の関連店かな、と店内に入ると。
 カウンター台の奥の厨房でこちらを見て会釈されているのはフ、フクオカさんじゃないですか。
 足が止まる、視線が外れない、5年ぶり、いや、3年ぶりですか。

 秦野のラーメン好きなら忘れることが出来ない、閉店した「めんくら」の店主さん、その後、渋沢に移転し、その店も閉店してジャスコ(現イオン)のフードコーナーで見かけ。
 2009年の暮れに一時的に(元は自分の店だった)道楽の夜営業として復活し、その後、色々と噂を聞いていましたが。
 彼は私がラーメン食べ歩きの駆け出しの頃(2002年12月)、ラーメン屋でラーメンの話をした初めての人(店主さん)。
 ちょくちょく通って色々な話をし、私がラーメン食べ歩きを続けていられるのは彼のおかげです。

 ホールの女性店員さんに「こちらの券売機で、こちらの券売機で」と何度も進められたような気がして、正気に戻り券売機に向かいました。
 札幌味噌、旭川醤油、函館塩、いずれにも赤辛メニューがラインナップされています。
 黒葫(ニンニク)味噌、黒葫味噌つけ麺、醤油つけ麺、冷しざるらーめん、トッピングやらご飯物やら飲み物やら。
 食券を買ってカウンター席を振り向くと、事情を知らない女性店員さんが「こちらへどうぞ」と席を案内して下さいます。
 店内はカウンター8席に二人掛けテーブルが2卓、小上がりは4人掛けが3卓用意されています。

 用意されたお冷やを飲みながら色々なことを思い返していると札幌味噌らーめん630円、見るからに小林屋の札幌味噌です。
 ※店主さんのご厚意により、標準的な盛り付けと異なる可能性があります。
 トロリとしたとろみの豚骨スープに数種類の味噌をブレンドした味噌ダレを合わせ、見た目と一口目はありふれた味噌スープに感じます。
 しかしして、喉ごし、に続く二口目は「なんでこんなに豚骨の旨さが前面にッ、すっきりした後味ッ、素晴らしいッッ」と驚かされます。
 美味しいですねぇ、スープは各店舗で炊いているので、調理される料理人の腕で味が異なりますよね。

 中細の縮れ麺は(小林製麺ではなく)匠の麺工房カネジン食品製、いやぁ、この地でカネジン食品の麺が食べられるとは夢にも思いませんでした。
 分厚いシャーシュー、半切りの味玉、茹でモヤシ、白髪ネギ、板海苔、焦がしネギ。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 食べ終わった頃にはお客さんが殆ど捌けていたので、「お元気そうでなにより」とお声掛けさせて頂くと「ラーメンを食べ歩いていますか」と昔と同じ言葉が返ってきます。
 「はい、去年、全国47都道府県のラーメン屋に行きました」と答えました、そう、私は彼にラーメンの話をするために、したいから、ラーメンを食べ歩いている。

 その後、15分か30分か、伊勢原のいなばの話とか、本丸亭と厚木本丸亭の話しとか、もちろん小林屋の話しとか。
 いつまでも話しているわけにはいかないので、また、食べに来ます。

 その後、お見舞い。
 今すぐ退院というわけではないけど、顔の血色がかなりいい。
 でも気を抜かない、帰宅するまでが治療だからな。

 その後、平塚の未食店を目指しますが、途中の河原でバイクを停め。
 なにも無理してラーメンを食べ無くったっていいじゃないか、と、勝手に決めつけ、休憩。

 どのくらいか分からないけど休憩してから帰宅。
 夕飯は肉炒めとご飯、ご馳走様でした。

posted by ふらわ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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