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【スポーツ】

手術の監督に届け 慶大単独首位

2014年4月29日 紙面から

今季2勝目を挙げた慶大・加嶋宏毅投手=神宮で(小原栄二撮影)

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◇東京六大学野球<第3週第3日>

 慶大は5−3で明大を破り、引き分けをはさんで開幕4連勝、勝ち点を2とし首位に立った。加嶋宏毅投手(3年・慶応志木)が7イニング1/3を3失点で今季2勝目。東京都内の病院で療養中の竹内秀夫監督(59)の手術が行われたこの日、長男惇内野手(4年・慶応)が2安打2打点でリーグ首位打者になった。3連覇を目指す明大は勝ち点を落とした。早大は4−3で立大に勝ち勝ち点2。内田聖人投手(3年・早実)が好救援した。

 慶大は、竹内監督が膵臓(すいぞう)の手術を受けている時間に試合をして快勝。加嶋は1回戦で4イニング3失点降板した雪辱を果たした。2安打2打点の竹内惇は、試合後、父である竹内監督が入院する病院に直行。29日は休養日となり、誕生日を迎える江藤助監督も、チームもゆっくり過ごせることになった。竹内監督の手術も夕方までに無事に終了したという。

 「完封を狙っていたので悔しいけど、勝ち点を取れたので良かった」。加嶋はコメントだけでなく、ピッチングも変化球でかわそうとした1回戦とは違って強気。「攻めの意識。ストレートをどんどんインコースにも投げました。去年と違って点を取ってくれるのも大きい」。5点リードの8回、高山に3ランを被弾したが「江藤さんが『1点ぐらいいいよ』と言った直後に打たれた。『言わなきゃ良かった』と後で言われました」と照れ笑いした。 (小原栄二)

 

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