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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】アン、阿部、坂本が故障 巨人、不安1勝2014年5月2日 紙面から
◇巨人4−2ヤクルト巨人は2−2と追い付かれた直後の6回に1死二、三塁と攻め、代打の高橋由の2点左前打で勝ち越した。杉内は6イニング2失点で2勝目。7回以降の継投も決まった。ヤクルトは2番手カーペンターが踏ん張れず、2回の拙守も痛かった。 ◇ 今後への不安が残る1勝だ。巨人にとって、この日の白星は真から喜べるものではなかった。坂本がスタメンから外れ、4番・アンダーソンと主将の阿部が途中交代。6回の2点でヤクルトを振り切ったものの、ハイタッチに並ぶナインの顔はどこかぎこちなかった。 「きょうに関しては明日のため、長いペナントレースのため、あえて出場は避けたということですね」。阿部らの交代の意図をこう説明した原監督。3人とも大事を取ったと強調したが会見での顔に笑みはなかった。 暗雲は試合前から漂っていた。坂本が首痛を申告。遊撃のスタメンを井端に譲った。6回に高橋の代走として二盗を決めたものの、守備に就くことはなし。公認野球規則の規定では、連続試合出場はイニングの初めから終わりまで守備に就くか打撃の完了が必要なため、2009年7月28日の中日戦(東京ドーム)から続けた連続試合出場は662でストップした。 「スタメンで出られない状態だったので、しょうがない」と坂本はサバサバと記録ストップを受け止めたが、阿部の場合は深刻だ。7回に西村が投じた逆球を捕ろうとして開幕前から苦しむ首痛が再発してしまったのだ。試合後の阿部は「むち打ちみたいになっている」と現在の状態を説明。症状はだいぶ落ち着いたというが、打撃不振に続く試練に暗い表情だ。 もっとも、2日は試合なし。3人とも出場選手登録を抹消するほどではないため、治療に専念できる。3日の中日戦(ナゴヤドーム)からは9連戦がスタート。「しっかりしたゲームをしたい」と意気込む原監督は、けが人の状態が上向くことを望んでいるに違いない。 (川越亮太) PR情報
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