矢野決めた！　８カ月ぶり豪快決勝ヘッド

　虎の子の１点を矢野が頭でたたき出した。後半３分、小川の右ＣＫを「ボールと自分のタイミングがすごく合った」とゴールの近いサイドで合わせ、これが決勝点。昨年８月のＣ大阪戦以来８カ月ぶりのゴールを、ベンチメンバーのもとに駆け寄り、喜びを分かち合った。

　本来はＦＷだが負傷者が続出している右サイドバックにコンバートされて３試合目。惜しみない上下動に加えて、守備の位置取りも改善しており「自分が入って失点も多くて、とにかく失点しないことを心掛けた。出ている以上はそのポジションの仕事をしないといけない。言い訳はできない」と手応えを口にした。