日比野容子
2014年5月3日16時41分
11日に78年の歴史を閉じるJR江差線(北海道)に、時刻表に載っていない幻の駅がある。鉄道によるまちおこしに取り組むグループらがつくった「天ノ川駅」(上ノ国(かみのくに)町)だ。列車が通過するだけのこの駅を記憶にとどめようと、ファンが次々と訪れている。
「この列車は、天ノ川駅付近で徐行します」
4月中旬、上ノ国町の宮越駅を出た江差発木古内(きこない)行き1両編成の列車はアナウンス通り、「あまのがわ」の駅名板が立つホームをゆっくり通過。車内にいた20人のほとんどがカメラを車窓に向けた。
東京都の会社員山本賢一さん(27)は「全国でここだけの幻の駅。記録にとどめたいと思って来た」。
天ノ川駅は、1995(平成7)年7月7日の「七夕の日」にできた。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!