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アップルは2日、「iTunes Match」の提供を日本国内で開始したが、セットアップが終了せず、いまだサービスを利用できないユーザーがいるようだ。TwitterほかAppleサポートコミュニティにも同様の報告が寄せられている。

iTunes Matchは、iTunesライブラリをiCloud上で同期し、iPhoneやPCなど複数のデバイスで音楽ライブラリを共有できる有料サービス。年間3,980円の登録料がかかる。

同サービスの利用を開始するには、3つのステップを踏むことが必要。具体的には、ステップ1でiTunesライブラリに関する情報を集め、Appleのサーバに送信。ステップ2でiTunes Store上で配信中の曲とマッチングする。ここでマッチングした楽曲は元の音源の音質とは関係なく、256Kbps AAC、DRMフリーで再生される。最後にステップ3で、マッチングしなかった残りの曲とアートワークをアップロードし、登録作業は完了となる。

しかし、現在、セットアップが完了せず、利用開始できないユーザーがいる模様だ。原因は不明だが、サービス開始直後のアクセス集中や、アップロードに際してmp3からAAC3への変換に時間がかかっているのではないかといった意見がAppleサポートコミュニティから出ている。

なお、編集部でもセットアップがストップ。ストップしたのは、ステップ1と2の部分。最初はステップ1がすんなりと終わり、ステップ2に移行したものの、1500曲ほどマッチングしたところでストップ。まったく進まなくなった。一旦やり直したところ、今度はステップ1で作業がストップ。2日21時40分現在も止まったままだ。