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【サッカー】

香川 大勝アシスト ギグス暫定監督 初戦4−0

2014年4月28日 紙面から

◇マンチェスター・ユナイテッド4−0ノリッジ

ノリッジ戦で攻め込むマンチェスターUの香川=マンチェスターで(共同)

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 【マンチェスター(英国)原田公樹】イングランド・プレミアリーグは26日、各地で6試合を行い、MF香川真司(25)が所属するマンチェスター・ユナイテッドはホームでノリッジに4−0で大勝した。解任されたモイズ前監督に代わり、チームを指揮するギグス暫定監督の初陣を白星で飾った。香川は左MFとして先発し、後半3分にルーニーの追加点をアシストするなど活躍して同20分までプレーした。

 モイズ前監督の解任劇から4日。香川は「僕たちには責任があります。それをピッチの上で表現しようと必死でした」と振り返った。

 序盤からギグス暫定監督の下、マンUの選手たちは生き生きとプレー。香川も強引にゴール前へ仕掛け、シュートも放った。前半41分に幸運なPKでルーニーが先制し、迎えた後半3分だった。

 香川が中央から左前のルーニーへパス。ゴール前へ侵入し、相手DFを引きつけてスペースを空けた。その隙間にルーニーがシュートを通し、追加点を決めた。

 香川はアシストし、惜しいシュートもあったが結局、今季初ゴールはまたも持ち越し。「どんどんゴール前に入っていくことを意識した。でもあと一歩のところで…。ぼやいても仕方がない。次は決めたい」と気持ちを切り替えた。

 試合はその後、途中出場したマタが2得点。チームは一体感を取り戻し、残留争いをするノリッジに完勝した。ギグス暫定監督は「ファンの歓迎ぶりは今まで感じたことのない感覚だった。4−0なんて夢のよう。本当にうれしい」と喜んだ。

 来季からはオランダ代表のファンハール監督の就任が濃厚。だが残り3戦の出来によっては、逆転でギグス暫定監督が昇格する可能性も出てきた。

 

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