蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】巨人第79代4番抜てき アンダーソン一発回答2014年4月27日 紙面から
◇巨人11−5広島巨人は先発全員、毎回の18安打で11点。1回は内野ゴロで先制し、2回は大竹の適時二塁打、4回はロペスと村田がソロを放つなど着実に加点。大竹は6回途中4失点で3勝目。広島は九里が7失点と打たれ、連勝が4でストップ。 ◇ 第79代目の重圧は感じなかった。初めて巨人の4番に座ったアンダーソンのバットが広島の勢いを止めた。 先発の九里から1、5回と打点を挙げると、7回無死三塁では横山のスライダーを右翼席へ運ぶ5号2ラン。2安打4打点で、「巨人の4番」にふさわしい活躍をみせた。 「本塁打は入ってくるスライダーにうまく反応できたね」。前夜(25日)の大敗で気持ちが奮い立ったようで、「きょうは勝たなければいけない大事な試合。力をあわせて戦っていければと思っていた」。毎回安打、先発全員安打での大勝に貢献できたことに満足げな表情だ。 原監督が「相当なる決断」と振り返る4番への抜てき。しかし、アンダーソンは平常心だった。根底には松井秀喜さんに授かった不動心の教えがあった。2月12日の特別講話。スランプ脱出法を質問した背番号42に対して、米レイズ傘下3Aダーラムで一緒にプレーしていた松井さんはシンプルな答えを返した。 「できることをすればいい」。この言葉に感銘を受けたアンダーソン。初4番のこの日もベストを尽くし仕事に徹すると決めていた。1回の打点は、打球をたたきつけて三塁走者を確実に本塁へ進めるチーム打撃。そして、7回は3点を返された直後の一発。原監督は硬軟自在の働きに目を細めた。 「彼は力でしっかりと(4番を)もぎとったところです」。27日にどの打順を任せるかについては言葉を濁したが、信頼は変わらない。「状況に応じて仕事をする」と語るアンダーソン。広島での3戦目も平常心を貫いて、広島先発の前田に立ち向かう。 (川越亮太) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|