2014年05月02日(金)
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「集団的自衛権許すな」 山梨県労 メーデーで訴え
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デモ行進をする参加者=甲府市緑が丘2丁目 |
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山梨県労(清水豊議長)などはメーデーの1日、甲府・緑が丘スポーツ公園で式典を行った。安倍政権の集団的自衛権行使を容認する動きを踏まえ、「安倍内閣の暴走を許さない運動を大きく進めよう」と呼び掛けた。
労組など70団体約1200人(主催者発表)が参加。清水議長は安倍政権について「憲法の基本的原則を根底から覆そうとしている」と主張。経済政策についても「ベアは大企業の一部にとどまり、円安と消費税増税で暮らしの悪化を加速させている。一部の富裕層や大企業が富み、国民の暮らしは立ち行かない」と訴えた。
「憲法を生かし、平和で安全安心な社会を実現するために全力を挙げる」「雇用や地域経済は深刻な状況。市町村に雇用対策を専門とする部局の設置を求める」などとするメーデー宣言を採択。また、「平和憲法を世界中に広げ、紛争は話し合いで解決するよう発信しよう」とする特別決議、「平和と民主主義、中立の日本を目指そう」というスローガンもそれぞれ採択した。
この日は式典に先立ち、JR甲府駅北口から同公園までの約3キロをデモ行進した。
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