中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

猛虎 甲子園10連勝0差 2回打者10人で7点 コイ捕えた

2014年5月1日 紙面から

2回阪神2死一、三塁、ゴメスが中越えに3ランを放つ=甲子園

写真

◇阪神8−4広島

 阪神が先発全員の13安打8点で4カード連続勝ち越し。2回に鶴岡の適時打、ゴメスの4号3ランなどで7点。3回は上本の適時打で加点。貯金は今季最多9。藤浪は5イニング4失点で2勝目。広島は野村が乱れ、6カードぶり負け越し。

    ◇

 バタバタしながらも、何とか逃げ切った。阪神は4月最後の試合でも、広島に勝利。星野監督の下、リーグ優勝を飾った2003年以来の球団タイ記録となる甲子園10連勝を果たした。

 序盤から好調な打線が野村を飲み込んだ。2回だった。福留のライトゴロという珍しいプレーはあったものの1死一、三塁で鶴岡が右前にはじき返し先制すると、2死満塁からは大和、鳥谷の連続適時打で追加点を挙げる。ここで前日には開幕からの連続試合出塁が27で止まったゴメスが、再スタートとなる一発を放つ。チェンジアップを完ぺきにとらえ、バックスクリーン左へ4号3ランをたたき込み、この回一挙に7点を挙げた。

 「打てる球がきたら積極的にいこうと思っていたし、いい結果になった。打点を挙げたのはチームに貢献することだから満足している」。33打点でリーグトップに立った主砲の働きで楽勝ムードが漂った直後だ。先発の藤浪が広島打線に押し込まれた。先頭の投手・野村に与えた四球をきっかけに上本の失策もからみ、長短3安打され3点差に迫られた。その後も守備陣が落ち着かず、計3失策したが、5回を限りにマウンドを降りた藤浪の後をつないだリリーフ陣が攻撃をかわし広島に連勝。ゲーム差を0とした。

 月間18勝も同じ03年5月以来。数字から言えば吉兆ともいえる。だが、和田監督は「勝つには勝ったけど、チェックポイント、反省点が多い試合だった。今は貯金もできたしいい流れできているけど、あすから引き締めていきたい。藤浪も何とか5回持ったという感じだった」と、結果よりも試合運びの拙さに目はむいていた。 (中山隆志)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ