トップページ国際ニュース一覧ソウル 地下鉄で追突事故238人けが
ニュース詳細

ソウル 地下鉄で追突事故238人けが
5月2日 22時16分

ソウル 地下鉄で追突事故238人けが
K10041926011_1405022127_1405022128.mp4

韓国の首都ソウルの地下鉄で2日午後、電車どうしの追突事故が起き、消防によりますと、238人がけがをしているということです。

2日午後3時半ごろ、韓国の首都ソウルの中心部に近い地下鉄2号線のサンワンシムニ駅で、ホームに停車していた電車に後続の電車が追突しました。
ソウルの消防によりますと、この事故で2人が骨折するなど、これまでに238人がけがをして、病院で手当てを受けるなどしているということです。
ソウルの日本大使館によりますと、これまでのところ、けが人に日本人が含まれているという情報はないということです。
この路線を運行しているソウルメトロによりますと、後続の電車の運転士は非常ブレーキをかけたものの、止まれずに追突したと話しているということです。
ソウルメトロは、駅の手前はカーブしているため、この運転士は直前まで前の電車が見えなかったのではないかと話しています。
また、電車には前の電車との距離を維持するための装置がついているということで、警察は後続の電車がなぜ追突したのかなど事故の原因を調べています。
韓国では、先月16日に起きた旅客船沈没事故で、乗客の避難誘導を適切に行わなかった船長や大幅な過積載をしていた船会社など、多くの関係者の安全に対する意識の低さが指摘されています。
そうしたさなかに今回の事故が起きたことで、交通機関の安全性に対する懸念がさらに高まるものとみられます。

[関連ニュース]
k10014192601000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ