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【大リーグ】

上原、直球だけで3球三振 右肩の張りも復調「8、9割」

2014年5月1日 紙面から

◇レッドソックス7−4レイズ

 上原浩治投手(39)が3球で締めた。29日、地元のレイズ戦で3点差に迫られた9回2死二塁のピンチで救援。気温5度という寒さで条件は悪かったが、直球だけでゾブリストを3球三振に仕留めた。

 上原の3球以下でのセーブはオリオールズ時代の2010年8月29日に1球で記録して以来で、球団ではパペルボンが09年6月29日のオ軍戦を3球で締めて以来。素早い火消しにも、時事電によると「とりあえず1アウトを取ればいいという状況だったので、すんなり入れた」と冷静に振り返った。

 この日は5点リードで9回を迎え、出番はないかと思われた。だが、2番手のムヒカがつかまり、急きょ回ってきた出番を難なく切り抜けた。17日に右肩の張りから復帰して5試合に登板。守護神は「もうちょっと。8、9割はいい感じできている」と確かな復調を感じ取っていた。

 

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