東京電力福島第一原発で4月、高濃度汚染水の誤移送が発覚した問題で、東電は2日、社員がスイッチを押し間違えたために汚染水を送るポンプが動いた可能性が高い、と発表した。3月からポンプが動いていたが1カ月近く気付かなかった。東電は今後、当面使わない設備の電源を切り離すほか、スイッチが入っている分電盤を施錠する。