ベトナムからチャーター便 福島空港、震災後2度目
ベトナム・ハノイと福島空港を結ぶベトナム航空のチャーター便は一日、同空港に到着し、ベトナムからの観光客約130人が降り立った。ハノイ-福島間のチャーター便の運航は昨年11月以来で、東日本大震災後、2度目。
一行は、キビタンや空港関係者から歓迎を受けた。福島市の四季の里や会津若松市の鶴ケ城などの観光地のほか、東京都や神奈川県方面を巡る。
折り返し便にはゴールデンウイーク(GW)をベトナムで過ごす本県などの観光客約170人が搭乗した。手荷物検査や出国手続きを済ませ、ベトナム観光へと旅立った。郡山市の吉田徳男さん(66)は妻と2人でホーチミンなどを巡る予定で、「福島空港から行けると近くて便利。ベトナムは料理がおいしいと聞いているので楽しみ」と話した。
両国の乗客はそれぞれ現地で観光を楽しんだ後、5日に本県観光客がハノイから福島空港に帰り、折り返しの便でベトナムの観光客が帰国する。
3日には、台湾と福島空港を結ぶチャーター便が運航する。
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