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【スポーツ】

1年の嘉陽が初勝利 亜大が駒大に先勝

2014年4月30日 紙面から

初勝利を挙げた亜大の嘉陽宗一郎投手=神宮球場で(小原栄二撮影)

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◇東都大学野球<第4週第1日> 亜大5−4駒大

 亜大が勝ち点、勝率で並ぶ駒大との首位決戦を先勝した。ドラフト候補のエース山崎康晃投手(4年・帝京)が4失点したものの、粘り強く反撃して9回に逆転。リリーフの嘉陽(かよう)宗一郎投手(1年・松山聖陵)がリーグ戦初勝利を挙げた。開幕から3連続完封だった駒大の今永昇太投手(3年・北筑)は今季初失点を喫した。拓大は、左肘痛から復帰の尾松義生投手(3年・明徳義塾)が今季4度目の先発で最長の6イニング1/3を投げ初勝利を挙げた。

 186センチの亜大のルーキー・嘉陽は、1点ビハインドの8回2死三塁で登板。ドラフト候補の江越を直球で右飛に仕留めると、9回に味方が逆転。最終回も140キロ台連発で三人で締めて初勝利。「ストレートで押しました。抑えるので精いっぱいで、白星の実感はありません」。変化球は2球だけだった。

 エース・山崎が5回に集中打を浴びて逆転されたが、リーグナンバーワンの安定感を誇る左腕・今永に序盤から球数を投げさせた作戦が、終盤になって生きた。148球を投げた今永は、左膝裏あたりの違和感もあって9回途中で交代。2番手の片山から、北村祥が決勝打を放った。

 嘉陽は、松山聖陵時代には、済美・安楽と延長14回を投げ合ったこともある。初登板の中大戦は2失点で負け投手になったが、リリーフ登板3試合目で白星。「これからもっと長いイニングを投げられるようにしたい」。丼11杯の白米を毎日食べて増量中のルーキーは、リーグ6連覇への貴重な戦力だ。 (小原栄二)

 

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