映像専用エンジンのSpursEngine™(スパーズエンジン)は、ブルーレイディスク書き込み時に必要なエンコードに要する時間を大幅に短縮。簡単に編集した1時間ほどのビデオなら、1時間以下でダビングできます。思い出のホームビデオ映像も、ブルーレイにストレスなく保存できます。
HDビデオカメラから取り込んだ映像を編集してブルーレイに書き込む場合、
一般的なPCだと、どれくらいの時間がかかるかご存知でしょうか?
たとえば約1時間の映像であれば、記録時間の4〜5倍以上の時間がかかります。これが、「SpursEngine™」搭載のdynabook Qosmio DX、V65なら、世界最速のブルーレイダビング*2を実現。つまり、ブルーレイへの書き込みを1時間以下で行います。この違いは非常に大きいと思います。HDビデオカメラで撮りためた映像をメディアに書き込もうとしてストレスを感じた方は多いのではないでしょうか?HD映像を快適に処理するために生まれた映像専用エンジンである「SpursEngine™」と、ブルーレイが融合することで、従来以上に「SpursEngine™」の圧倒的な映像処理能力を実感していただけるはずです。
もちろん、ブルーレイへの書き込み時だけではなくビデオ編集時にも、「SpursEngine™」が力を発揮します。HD映像を編集・保存する場合、HD映像そのものに編集処理を行うと、データ量が多いためPCに大きなストレスがかかります。このためビデオ編集のプロセスにおいて、オリジナルのHD映像をもとに編集用のSD映像を内部的に作成し、編集中の処理や映像確認などはSD映像で行うことで、編集作業が快適に行えます。もちろん、最終的な出力の段階では、SD映像に加えた編集結果を、オリジナルのHD映像データに適用しますので、映像はHD映像画質で出力することができます。「SpursEngine™」がない場合、この一連の処理はCPUで処理するため、非常に長い時間を要するのですが、「SpursEngine™」なら、オリジナルのHD映像から編集用SD映像の作成、編集結果のオリジナルHD映像データへの適用も、CPUに負荷をかけずに快適な処理がおこなえます。HDのように美しく情報量の多い映像になればなるほど、「SpursEngine™」が生きるのです。
また、「SpursEngine™」の高速処理は、地デジをブルーレイにダビングする際にも役立ちます。たとえば、データ量の多い地デジ放送を、映像形式やビットレートを変換してリアルタイムに録画することで、1枚のブルーレイに最大約48時間*3もの地デジ番組を記録することが可能となります。また、録画した地デジ番組をブルーレイにダビングする際にも、同様に映像形式やビットレートの変換が高速にできるので、ブルーレイをもっと活用することができると思います。
*1 一般に市販されているコンシューマー向けPCとして。オーサリングシステム用PCなど、専用・業務用PCは除く。
ブルーレイディスクへの書き込み時に、簡易編集を行い、映像コーデックやビットレートの変換を行って書き込む場合での比較。
2010年6月現在、当社調べ。
*2 当社従来機(SpursEngine™非搭載モデルTV/68KBL)と比べて。HDVの映像(1,440×1,080ドット/25Mbps)をH.264形式
(1,440×1,080ドット/10Mbps)に変換してBD-R/REに書き込む場合。書き込み速度は、ご利用の環境により異なります。
*3 2層書き込み対応のブルーレイディスクに記録した場合。
デジタルビデオカメラで撮影したSD画質の映像をアップコンバートし、HD解像度でブルーレイに保存。大切な映像を美しい映像で楽しむことができます。
東芝独自の超解像技術を使って、DVDなどのSD画質をHD解像度に変換して再生できます。さらに、YouTubeなどのネット動画*4もフル画面にしてキレイな映像で楽しめます。
*4 ネット動画を視聴する際は、「 Internet Explorer® 8」が必要です。
また、「Adobe® Flash® Player 9」または、「Adobe® Flash® Player 10」がインストールされている必要があります。
視聴する動画によっては効果があらわれない場合があります。
画面サイズが240×100ピクセル以上、640×392ピクセル以下のものに対応しています。
SpursEngine?なら、PCに保存されているお気に入りの動画もiPod用のMP4形式ファイルに高速変換。しかもiTunes*6なら、変換した映像がビデオリストに自動的に登録されるから、カンタンに使いこなせます。
*5 地デジ番組など著作権保護処理された映像は変換できません。
*6 iTunesをダウンロードする必要があります。
地デジのハイビジョン放送を圧縮せずそのまま録画するTSモード(約17Mbps)からEPモード(約2.0Mbps)まで、5段階から録画モードが選べます。
*7 地上デジタルハイビジョンTV放送(約17Mbps)を、TSモード(約17Mbps)で録画した場合とEPモード(約2.0Mbps)で
録画した場合を比較したおよその値。画質は元の映像に対して劣化します。
*8 32ビット版OSでの値。EPモード(約2.0Mbps)でCドライブ(空き容量:約398GB)とDドライブ(空き容量:約53GB)に録画した場合の録画目安時間です。
地デジW録R機能などで地デジをどんどん録画。BD-R/RE DLなら、約48時間(EPモード〈SD画質〉約2.0Mbps)の長時間録画が可能。HD画質(LPモード約5.5Mbps)でも約18時間録画でき、お気に入りの番組を高画質で残せます*9。
*9 録画する番組によっては、録画時間が異なる場合があります。