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【スポーツ】

男子も1位通過

2014年5月2日 紙面から

ポイントを決めて雄たけびを上げる塩野真人=東京・代々木第一体育館(撮影・岩崎拓郎) 

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◇卓球世界団体戦

 卓球のJA全農世界選手権団体戦第4日は1日、東京・国立代々木競技場ほかで男女1次リーグの最終戦を行った。男子C組の日本はハンガリーを3−2で下し、通算4勝1敗で既に進出を決めていた決勝トーナメントに同組1位で進むことになった。2日の準々決勝でポーランド−ポルトガルの勝者と対戦する。既に決勝トーナメントへB組1位通過を決めている日本女子はオーストラリアを3−0で下し、1次リーグ5戦全勝。3日の準々決勝で台湾−オランダの勝者と対戦する。

 日本は接戦をしのいで1位通過した。倉嶋洋介監督は「まずは第一関門突破」と胸をなで下ろした。既に決勝トーナメント切符を得ていた日本は、黒星発進したギリシャ戦で2敗した岸川聖也を2、4番手、未出場のカットマン塩野真人を3番手に起用するオーダーを組んだ。だが、両者の出来が違い過ぎた。

 世界22位の岸川は同140位のコシバにまさかの0−3負け。塩野(同26位)が剛柔自在の攻めで同206位のラカトスを3−0で一蹴して立て直したかに見えたが、再登場した岸川が相手カットマンの術中にはまり、1−3で2敗目。臀部(でんぶ)の痛みを抱えるため、少しでも温存したかった水谷を最終試合でも使うはめになった。

 「勝ってやっと代表の一員に認められたかな」と笑みがこぼれた塩野。対照的に岸川は「もう出番はないでしょう」と落ち込んだ。メンバー5人のうち各試合3人しか出られない団体戦。前夜アイシングとはり治療を受けて2勝を挙げた水谷隼は「僕の中では準々決勝からが本番」とエースの自覚を強めた。 (武藤康弘)

 

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