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【スポーツ】<首都スポ>白鴎大女子バスケ部 狙うは3冠2014年5月2日 紙面から
バスケットボール新シーズンの幕開けを告げる第48回関東大学女子選手権(東京中日スポーツ、東京新聞後援)が3日に開幕する。昨シーズン、選手権と秋の関東女子リーグ戦を制し、初の2冠を達成した白鴎大は、今シーズンも頂点に立ち黄金時代を開始するのか。他大学が待ったをかけるのか、首都圏の女王をかけた戦いがスタートする。 (藤本敏和) 栃木県小山市の、3学部しかない小規模な大学が、関東女子バスケットボールの新女王になっている。昨年、選手権を初制覇し、リーグとの2冠を達成した白鴎大だ。 「監督就任17年目の一昨年のリーグが、初めての優勝。やっと優勝という結果を出せました」。佐藤智信監督はホッとしたような笑みを見せた。東京都内の有名校に比べればブランド力に劣り、高校生のリクルートでは何度も苦い思いを味わってきた。条件面で他大学より優位なわけでもなく、推薦入学枠は年間に4人。満たせない年も少なくなく、今年の新入生は2人だけだ。 ただ、小規模で郊外という環境だからこそ、大学生活をバスケットに打ち込みたいという熱意を持った選手が集まっている。埼玉県出身の主将、鶴見彩(4年)も「白鴎大を選んだのは、バスケをするには一番いい環境だと思ったからです」と断言する。人数は少ないが情熱は誰にも負けない、白鴎大はそんな集団だ。 現在は3年生に180センチの馬伊娜、177センチの板谷日香里、182センチの金本奈々と、サイズのある選手がそろう。彼女たちが、チームがもともと展開してきた速いバスケットに適応したことで2012年、部にとって初のタイトルとなるリーグ戦優勝、そして昨年の選手権、リーグ戦の2冠へとつながった。 大型トリオはまだ3年生。コート内はもちろん外でも目配りを欠かさない鶴見のキャプテンシーも抜群で、今シーズンの伸びしろは十分にある。「今年のチームを(去年より)いいチームにできる自信はあります」と鶴見。まず目標は3日スタートの選手権。そして、8月末からの関東リーグ戦、さらには11月に昨年唯一逃したタイトル、全日本大学選手権(インカレ)。3冠が実現すれば、首都圏に白鴎大時代が到来する。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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